「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ

カンボジアの子供用中古車椅子輸送に協力 商船三井

カンボジアの子供用中古車椅子輸送に協力 商船三井

商船三井(東京都港区)は、NPO法人「海外に子ども用車椅子を送る会」(東京都福生市)がカンボジアの社会福祉省障害者支援局に寄贈した子供用中古車椅子の海上輸送を無償で引き受けた。同社は2010年から輸送協力を開始し、今回で6度目。
計90台の車椅子を積載したコンテナ船は2016年11月25日、東京港を出発し12月9日にカンボジア・シアヌークビル港に到着。2017年2月1日にプノンペンで、車椅子を寄贈されたカンボジア社会福祉省障害者支援局による記念式典が、同国政府から社会福祉相らが出席し執り行われた。

AKB48、ピコ太郎も『ジャパンエキスポ』開催

AKB48、ピコ太郎も『ジャパンエキスポ』開催

タイの首都バンコクで東南アジア最大級の規模となる日本カルチャーの祭典『Japan Expo Thailand 2017』が開催されている。
会場のセントラルワールドには、日本全国の都道府県の名産品ブースや土産物でも有名な名店のブース、アニメやコスプレのコーナーなど、様々な団体・企業の出展コーナーが連なり、地元タイはじめ日本以外の国々からの観光客も数多く訪れている。試食・試供品等のコーナーもあり賑わい、大盛況のアイドルのライブは立ち見も出ていた。
ピコ太郎は2月11、12日、前回に続いて2回目の参加となるAKB48は12日に出演する。11日に登場したピコ太郎は大声援を受け、会場を盛り上げていた。

天皇・皇后両陛下 2/28~3/6ベトナム・タイ訪問

天皇・皇后両陛下 2/28~3/6ベトナム・タイ訪問

天皇・皇后両陛下のベトナム・タイ訪問の日程が固まり、2月10日の閣議で報告された。日程は2月28日~3月6日。
両陛下のベトナム訪問は初めて。タイでは2016年10月に死去したプミポン前国王の弔問をするほか、ワチラロンコン新国王と会見する。

日米同盟の堅持・強化を確認 両首脳が会談

日米同盟の堅持・強化を確認 両首脳が会談

安倍晋三首相とトランプ米大統領の初の日米首脳会談が2月10日、ワシントンのホワイトハウスで行われ、両首脳は共同声明を発表した。
共同声明の要旨は次の通り。①日米同盟はアジア太平洋地域における平和、繁栄および自由の礎②日米安全保障条約第5条は尖閣諸島に適用される③関係国に対し、南シナ海における緊張を高め得る行動を避け、国際法に従って行動することを求める④北朝鮮に対し、核や弾道ミサイル計画を放棄し、さらなる挑発行動を行わないよう強く求める⑤外務・防衛担当閣僚に対し、日米安全保障協議会を開催するよう指示⑥自由で公正な貿易のルールに基づき、日米間や地域の経済関係を強化する⑦日米間の貿易・投資関係の深化と、アジア太平洋地域における貿易・経済成長、高い基準の促進に向けた両国の継続的努力の重要性を確認-など。

アジア6カ国にリサイクル柔道畳を無償輸送

アジア6カ国にリサイクル柔道畳を無償輸送

日本郵船は公益社団法人全日本柔道連盟によるリサイクル柔道畳を供与する国際貢献事業に賛同し、アジアの6カ国に850枚を超える柔道畳の海上無償輸送を実施。同社グループの郵船ロジスティクスの手配のもとに、インドネシア・カンボジア・パキスタン・バングラデシュ・フィリピン・マレーシアの6カ国への輸送が昨年末に完了した。
同社は社会貢献活動として、これまでアジアの子供たちへ再生自転車、ランドセル、絵本の輸送活動を実施しているが、同連盟への無償輸送協力は今回が初めて。

ヒロケイ ミャンマー児童養育施設にパソコンルーム

ヒロケイ ミャンマー児童養育施設にパソコンルーム

ヒロケイ(東京都江東区)がミャンマー・ヤンゴンの児童養育施設に建設していたパソコンルームと図書館が1月28日、完成した。同日、開館式を行うとともに、パソコン教室を実施し、同社のミャンマー現地法人、ヒロケイ・ミャンマー・システムズのスタッフが子供たちにエクセル操作の基礎を教えた。
この施設は、特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区)が支援する児童養育施設「ドリームトレイン」に建設したもの。2階建て(1階・図書館、2階・パソコンルーム)施設で、図書館には約1300冊の蔵書があり、パソコンルームには16台のパソコンを備える。
ヒロケイは新たに6台のパソコンを寄贈するほか、同社社員から募った寄付金で蔵書の購入費用の一部を負担する。

JICA 世界観光機構と協力覚書 途上国の観光政策支援

JICA 世界観光機構と協力覚書 途上国の観光政策支援

国際協力機構(JICA)はこのほど、観光を通じた国際協力への貢献に向けた連携を促進・強化することを目的として、世界観光機構(UNWTO)と協力覚書を締結した。
今後、両者は開発途上国における観光政策、戦略の立案、組織能力強化等に関する共同支援を行う予定。

JICA ベトナム向けに総額210億円の円借款

JICA ベトナム向けに総額210億円の円借款

国際協力機構(JICA)は1月16日、ベトナム政府との間で総額210億円(計2件)を限度とする円借款貸付契約に調印した。
これらは①国際競争力強化のための政策制度改革支援(110億円)②脆弱性の克服に向けた気候変動対策支援(100億円)に充てられる。償還期間はいずれも10年間据え置きで、①は30年、②は40年。

南シナ海問題で協調確認 安倍・フック越首相が会談

南シナ海問題で協調確認 安倍・フック越首相が会談

アジア・太平洋地域の4カ国を歴訪中の安倍晋三首相は1月16日、最後の訪問国となるベトナムを訪れ、首都ハノイでフック首相と会談した。
ベトナムと中国が領有権を巡って対立する南シナ海の問題について、両首脳は法の支配と平和的解決の重要性を確認した。
安倍首相はベトナムの海上警備能力強化のための巡視船6隻の建造費(385億円)など計1200億円の円借款供与を伝えた。巡視船の供与はベトナム側からの要望に応じたもので、中国の海洋進出をけん制するのが狙い。円借款はこのほか、農業用水の塩害対策(243億円)、下水道整備(247億円)などのインフラ整備に充てられる。
フック首相は「南シナ海問題は武力を使用しない平和的解決が重要だ」と強調。安倍首相は「両国は安全保障と防衛協力を一層強化する」と語った。

比で地デジ活用の交通情報配信システム開発で覚書

比で地デジ活用の交通情報配信システム開発で覚書

フィリピン・マニラで1月12日、地デジ日本方式を活用した道路交通情報配信システム開発協力に係る覚書が交わされた。
日本の総務省から鈴木総務審議官、フィリピンからアパシブル大統領府広報部次官およびアポロニオ・フィリピン国営放送局(PTV)総裁が出席、現在総務省がフィリピンで進めている地上デジタル放送を活用した道路交通情報配信システムの開発について、両国で協力して推進することを約束し、両国首脳立ち合いのもと、その協力に係る覚書に署名した。
覚書では総務省が取り組んでいる道路交通情報システムの開発に係る実証実験においてPTVが実施しているデジタル試験放送のデータ放送を活用することなどが盛り込まれ、同配信システムの開発を一層推進するとこととしている。