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ウクライナ国内の避難生活者650万人 国連機関推計

国連人道問題調整事務所(OCHA)の推計によると、ロシアによる軍事侵攻により住居を追われ、ウクライナ国内で避難生活をしている人が現在650万人近くに上ることが分かった。
推計によると、3月16日時点でウクライナ国内の避難民は648万人。すでに国外に逃れた難民は320万人。橋や道路の破壊、物資や情報の不足などから地域に取り残され、避難できずにいる人々は1,200万人以上に達するという。

日本 ウクライナ避難民 身元保証人ない場合も入国容認

日本政府は3月18日、ロシアの侵攻を受けたウクライナからの避難民について、日本に親族などの身元保証人がいない場合も入国を認める方針を表明した。避難民への支援策を検討する関係省庁会議の初会合で松野博一官房長官が明らかにした。
日本に知人や親族がいない避難民には受け入れる自治体や企業などを紹介する。新型コロナの水際対策で求めている陰性証明書は提出しなくても入国できるようにする。入国時の検査は実施する。円滑な受け入れに向けて査証(ビザ)申請に必要な書類は簡素化する。代表者が複数人の査証を申請可能にし、迅速な発給を目指す。

1日順延のセンバツ開幕 初陣和歌山東が延長で制す

雨のため1日順延となった第94回選抜高校野球大会が3月19日、甲子園球場で開幕した。開会式に続いて1回戦3試合が行われ浦和学院(埼玉)、和歌山東、九州国際大付(福岡)がそれぞれ2回戦に進出した。
近畿勢では、第2試合で春夏通じて初出場の和歌山東が倉敷工(岡山)に、延長11回、8-2で勝った。1-1で迎えた11回に一挙7点取り、豪快な勝利を収めた。

東芝 計測距離1.5倍の300mの高性能センサー

東芝(本社:東京都港区)は3月18日、「LiDAR(ライダー)」と呼ばれる技術で、レーザー光の反射を利用して、計測距離を従来比1.5倍の300m先まで伸ばした高性能センサーを開発したと発表した。
ライダーは夜間でも進路の歩行者や車を検知でき、自動運転での採用を見越して各社が研究開発を進めている。カメラとは違って、降雪時や霧の中でも高精度で状況を把握でき、東芝は道路や線路などインフラ監視にも役立てられるとみる。早期に製品化し、拡大する需要を取り込む。東芝は小型無人機(ドローン)やロボット、無人搬送車(AGV)への搭載も想定する。
LiDARの市場規模は急速に拡大しており、2030年には車載用のみで4,200万台/年の市場規模に達すると予想されている。

トヨタ 宮城・福島地震の影響 国内11工場停止で2万台

トヨタ自動車は3月18日、16日に発生した宮城・福島地震の影響で部品調達が困難になり、21~23日に国内工場の一部を一時的に停止すると発表した。停止するのは主力の元町工場(所在地:愛知県豊田市)など11工場18ライン。取引先部品メーカ-が被災したためで、影響台数は約2万台という。

2月の薄型テレビ国内出荷13%減 巣ごもりの反動続く

電子情報技術産業協会(JEITA)は3月18日、2月の薄型テレビ国内出荷台数が前年同月比13.1%減の40万4,000台だったと発表した。減少は8カ月連続。国内市場は小・中型機種を中心に、新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要の反動が続く結果となった。
サイズ別にみると、29型以下は前年同月比33.5%減の5万3,000台。30~39型は同8.9%減の8万8,000台、40~49型は同14.2%減の12万1,000台。50型以上の大型機種は同3.5%減の14万2,000台と落ち込み幅が小さい。大型機種が中心で高単価な有機ELテレビは同2.5%増の4万4,000台だった。

ゼレンスキーウクライナ大統領の国会演説 3/23日実施

ウクライナのゼレンスキー大統領による日本の国会でのオンライン演説が3月23日に実施されることが決まった。ゼレンスキー氏はすでに米国、英国、ドイツ、カナダの議会でオンラインによるスピーチをしている。ただ、外国の元首がオンライン形式で日本の国会で演説するのは異例のことだ。
同氏は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴い、現在同国が直面している窮状はじめ、同国への支援や国際社会の連帯を訴えるとみられる。

タカラバイオ 新型コロナの抗原簡易検査キットの承認取得

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は3月17日、新型コロナウイルスをイムノクロマト法により検出する抗原簡易検査キットの、体外診断用医薬品としての製造販売承認を同日取得したと発表した。同キットは綿棒、検体処理液、テストカセットからなり、綿棒で鼻腔(鼻の入り口から2~4cm程度)を拭った後、採取した検体を検体処理液で処理し、処理液をテストカセットに滴下してから15分で判定できるという。

長谷川工業,YADEA 共同開発の公道走行電動キックボード

はしご・脚立のパイオニアメーカー、長谷川工業(本社:大阪市西区)は3月17日、電動モビリティ販売実績世界一のYADEA(ヤディア)と日本国内の公道で走行可能な電動キックボードのモデル「KSS PRO」を共同開発、3月28日より発売開始すると発表した。主な販売先は、応援購入サービス「Makuake」で、価格は18万2,600円(税込)。
YADEAは電動モビリティを世界80カ国以上で取り扱いがあり、累計5,000万台、4年連続世界一の販売実績を誇る。

鈴木誠也 カブスと5年総額101億円の大型契約

米大リーグのカブスの球団公式サイトが3月16日、プロ野球広島の鈴木誠也外野手がポスティングシステムを利用してカブスと契約合意したと報じた。5年総額8,500万ドル(約101億円)で、日本人野手の1年目としては最高額。
日本選手ではヤンキースが2014年に田中将大(現楽天)と結んだ7年総額1億5,500万ドルに次ぐ大型契約。