「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

米アンソロピック ミュトス級AIを一般公開

米国のAI(人工知能)開発企業、アンソロピックは5月28日、システムの弱点を見つける能力が極めて高く、非公開としていた新型AIモデル「クロード・ミュトス」と同等の技術を今後数週間で一般公開すると発表した。サイバー攻撃に悪用されたときの対策が進展したーーとしている。

トヨタ「レクサス」次世代EV開発を中止

トヨタ自動車は、高級ブランド「レクサス」で計画していた次世代電気自動車(EV)の開発を中止する。開発を中止するのは2023年にコンセプトカーを公開したレクサスのセダン型EV「LF−ZC」。
当初は2026年の市場投入をめざし、その後2027年以降、市場投入で検討が続いていた。しかし、市場環境を見るとEVの普及が世界的に足踏みする中、このまま開発を続けても需要が限られると判断した。なお、採用を予定していた新技術の研究開発は続ける。

三菱自動車「パジェロ」復活表明, 今秋公開

三菱自動車は5月29日、SUV(スポーツ用多目的車)の「パジェロ」を復活させ、今年秋に公開すると発表した。パジェロは高い知名度を誇っていたが、2019年に国内向けの生産を終えていた。復活は国内では7年ぶり。
新しいパジェロはピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをもとに改良し、タイの工場で生産する。パジェロシリーズとして、より小型の2車種を投入する。1982年に誕生したパジェロは同社を代表する四輪駆動車の一つ。

米アンソロピックの企業価値154兆円に急伸

米国のAI(人工知能)開発の新興アンソロピックは5月28日、企業価値の評価額が9,650億ドル(約154兆円)に達したと発表した。2月からわずか3カ月で2.5倍に膨らんだ。高性能のAIの販売が大幅に伸びたためだ。この結果、「チャットGPT」で生成AI開発の先駆けとなり、AI新時代を切り開いた形の米オープンAIの評価額を初めて上回った。

ワコール 金型不要の立体成型技術開発拠点開設

ワコール(本社:京都市南区)は5月27日、金型を使わずに立体物を成型する技術の研究開発拠点を京都市内に開設したと発表した。この新技術「Meloop(メループ)」は、ポリウレタンなどの樹脂を熱で溶かし、3Dプリンターでつくった型に吹き付けることで立体の不織布をつくるもの。余った素材は熱で溶かして再利用できるため、製造コストの削減にもつながるという。

出光興産, 森空BR 木材から純国産SAF供給網

出光興産(本社:東京都千代田区)と森空(もりそら)バイオリファイナリー合同会社(本社:東京都千代田区、以下、森空BR)は5月27日、国産木材由来のバイオエタノールを起点とした純国産ATJ‐SAF(持続可能な航空燃料)のサプライチェーン構築に向け、覚書を締結したと発表した。
木質バイオマス由来の国産第二世代バイオエタノールと、出光興産が実用検証を進めるATJ技術をつなぐことで、原料開発からSAF利用までを国内で完結させるサプライチェーンの実現可能性について、共同で検討を進める。

富士通 米アンソロピックと戦略的連携契約

富士通は5月27日、米アンソロピックと戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。これにより、同社はアンソロピックの先端的なAI技術と、同社が長年培ってきた業種・業務ノウハウ、ミッションクリティカル領域のシステム構築・運用力を融合することで、日本企業のAIトランスフォーメーションを本格的に加速するとともに、重要インフラをはじめとする社会基盤の安全性・信頼性の強化に貢献する。

ヤクルト インドネシアで”ストロベリー風味”

ヤクルト本社は6月1日に、インドネシアで現地子会社を通じて「ヤクルト ストロベリー風味」を発売すると発表した。現地のヤクルトレディによる訪問や、スーパー、電子商取引(EC)で販売する。5本パックの価格は、ジャワ島内の宅配で1万1,000ルピア(約99円)、店頭とECは1万1,700ルピア(約105円)。1日当たり61万9,000本の販売を目指す。
同社はインドネシアで2025年6月に「ヤクルト マンゴー風味」を発売しており、新味第2弾。

ファナック インド・ベンガルールに新棟

ファナックは、インドの現地法人ファナックインディアが、本社敷地内のインド・カルナタカ州ベンガルールの既存拠点に、産業用ロボットの保守サービス用新棟を建設したと発表した。産業用ロボットや工作機械向け装置のコールセンターや部品倉庫の機能を担う。新棟の延床面積は5,000㎡で、投資額は非公表。
ファナックはインドに約20のサービス拠点を保有。今回建設した新棟を現地でのサービス関連の中心拠点とする。