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インドネシアでCO2削減 環境省が2国間クレジット

インドネシアでCO2削減   環境省が2国間クレジット

日本の環境省は11月4日、インドネシアとの間で2国間のCO2排出量取引制度「2国間クレジット制度(JCM)」で制度開始以降、初の温室効果ガスの対象となるプロジェクトを登録したと発表した。日本とインドネシアの両政府で構成する合同委員会が、インドネシア・バタン市で行う工場空調およびプロセス冷却用のエネルギー削減プロジェクトを承認した。2015年度中のクレジット(排出枠)発行を目指す。

やまぐち産業振興財団とカディンが環境ビジネスで覚書

やまぐち産業振興財団とカディンが環境ビジネスで覚書

公益財団法人やまぐち産業振興財団とインドネシア商工会議所(カディン)ジャカルタ支部は11月4日、インドネシアのジャカルタで、環境分野におけるビジネス交流の促進に関する覚書を交わした。日本貿易振興機構(ジェトロ)が推し進める地域間交流支援(RIT)事業の一環。山口県内の中小企業との商談会、意見交換などを活発にすることで経済交流を後押しする。12月5日には山口県内でインドネシアでの投資に関するセミナーを開催する。2015年にはジェトロがRIT事業を採択し、秋口をめどにインドネシア企業を山口県の企業視察に招待するとともに、商談会などを実施する計画だ。NNAが報じた。

ミャンマーの記念銀貨受注 外交関係樹立60周年

ミャンマーの記念銀貨受注  外交関係樹立60周年

日本の財務省と造幣局は11月4日、日本とミャンマーの外交関係樹立60周年を記念した銀貨の製造をミャンマー中央銀行から受注したと発表した。日本国内でも販売する。外国貨幣の製造は戦後7件目。記念銀貨の額面は5000チャット(約550円)で、銅も一部混じっている。表面に世界3大仏教遺跡の一つとされるバガン遺跡をあしらった。日本国内向けには最大1万枚の製造を予定、1枚6171円円で販売。ミャンマー向けの製造枚数は未定という。

11/1・2 北ジャカルタで「ジャパン・フェスティバル」

11/1・2  北ジャカルタで「ジャパン・フェスティバル」

日本・インドネシ交流イベント「ジャパン・フェスティバル・イン・インドネシアが11月1、2両日、北ジャカルタ・クラパガディンにある「ラ・ピアッザ」で開かれた。青柳陽一郎衆議院議員が実行委員長を務めた官民一体イベントで、屋内の出店ブースト屋外にある飲食ブース、メーンステージでのパフォーマンスがあり、インドネシア人から駐在する日本人まで日本の文化を楽しめるものを揃えた。

屋内ではJTBや日本政府観光局(JNTO)、地方自治体とともに箱根や日光、北海道、大阪などが観光促進のブースを出展。熊本県からはアームレスリング団体「筋肉愚連隊」などが出展。サッカー関連の「横浜フットボール映画祭・イン・ジャカルタ」も同時開催された。

メーンステージではコスプレ大会や来場者も参加できる「ラーメン早食い競争」などが開催された。また日本・インドネシアの歌手やグループの音楽ライブも開かれ、交流を深めた。爆風スランプの元メンバー、サンプラザ中野さんやパッパラパー河合さんらが出演。かつてのヒット曲「大きな玉ねぎの下で」「Runner」を一部インドネシア語に変えて披露、観光客らと一体となって会場を盛り上げた。じゃかるた新聞が報じた。

狩野探幽の龍 迫力蘇る 泉涌寺仏殿の大修理終わる

狩野探幽の龍  迫力蘇る 泉涌寺仏殿の大修理終わる

古都の名刹、泉涌寺(京都市東山区)の重要文化財の仏殿で大規模修理がこのほど終わり、美しさを取り戻した狩野探幽の天井画や仏像の前で11月1日、法要が営まれた。今回の大修理は2008年に始まった。約350年前の再建時に探幽が描いた龍の天井画や飛天の絵は、一度剥がしたうえで裏打ちし、破損箇所などを直し、迫力が蘇った。鎌倉時代の運慶の工房で造られたとされる阿弥陀・釈迦・弥勒の3体の仏像は、台座、後背を修復した。このほか、須弥壇(しゅみだん)などは剥落止めをし、彩色を復元した。法要では僧侶らによる読経の中、4流派による献茶や献花が行われた。

 

ASEANに災害医療協力 共同で医療救助チーム編成

ASEANに災害医療協力  共同で医療救助チーム編成

日本政府は東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で台風や地震など大規模災害が起きた際、日本と域内各国が共同で医療救助チームを編成する体制を作る。日本がノウハウを提供して司令塔を構築。複数の国から派遣する救助隊の指揮命令系統を整理し、人命救助を迅速に進める。11月にミャンマーで開く日本とASEANの首脳会議に、安倍晋三首相が出席して災害医療の協力加速を確認。制度設計に乗り出す。日本経済新聞が報じた

平城京天平祭2014~花と古のフェスティバル~11/1~

平城京天平祭2014~花と古のフェスティバル~ 11/1~

奈良市・平城宮跡で11月1~9日、「平城京天平祭2014~花と古のフェスティバル~」が開催される。期間中、大極殿・広場、朝堂院で花絵巻、花桟敷、竹の四神(朱雀、青龍、白虎、玄武)、風車が奏でる黄龍の風、、巨大木琴などが常設展示されるほか、平城宮跡周遊謎解きイベントが行われる。

また、土・日・祝日には朱雀門などで衛士 隊、広場では古代行事「万葉蹴鞠(けまり)」がそれぞれ再現される。天平時代の衣装を身に着けたり、蹴鞠の体験コーナーもある。東院庭園では雅楽と舞で表現する「よみがえる古都の宴」と題した、天平時代の宴が再現される。このほか、土・日・祝日には地元の名店など奈良のおいしいが集まった飲食物販&ものづくり体験コーナーが設けられる。

パナソニックがインドネシアの複数地区に給水施設提供

パナソニックがインドネシアの複数地区に給水施設提供

パナソニック・ゴーベル・インドネシアは10月14日、同社の「パナソニック・クリーンビレッジプログラムの下、現地で開発したウォーターポンプを備えた5基の給水施設をインドネシア・タンゲランの複数の地区へ寄贈した。

「安全な水と衛生設備が使えることは人権である」2010年に国連はそう宣言したが、インドネシアではいまだに多くの人々にとって、この問題は懸案のままだ。このため、インドネシア政府はミレニアム開発目標として、安全で衛生的な水を利用できない人々の割合を2015年までに半減することを掲げている。ビジネスワイヤなどが報じた。

西ジャワ州KIIC工場見学会に近隣中学から670人参加

西ジャワ州KIIC工場見学会に近隣中学から670人参加

インドネシア西ジャワ州カラワンのカラワン工業団地(KIIC)自治会は10月29日、近隣の中学校2校の1年生を対象にした工場見学会を開いた。この見学会には同団地に入居する味の素、ダイハツ工業、大日本印刷、河合楽器、P&G、シャープ、住友重機械、トヨタ自動車、ユニ・チャーム、ヤマハ(2社)の計11社が協力、中学生670人が参加した。この見学会は将来のインドネシアを支える若い世代に、ものづくりの過程を学んでもらおうと企画されたもの。2009年以来、5年ぶり2回目。じゃかるた新聞が報じた。

上海自貿区に「日本館」設置 日本製品を展示・販売

上海自貿区に「日本館」設置  日本製品を展示・販売

特定非営利活動法人の日中交流推進機構(東京都台東区)と技術コンサルティングを手がける上海琅和実業は、上海市の自由貿易試験区(自貿区)で建設が進められているビジネスセンター区に、日本製品を展示・販売する「日本館」を設置する。日中間の投資や文化交流を促すのが狙い。2015年中の開業を目指す。日本館は洋山保税港区に完成した「洋山国貿大厦」の3階に設けられる。面積は3000平方㍍で、日本の家電や化粧品、食品などを展示・販売する予定。NNAが報じた。