日本の菅首相と米国のバイデン大統領との日米首脳会談が4月16日、ホワイトハウスで行われた。両首脳はインド太平洋地域、世界の平和、安定と繁栄の礎として、日米同盟の重要性を改めて確認。①安全性の高い第5世代移動通信「5G」の推進②半導体など重要物資の供給網(サプライチェーン)構築に関する協力拡大③デジタル分野などで研究開発の推進に日米が協力して取り組む-などで合意した。
このほか、台湾海峡情勢について「平和と安定の重要性」を確認。東・南シナ海での中国の力による現状変更の試みと威圧に反対することでも一致した。日米安全保障条約第5条の尖閣諸島への適用も改めて確認した。
「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ
中国・広州交易会 今春も4/15~24日オンラインで開催
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国商務部はこのほど、第129回輸出入商品交易会(広州交易会)を4月15~24日の日程で前回と同様、オンラインで開催すると発表した。
オンライン開催は2020年の春と秋の2回経験しており、この経験を活かし参加者交流の利便性と提供サービスのレベルを高め、プラットフォーム機能を最適化するためマッチングやライブ配信の機能を高めている。出展分野は例年の16分野・50エリアに加え、「農業振興」コーナーを設ける。出展企業は3月末時点で2万5,000社に達している。
前回(2020年秋季の第128回)には約2万6,000社が出展し、226カ国・地域から述べ5,117万回のアクセスがあったという。
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日米首脳会談4/16に 自由で開かれたインド太平洋実現へ連携
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中国・上海で17カ国・地域から約3,000社が出展しインターTX展
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国・上海国家会展中心で3月17~19日、世界最大規模のアパレルファブリック関連の国際専門展示会「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス春2021」が開催された。前年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られたため、今回は2年ぶりの開催となった。主催者によると、今回は17カ国・地域から約3,000社が出展した。
日本ファッション・ウィーク推進機構(以下、JFW)が主催する「ジャパン・パビリオン」には、新規5社を含む20社の日本企業が出展し、トリアセテート繊維、再生ポリエステルなどの機能性を備えた製品を紹介した。ジェトロはJFWと、ジャパン・パビリオンの出展企業向けにバイヤーを誘致、会場内で商談を行った。中国大手ブランド「JNBY」「アイシクル」「ELLASSAY」など多数のバイヤーが来場した。
3日間の商談件数は4,900を超えた。バイヤーの間で関心の高いテキスタイルの傾向は、中国でここ数年人気が高まっているトリアセテート繊維のほか、サスティナブル素材で、これらを目当てに来場するバイヤーが増えた。ジャパン・パビリオンに出展する日本企業の生地はバイヤーから高い評価を得ており、とくにオーガニックコットンや生分解性のある日本製レーヨン素材などに人気があったという。