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キヤノンMS コロナウイルス迅速遺伝子検出キットが検査法に

キヤノンメディカルシステムズ(本社:栃木県大田原市)は10月23日、島津製作所(本社:京都市中京区)の協力を得て開発を進めている、独自の蛍光LAMP法による新型コロナウイルスRNA検出試薬を用いた検査が、公的に2019-nCoV遺伝子検査法として掲載されたと発表した。同社の簡易抽出・検出試薬キットでは、検体採取から約30分で結果が得られるという。
厚生労働省および国立感染症研究所により、陽性一致率100%、陰性一致率90%以上との結果が公表されたとしている。

PPIH 日本の農畜水産物の輸出拡大へ生産者と連携組織を発足

「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は10月23日、日本の農畜水産物の輸出拡大に向けた生産者とのPPIHグループのパートナーシップ組織「Pan Pacific International Club(PPIC)」を発足すると発表した。
PPICは、PPIHグループの海外店舗に対して輸出を希望する生産者や関連団体で構成する会員制組織。PPICの会員は、PPIHグループでの定期商談や直接取引契約が可能となり、安定した出荷先の確保につながる。PPIHグループは、全国の生産者が安定的に輸出を拡大していくことを支援する。

ソフトバンクG 東京都の800以上の福祉施設に唾液PCR検査を提供

ソフトバンクグループの子会社、新型コロナウイルス検査センターとソフトバンクは10月22日、東京都と福祉施設における検査の実施に係る協定を締結し、都内800以上の特別養護老人ホームや障がい者支援施設などの利用者および職員を対象とした唾液PCR検査を2020年11月から2021年3月末まで提供すると発表した。
無症状の施設の利用者や職員に対する唾液PCR検査の実施を推進し、施設内における感染の疑いがある方を早期に発見できる体制を構築する。これにより施設内での感染拡大を防止するとともに、職員が安心して業務に従事できる環境を整備する。
新型コロナウイルス検査センターは、これまで1回の検査当たり2,000円(税抜き、配送料・梱包費などを除く)の実費負担だけで、希望する法人や自治体に唾液PCR検査を提供している。

川崎汽船関係会社 ミャンマー向け鉄道6新車両の海上輸送完了

川崎汽船は10月23日、関係会社のケイラインロジスティックスがミャンマー向けの鉄道新車両の輸送業務を日系元請け企業より受託し、このほど6両の海上輸送を完了したと発表した。
これは日本政府によるODA(政府開発援助)プロジェクト「ヤンゴン-マンダレー鉄道整備計画(フェーズⅠ)」によって全車両が日本から輸出されるもので、今回の6両はその第一便。2011年にミャンマーが民政に移行して以降、初めて導入される日本製の新車鉄道車両となる。

PPIH シンガポールの大型商業施設内に10/30「DONKI」8号店

総合ディスカウントショップ「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は10月23日、グループの海外事業持ち株会社、パン・パシフィックリテールマネジメント(シンガポール)(本社:シンガポール)が10月30日、「DON DON DONKI HarbourFront(ハーバーフロント)店」をシンガポールの大型商業施設「HarbourFront Centre」内にオープンすると発表した。
同店はDON DON DONKIのシンガポール国内8番目の店舗となる。DON DON DONKIは、店内ほぼすべての商品を日本製もしくは日本市場向けの商品でラインアップする”ジャパンブランド・スペシャリティストア”をコンセプトとしている。

「時代祭」巡行中止 平安神宮で神事のみ執行 コロナ終息祈る

京都三大祭の一つ「時代祭」は新型コロナウイルスの影響で呼び物の練り歩きが中止となり10月22日、平安神宮で神事だけが執り行われ、関係者などおよそ30人が新型コロナの終息を祈った。
時代祭は、平安京遷都1100年を記念して明治28年から始まった。平安時代から明治時代までの貴族や武家などそれぞれの時代を象徴する装束をまとった、およそ2,000人の行列が秋の都大路を練り歩く盛大な巡行が特色。

アビガン 中国で展開へ現地企業と提携 富士フィルム富山化学

富士フィルム富山化学(本社:東京都中央区)は10月22日、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」を中国で販売展開するため、現地の製薬会社、ケアリンク社(所在地:上海市)を提携先に選んだと発表した。
ケアリンク社に、中国でのアビガンの輸入医薬品承認の申請代理権を独占的に与える覚書を締結した。アビガンによる治療の選択肢を増やすため、共同で注射剤の開発にも取り組む。

高齢者施設の面会制限緩和 厚労省 コロナ対策講じつつ

厚生労働省は10月22日、新型コロナウイルス対策を検討する助言機関の会合で、高齢者施設の面会制限を緩和する条件を提示した。新たな感染防止対策として、家族らが面会する際は、換気可能な別室で行うなど、①入所者の部屋での面会を避ける②のどの痛みやせき、味覚障害がない③手指、飛沫が入所者の目や鼻などに触れない-など、具体的な注意点を挙げている。
このほか、高齢者の心身の機能低下を防ぐため、不必要な外出制限もしないよう施設側に求めている。

日本 バングラデシュに避難民支援などで5億円余の無償資金協力

日本政府は、バングラデシュ・コックスバザール県におけるミャンマーからの避難民およびホストコミュニティへの支援計画に5億2,800万円の無償資金協力する。
バングラデシュのコックスバザール県では、2017年のミャンマー・ラカイン州からの避難民の大量流入から約3年が経過した今でも、約90万人の避難民が食料の確保等の生活の基本的なレベルで脆弱な状況に置かれており、その栄養状況と生活環境の悪化が懸念されている。また、これにより周辺のホストコミュニティの負担が累積し、避難民とホストコミュニティの間のあつれきが増していることから、地域の不安定化につながることが懸念されている。