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大阪ガス・伊藤忠など宮崎・日向市にバイオマス発電所建設

大阪ガスは4月15日、伊藤忠商事、東京センチュリー、東京エネシスと共同で宮崎日向市に発電容量5万KWのバイオマス発電所を建設すると発表した。
同事業の建設・運営は4社が出資する「日向バイオマス発電」が担い、2024年11月に運転開始を目指す。出資比率は大阪ガス35%、伊藤忠商事の子会社、青山ソーラー35%、東京センチュリー25%、東京エネシス5%。大阪ガス子会社のグリーンパワーフュエルが地元産出する木質チップを長期的に供給する。また、日向市に本社を構える八興運輸が輸入木質ペレットを含む燃料の荷揚・保管・輸送を全面的にサポートする。

中国3月の新エネルギー車販売3.4倍の22万6,000台で過去最大

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国自動車工業協会がまとめた同国の3月の新エネルギー車販売は、前年に新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた反動もあり、前年同月比3.4倍の22万6,000台に達し、3月としては過去最大の販売台数となった。内訳は電気自動車(EV)が前年同月比3.5倍の19万台、プラグインハイブリッド車(PHV)が同2.9倍の3万6,000台、燃料電池車(FCV)が同63.9%増の59台となった。この結果、1~3月実績で新エネルギー車販売は前年同期比3.8倍の51万5,000台だった。

DMG森精機 中国・天津に新工場建設 30億円投じ生産能力倍増

DMG森精機(所在地:東京都江東区)は4月15日、中国・天津工場(所在地:天津市)の隣接地に車・半導体装置向けに工作機械の新工場を建設すると発表した。設備投資額は30億円規模。2025年1月に稼働を開始の予定。既存工場を合わせ現地生産能力を現行の約倍増の年間1,000台へ引き上げる。

祇園祭「山鉾巡行」前祭・後祭とも新型コロナで今年も中止に

祇園祭山鉾連合会は4月15日、京都三大祭の一つ、祇園祭の最大の見どころ、山鉾巡行の「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」ともに、昨年に続き今年も中止することを決めた。「新型コロナの影響で現状では行える状況にない」と判断した。
このほか、京都では5月に行われる三大祭の一つ、「葵祭(あおいまつり)」もメインイベントの雅な平安装束をまとった行列の中止が決まっている。

ルネサス 火災で停止の主力工場で半導体などの生産再開

大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスは4月17日、火災のため停止していた茨城県の主力工場、那珂工場(所在地:茨城県ひたちなか市)での自動車向け半導体などの生産を再開した。目標としていた火災発生から1カ月となる4月19日を前に、早期の生産再開を果たした。
ただ、一部の製造装置は整備にまだ時間がかかることなどから、出荷量が火災前の水準に回復するには数カ月かかる見通し。

日米首脳会談 5Gの推進、重要物資の供給網構築で協力拡大

日本の菅首相と米国のバイデン大統領との日米首脳会談が4月16日、ホワイトハウスで行われた。両首脳はインド太平洋地域、世界の平和、安定と繁栄の礎として、日米同盟の重要性を改めて確認。①安全性の高い第5世代移動通信「5G」の推進②半導体など重要物資の供給網(サプライチェーン)構築に関する協力拡大③デジタル分野などで研究開発の推進に日米が協力して取り組む-などで合意した。
このほか、台湾海峡情勢について「平和と安定の重要性」を確認。東・南シナ海での中国の力による現状変更の試みと威圧に反対することでも一致した。日米安全保障条約第5条の尖閣諸島への適用も改めて確認した。

JAXA 日本人2飛行士搭乗の宇宙船打上げと帰還日時発表

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は4月16日、日本人宇宙飛行士2人(星出彰彦さん・野口聡一さん)のクルードラゴン宇宙船の打上げと帰還の日時を発表した。
星出さんは米国フロリダ州ケネディ宇宙センターより、NASA(2人)、ESA(1人)のクルーとともに4月22日、日本時間19時11分に打ち上げられる。また、野口さんはNASA(3人)のクルーとともに、4月29日、日本時間1時40分ごろ、メキシコ湾岸に着水、帰還する予定。星出さんはISS(国際宇宙ステーション)に約半年間滞在する予定。

ルネサスの半導体工場火災受け 台湾TSMCが供給要請に応える

半導体の受託生産で世界最大手の台湾メーカー、TSMCが、主力工場火災の影響で、一部の生産が停止しているルネサスエレクトロニクス向けの増産に応じることが分かった。ルネサスの工場火災の影響で、とりわけ自動車用の半導体の供給不足が懸念され、日本の自動車メーカーでもすでに生産調整に追い込まれている。ルネサスは4月19日までの生産再開を目指しているが、出荷量が元の水準に戻るには数カ月かかる見通し。

日本「まん延防止」適用を10都府県に拡大 期間は4/20~5/11

日本政府は4月16日、新型コロナウイルスの感染拡大防止へ緊急事態宣言に準じた措置「まん延防止等重点措置」を埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県に適用することを決めた。これにより「まん延防止等重点措置」の対象は10都府県に広がる。期間は4月20日から5月11日までとする。
対象地域は埼玉県がさいたま、川口の2市、千葉県は船橋、市川、松戸、柏、浦安の5市、神奈川県は横浜、川崎、相模原の3市、愛知県は名古屋市を予定。

インド 新型コロナ感染爆発”第2波”1日初の20万人超え

インドで新型コロナウイルス感染者数が爆発的に増えている。4月初めと比べると2倍以上に増えている。インド保健省が4月15日公表したデータによると、同国の1日当たりのコロナ感染者が初めて20万人を突破した。この24時間での感染者は20万739人と過去最高を記録。死者は1,038人だった。ロイター通信が報じた。
同国のコロナ感染爆発”第2波”の中心地となっているのが、ムンバイを擁するマハラシュトラ州で同国内感染者全体の約4分の1を占めている。このため、ムンバイはロックダウン(都市封鎖)に入った。首都ニューデリーでも1日当たりの感染者数は過去最多を記録。週末の外出禁止措置が取られることになった。
同国の新型コロナウイルス感染者は累計1,410万人に達し、世界で最多の米国(3,140万人)に次いで2番目に多い。死者は累計17万3,123人となっている。