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「ジャカルタ日本祭り」スナヤン特設会場で閉幕イベント

「ジャカルタ日本祭り」スナヤン特設会場で閉幕イベント

インドネシア・中央ジャカルタ・スナヤン東駐車場特設会場で9月21日、強い日差しの中、最終日となった「ジャカルタ日本祭り(JJM)」のクロージングイベントが行われた。特設のステージでは日本の祭りが披露され、熱気に満ちた会場内ではたこ焼きや、かき氷のブースに多くの列ができた。そんな中、日本人、インドネシア人を含めた来場者で密集する間を神輿(みこし)が練り歩き、周囲の環境こそ大きく異なるが、日本の祭りの原風景そのものが特設会場を覆い尽くし、”セイヤ”の威勢のいい掛け声が、会場全体に響き渡った。地元メディアが報じた。

マレーシアで約3万人が盆踊り・交流の”輪”

マレーシアで約3万人が盆踊り・交流の”輪”

日本との交流促進を目的に、マレーシアで続いている恒例の盆踊り大会が9月20日夜、首都クアラルンプール近郊の競技場で開かれ、およそ3万人の市民が日本の伝統の踊りを楽しんだ。この催しは地元の日本人会などの主催で1976年から毎年開かれている。38回目となった今回は、あいにくの雨模様にもかかわらず、マレーシア人およそ3万人と現地にクラス日本人およそ2000人が参加した。NHK NEWS WEBが報じた。

会場の中央には紅白の櫓(やぐら)が設けられ、日本人学校の男子中学生が和太鼓の演奏を披露した。そして、浴衣姿の女子生徒たちが示す手本に合わせて、全員で「東京音頭」「花笠音頭」などを踊った。マレーシアの人たちは最初は見よう見まねだったが、踊り方を教えてもらいながら振り付けを覚え、やがて会場は一体となって踊りの”輪”が、そして交流の”輪”が広がっていった。

水質改善へ滋賀県「琵琶湖モデル」ベトナムの海洋汚染

水質改善へ滋賀県「琵琶湖モデル」ベトナムの海洋汚染

生活排水などによる海洋汚染が深刻化しているベトナム北部の世界遺産「ハロン湾」で、滋賀県が県内企業と協力して10月から水質改善に向けた支援を始める。琵琶湖の水質浄化を官民一体で進めてきたノウハウ「琵琶湖モデル」を生かし、将来的には環境保全に取り組む県内企業の振興にもつなげたい考えだ。支援は近江八幡市の総合環境保全会社「日吉」が県に働きかけたのがきっかけで、国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」の一環。

ハロン湾では近年、民家や宿泊施設から生活排水が十分に処理されないまま海に流され、赤潮が発生するなど水質が悪化。汚染が続けば、世界遺産の登録が取り消しになる可能性もあるという。

「雑賀衆・沙也可」を和歌山市の観光振興につなげたい

「雑賀衆・沙也可」を和歌山市の観光振興につなげたい

紀州の異能の”鉄砲集団”として日本史(戦国時代)にその名を残す「雑賀衆(さいかしゅう)」。戦国時代、現在の和歌山市を拠点に勢力を張り、天下取りを目指していた織田信長軍らを相手に戦功を立てた。後に豊臣秀吉に滅ぼされたが、地元では頭領の雑賀孫市(まごいち)は今も市民に親しまれ、春と秋にはまちおこしの祭りが開かれている。この孫市の長男、孫市郎の足跡をたどり、和歌山市の有志らが観光振興につなげようと計画している。

それは、この孫市郎が秀吉の朝鮮出兵に鉄砲頭として従ったものの、投降し、そのまま居着いたとする説がある。韓国では「沙也可(さやか)」と呼ばれていた。子孫と呼ばれる人たちが多く住む韓国・大邱(テグ)には2012年、沙也可の足跡や日韓の文化を紹介する韓日友好館がオープン、2階には「和歌山コーナー」も設けられた。

「雑賀衆・沙也可で街おこしの会」の辻健会長によると、沙也可が日本を語った文献は残っておらず、あくまでも説の一つにとどまる。しかし、辻さんはこれを和歌山市の観光振興につなげ、行く行くは当地での日韓首脳会談開催を夢見る。雑賀衆のルーツと末裔に友好促進の願いを託している。

「ジャカルタ日本祭り」開幕 JKT48のトークショーも

「ジャカルタ日本祭り」開幕 JKT48のトークショーも

インドネシアの首都ジャカルタで日本の伝統文化を紹介する恒例の「ジャカルタ日本祭り」が9月14日開幕した。初日の14日は、在インドネシア日本大使館公邸で開幕の式典が行われ、ジャカルタ特別州政府のアホック副知事が「祭りを通して両国の友好関係を若い世代にも伝えていきたい」とあいさつした。

続いて、日本の琴とインドネシアの竹で作られた打楽器「アンクルン」の共演が行われ、「さくら」など日本の曲の演奏に式典に訪れた人たちから大きな拍手が送られた。また、AKB48の姉妹グループ、JKT48のメンバーによるトークショーも行われ、会場の雰囲気を盛り上げていた。「ジャカルタ日本祭り」はジャカルタ市内の数会場で1週間にわたり、日本の伝統文化や「食」などを紹介する様々なイベントが行われる予定。

「ジャカルタ日本祭り」は日本とインドネシアの友好を深めようと、現地に住む日本人とジャカルタ特別州政府が主催して、5年前から毎年行っている。

経産省・JXなど官民でミャンマーの製油所整備を支援

経産省・JXなど官民でミャンマーの製油所整備を支援

日本の経済産業省は、ミャンマーでガソリンや軽油など石油製品の供給網の整備支援に乗り出す。製油所の修繕・新設のほか、流通面の制度設計を手助けする。JX日鉱日石エネルギーや総合商社など日本企業も参加を検討しており、低利融資や貿易保険で後押しする。同国では民主化を機に自動車普及が進み、ガソリン需要も増加が見込まれる。日本は他国に先行して官民で供給網構築を目指す。

タイに第1陣到着 東南アジアの日本語教育を支援

タイに第1陣到着  東南アジアの日本語教育を支援

東南アジアで日本語教育の普及を促そうと、2020年までに日本から合わせて3000人を派遣して、各国の日本語教師の仕事を支援する新しい事業が始まり、その第1陣がタイに到着した。この事業は国際交流基金が東南アジアの10カ国で3000人を各国に派遣して、日本語教師の仕事を支援するといもの。このうち最初の派遣国となるタイに第1陣の29人が到着し、9月13日首都バンコクで説明会に出席した。東南アジア各国では、日本を訪れる観光客が大幅に増えているほか、日系企業の進出も相次いでいて、日本語教育への関心も高まっているが、教師の日本語能力の向上などが課題となっている。NHKが報じた。

豊臣秀長の郡山城の天守は5階 礎石群見つかる

豊臣秀長の郡山城の天守は5階?  礎石群見つかる

奈良県大和郡山市教育委員会は9月12日、豊臣秀吉の弟、秀長が城主だった郡山城(奈良県大和郡山市)の跡で、天守を支えた礎石群(16世紀末)が見つかったと発表した。店主は礎石の配置などから1階は南北約18㍍、東西約15㍍の5階建て程度に復元できるという。金箔が一部に残る瓦も、城内から初めて出土した。

豊臣政権期の築城で様相が明らかな城は少なく、同市文化財係でも城郭構造や築城技術の発展を考えるうえで重要–としている。郡山城の天守に関する史料はほとんどなく、築造年代も不明で、天守の存在を疑う説もあった。今回出土した瓦の形や製作技法、天守台上面に再建や修復の痕跡がないことから秀長らが居城とした16世紀末の築造と判断した。

日本・インド自動車工業会が連携 関係緊密化図る

日本・インド自動車工業会が連携  関係緊密化図る

日本自動車工業会(自工会)は、インド自動車工業会(SIAM)との間で投資環境の整備や環境問題の取り組みについて協力関係を強化する。自工会が他国の業界団体と提携するのは初めて。8月末にモディ首相が日本を訪問し、インドへの製造業の誘致を呼びかけたことから、両国の自動車業界同士でも関係の緊密化を図る狙いがある。訪印中の自工会の池史彦会長(ホンダ会長)が9月12日、協力の合意文書に署名する予定だ。

愛知県がタイ工業省と経済連携で覚書 中小企業支援

愛知県がタイ工業省と経済連携で覚書  中小企業支援

愛知県は9月10日、タイ工業省と経済連携に関する覚書を締結した。交流事業などを通じ、中小企業のタイ進出を支援する。東南アジアを訪問中の大村秀章知事が、タイの首都バンコクで調印式に臨んだ。愛知県が国レベルの機関と提携するのは、ベトナム計画投資省に続き2度目。覚書では愛知県とタイが中小企業を共同で支援するため、セミナーや展示会といった交流事業の開催に取り組むことを確認した。中日新聞が報じた。