トヨタ自動車は2月10日、米国市場で2025年までに販売する新車の4割を電動化するとの目標を表明した。脱炭素化を推進するバイデン政権の政策を受けたもので、この一環として電気自動車(EV)2車種と、充電も可能なプラグインハイブリッド車(PHV)1車種を年内に発表することも明らかにした。
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秀吉の創建時の方広寺築地塀の礎石見つかる 古文書を裏付け
京都市埋蔵文化財研究所は2月10日、豊臣秀吉が桃山時代に建立した方広寺(ほうこうじ、所在地:京都市東山区)の旧境内で、創建時の築地塀(ついじべい)の礎石を見つけたと発表した。この礎石は、京都国立博物館・明治古都館の免震工事に伴い、2020年9月に始まった調査で見つかった。
築地塀は1596年の慶長伏見地震で倒壊し、秀吉の死後に子の秀頼が回廊に造り替えた。秀頼時代の回廊跡は1990年代からの発掘で確認されていたが、文書や絵図のみで知られていた創建時の姿が今回の調査で裏付けられた。
秀吉時代には、奈良・東大寺大仏殿を上回る南北約88m、東西約54m、高さ約48mの大仏殿を築地塀が囲んでいた。大仏殿は1602年に焼失し、秀頼により1614年に再建されたが、1798年落雷で焼け落ち、現在は残っていない。
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JERA アンモニア製造でマレーシア国有企業と協業の覚書
JERAは2月10日、燃やしても二酸化炭素(CO2)が発生しない次世代燃料として期待されるアンモニアや水素の製造・供給などに関し、マレーシアの国営石油・天然ガス会社ペトロナスと協業の覚書を締結したと発表した。JERAは東京電力ホールディングスと中部電力の火力部門を統合した会社。同社は2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする目標を2010年10月に明らかにしている。
ペトロナスは現在年間約200万トンのアンモニアを製造している。両社は発電の燃料となるアンモニアと水素を、CO2を出さずに製造することなどを検討する。火力発電の燃料にアンモニアを混ぜる割合を徐々に高め、将来は100%アンモニアに置き換えることを目指す。また、水素の燃料利用も進めていく計画。