神戸市立神戸アイセンター病院(所在地:神戸市中央区)が、「網膜色素変性症」の患者にiPS細胞からつくった視細胞シートを網膜に移植する、世界で初めての手術を行ったことが分かった。iPS細胞を使った目の病気の治療は3例目となる。
網膜色素変性症は、光を感じる網膜の視細胞が遺伝子変異で徐々に減り、モノが見えにくくなったり、視野が狭くなる病気。失明する場合もある。日本国内の同病の患者は3万~4万人に上る。
social のすべての投稿
富士フィルム コロナの治療薬アビガンの製造販売の承認申請
燃料電池トラックの実証実験 トヨタ・ヤマトなど6社 22年ごろ
リンガーハット 不採算店の順次閉店発表 3~8月で31店閉店済み
トヨタなど9社が水素エネルギー活用へ新団体 12月初旬設立へ
奈良時代 平城宮跡で出土の木簡展 今年は長屋王家の暮らしの一端
奈良市の平城宮跡資料館で、奈良時代の平城京跡で出土した、有力貴族ゆかりの木簡を集めた展示会が開かれている。同展示会は奈良文化財研究所が毎年開いているもので、今年は長屋王家の木簡が展示されている。展示会は11月23日まで。期間中、合わせて48点の木簡が3回に分けて展示される。
長屋王は天武天皇の孫にあたる有力貴族で、聖武天皇の御代、藤原氏一族が政権の枢要部をほぼ制圧していた中、藤原氏の専横に抵抗した王族の一人。長屋王家の屋敷内跡から出土した木簡のうち1,669点が2020年9月、国の重要文化財に指定されている。
領地から届いたアワビの荷札、屋敷内の使用人に米を支給した際の記録用の木簡、同じ場所から出土した土器なども展示されている。木簡には普段の生活がありのまま書いてあり、木簡を通して奈良時代の上級貴族の暮らしぶりの一端がうかがえる。
コクヨ 会話で生じる飛沫や呼気を吸引する会議テーブルの受注開始
デジタル通貨は透明性確保が原則 G7財務相・中銀総裁会議
世界全体対象の「レベル2」の危険情報 引き下げ検討 外務省
IMF 20年世界の経済予測マイナス4.4%へ0.8ポイント上方修正
国際通貨基金(IMF)は10月13日、2020年の世界経済見通しをマイナス4.4%とし、6月に示したマイナス5.2%から0.8ポイント上方修正した。先進国や中国が新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)から予想よりも速いペースで回復しているのがその要因。
しかし、2021年の世界経済見通しは6月時点から0.2ポイント下方修正しプラス5.2%と予測している。これは多くの新興国の見通しが悪化しているほか、コロナ感染拡大が続き、経済再開ペースが失速しているとの見立てから。
このほか、IMFは景気減速による失業や企業の経営破たん、債務などに伴う2020~2025年の経済損失が最大28兆ドルに達する可能性があり、2021年以降の世界の中期経済成長率は3.5%近辺にとどまる恐れがあるとの認識を示している。