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日通NECロジスティクス フィリピンで現法 2拠点に

日通NECロジスティクス フィリピンで現法 2拠点に

日通NECロジスティクス(本社:川崎市中原区)はこのほど、フィリピンの国内一般企業向けトータル物流ソリューションの提供を目的に、フィリピンラグナ州ビニャ市にNippon Express NEC Logistics Philippines,Inc.を設立し、2月から営業開始する。
これにより、同国では経済特区(PEZA)向け企業を対象としたNippon Express NEC Logistics Singapore Pte.Ltd. Philippines Branchとの2拠点体制となる。
今回設立した新会社の設立時期は2016年12月で、資本金は990万ペソ。

大阪製鐵 バンテン州クラカタウとの合弁が生産開始

大阪製鐵 バンテン州クラカタウとの合弁が生産開始

大阪製鐵(本社:大阪市中央区)とインドネシア国営製鉄会社クラカタウ社との合弁会社PT.KRAKATAU OSAKA STEEL(略称KOS社)は、インドネシアバンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内で1月25日、営業生産を開始した。
KOS社は中小形形鋼、鉄筋棒鋼および平鋼の製造・販売を手掛けるが、今後、生産品種の拡大を進め、インドネシア市場で付加価値の高い商品の供給に努めていく。
KOS社の資本金は7000万米㌦で、出資比率は大阪製鐵80%、クラカタウ社20%。販売数量はフルアップ時で年間約50万㌧。総投資額は約2億米㌦。

テラドローン 海外進出第一弾 豪クイーンズランド州

テラドローン 海外進出第一弾 豪クイーンズランド州

テラドローン(東京都渋谷区)は1月25日、海外進出第一弾としてオーストラリアクイーンズランド州政府の支援を得て、拠点となる子会社を設立した。
今後、オーストラリアでは親会社のテスラモーターズで蓄積してきた海外展開のノウハウを活用つつ、日本で実績のある土木測量事業だけでなく、オイルガス、マイニング、鉄道の点検事業などドローンを用いた各事業を行っていく。

古都・奈良の夜空焦がす 若草山で冬の風物詩・山焼き

古都・奈良の夜空焦がす 若草山で冬の風物詩・山焼き

古都・奈良で1月28日、冬の風物詩、若草山(342㍍)の山焼きがあり、寒中の夜空にオレンジ色の炎が浮かび上がった。
スタートは約600発もの盛大な花火だった。これを合図に、消防団員らが33㌶の山肌の草地に火をつけるとみるみる広がり、さながら炎の海となっていく。
ふもとで見守る大勢の観光客らは、目の前で繰り広げられるその炎の迫力に息をのみ、見入っていた。

プロポライフ ソナトラGとカンボジアで現法設立

プロポライフ ソナトラGとカンボジアで現法設立

プロポライフ(本社:東京都千代田区)はカンボジアで不動産事業を手掛けるソナトラグループ(本社:プノンペン)と今後、同国でタウンディベロップメント、都市開発事業を手掛けていくことを目的に連結子会社となる現地法人、プロポライフ ソナトラ カンボジア(資本金500万米㌦)を設立する。
第一弾としてプノンペンの中心地から車で15分の好立地に、中間上級所得層向けの数百戸のタウンディベロップメント「プロポライフ ソナトラタウン」プロジェクトを開発する。
同プロジェクトは、プロポライフのアジア拠点、プロポライフ ベトナム(本社:ホーチミン市)が管理・運営する。

弥生時代中期の土偶出土 目鼻、耳の穴も原形とどめる

弥生時代中期の土偶出土 目鼻、耳の穴も原形とどめる

大阪府文化財センターによると、大阪府茨木市の郡(こおり)・倍賀(へか)遺跡で弥生時代中期とみられる人形土製品(ひとがたどせいひん)1点が見つかった。人をかたどった土偶の人形土製品は、弥生中期のものとしては府内では初めてで、ほぼ原形をとどめて出土したのも珍しいという。
今回の発掘調査で、140基を超す墓跡「方形周溝墓」とともに見つかったもので、高さ5.9㌢、胴幅3㌢で、球形の頭部と底が平らな円筒形の胴体部でできている。目鼻だけでなく、耳の穴まである精巧なものという。このほか、碧玉(へきぎょく)製とみられる装身具の管玉(くだだま)3点も見つかっている。

日本で働く外国人労働者、初の100万人超え 留学生ら

日本で働く外国人労働者、初の100万人超え 留学生ら

厚生労働省のまとめによると、2016年10月末時点で日本で働く外国人労働者は前年比19.4%増の108万3769人となり、100万人を超えたことが分かった。公表を始めた2008年以降初めて100万人を超え、国内雇用者の2%弱を占めた。製造業で働く留学生の増加が目立ち、国内の人手不足を補う人材として存在感が高まっている。
在留資格別にみると、最多は日本人と結婚したり永住権を持つ「身分に基づく在留資格」で約41万3000人、次いで留学生など「資格外活動」が約24万人、「外国人技能実習生」が約21万1000人、研究者や会計の専門家など「専門的・技術的分野の在留資格」が約20万1000人だった。

京都信金 インドステイト銀行と業務提携 進出支援

京都信金 インドステイト銀行と業務提携  進出支援

京都信用金庫(京都市下京区)は、インドステイト銀行(本店:インド・ムンバイ市)と業務提携したと発表した。すでにインドへ進出している顧客企業や、これから進出を検討している企業を支援する。
外国為替業務などの金融サービスの提供、京都信金のスタンドバイL/C発行による現地での資金調達支援、インドの経済・投資環境等に関する最新情報の迅速な提供などを目指す。

NEXCO西日本 インドネシアMUNと管理システム開発

NEXCO西日本 インドネシアMUNと管理システム開発

西日本高速道路(NEXCO西日本、大阪市北区)はこのほど、インドネシアの高速道路運営会社、マルガウタマ ヌサンタラ社(MUN社)と高速道路の点検データの履歴管理を行うマネジメントシステムを、同国の高速道路の環境や基準に合わせて共同開発した。
さらにこのシステムを、MUN社が運営するビンタロスルポンダマイ道路(BSD)、ボソワマルガヌサンタラ道路(BMN)の2路線へ販売することを決めた。
NEXCO西日本は、日本の高速道路技術に高い関心を示しているインフラ事業者、ヌサンタラ インフラストラクチャー社(NI社)が出資するMUN社と2015年8月に「包括的な技術提携の覚書」を締結。この覚書のもとに、日本の高速道路技術の導入および外販ビジネスの基盤を構築するため、複数の個別技術、スマートインスペクション(SI)、非破壊検査(橋梁・舗装)・新型軸重計などの導入検討を進めてきた。

大阪・茨木市で弥生時代の大規模墓跡140基発見

大阪・茨木市で弥生時代の大規模墓跡140基発見

大阪府文化財センターは1月26日、大阪府茨木市の郡(こおり)遺跡・倍賀(へか)遺跡で発掘調査の結果、集落の部分とは別の部分に大小140もの墓の跡が集まっているのが見つかったと発表した。
弥生時代中期のものとみられ、大きなものは縦12㍍、横18㍍、小さなものは約3㍍四方で、様々な大きさの墓跡が混在していた。これらは「方形周溝墓」という形で、周囲が溝で囲まれた墓。弥生時代の状態の良い墓の跡がこれほど多く見つかるのは珍しい。
同センターは「大阪北部の拠点だったとみられる大規模な村」と推定。大阪大学の福永伸哉教授は「墓数が多く、国内有数の規模だ。墓の規模にばらつきがあり、少し階層的な関係が芽生え始めていたことが分かり、集団の内部構造を知る重要な手掛かりになる」と話している。
今回2016年6月以降、約1万6500平方㍍を発掘調査したところ、ほぼ全域で140基以上の墓跡が確認された。
また、これらの墓跡群のすぐ東で22棟分の竪穴建物跡や装身具の管玉、人の歯、人の顔を表現した約6㌢の人形土製品なども見つかった。