「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

丸紅,レント ベトナムで産業用機械のレンタルで合弁

丸紅(本社:東京都千代田区)とレント(本社:静岡市)は10月7日、ベトナムで建設・産業用機械のレンタルサービスを目的とした合弁会社「MaxRent Vietnam Co.,Ltd」(本社:ハノイ市)を設立し、11月よりサービスを開始すると発表した。丸紅グループとレントは、両社が同国で持つネットワークと機能をかけ合わせ幅広い商品群のレンタルを通じ、今後も成長が見込まれるベトナムの様々な建設・産業用機械の需要に応えていく。

航空2社の国際線予約急増 水際緩和で訪日回復へ

日本政府が10月11日から新型コロナウイルスの水際対策を緩和することを受け、インバウンド(訪日外国人)消費回復への期待が高まってきた。ANA(全日本空輸)、JAL(日本航空)の航空大手2社の11月以降の日本向け国際線予約は3〜5倍に急増した。これにより、円安効果も含め、インバウンド消費は2023年春までに、コロナ前の半分程度に戻るとの見方も出ている。

ダイハツ インドネシアでSDGsで工場リニューアル

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は10月7日、インドネシア法人、アストラ・ダイハツ・モーター(以下、ADM)が、2兆9,000億ルピア(約275億円)投じ、持続可能で環境にやさしい工場を目指し、スンター車両工場(所在地:ジャカルタ市)の第1ラインをリニューアルし、2024年12月の稼働を目指すと発表した。
スンタ−車両工場第1ラインは設立から27年が経過。将来の改修に向けて、手狭になることが予想されることから、ADMはカラワン工場(所在地:西ジャワ州カラワンスルヤチプタ工業団地)第1ラインの隣接地に新たに第2ラインとして設立することにした。生産能力は従来と同様、年間14万台。
新工場は同社のものづくりの基本的な考え方「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」に基づき同国のカーボンニュートラルに寄与する工場を目指す。

安川電機 500億〜600億円投じ福岡県に2新工場

安川電機(本社:福岡県北九州市八幡西区)は10月7日、500億〜600億円投じ福岡県行橋市と北九州市に新工場を建設する。小笠原会長兼社長が明らかにした。行橋市にはビルの空調やエレベーターのインバータに使われる基板を製造する工場を建設する。部品の内製化を進めることで、中国への依存度を低減し、サプライチェーン(調達・供給網)の安定化を図る。北九州市には産業用ロボットのアームの加工を手掛ける工場を新設する。

京セラドキュメントS ベトナム販売会社の開所式

京セラドキュメントソリューションズ(本社:大阪市中央区)は10月7日、ベトナムにおけるドキュメントソリューション事業の拡大を図るため、ベトナム・ハノイ市に販売会社「KYOCERA Document Solutions Vietnam Company Limited」を設立し、10月6日に開所式を行ったと発表した。同販売会社は2020年3月9日に設立され、同年4月1日から事業開始しているが、新型コロナウイルス禍により、この2年間、開所式を自粛していた。
ベトナム市場での販売、保守体制を強化し、日々拡大する市場のニーズに対して、高品質な複合機・プリンターとドキュメントソリューションを提供し、ベトナムの顧客のビジネスの成長、競争力向上に貢献する。

三井住友建設 フィリピン・マニラ地下鉄工事落札

三井住友建設(本社:東京都中央区)は10月7日、フィリピン・マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103区の落札通知を受領したと発表した。同事業の発注者はフィリピン運輸省、設計はオリエンタルコンサルタンツグローバルJV、施工は三井住友建設、契約金額は日本円換算で約657億円、工事期間は着工から290週(約66.7カ月)。
同事業は、国際協力機構(JICA)円借款STEPによるマニラ首都圏ケソン市から中心街オルティガ地区を通過しタギグ市までの区間(約25km)の地下鉄工事で、CP103工区はアノナス駅、カティナプナン駅舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間。

長瀬産業 ベトナムで物産プラットフォームと協業

長瀬産業(本社:東京都千代田区)は10月7日、DXを活用したベトナム国内での物流効率化・温室効果ガス(GHG)排出量削減に向けて、ベトナムで企業間物流のプラットフォーム事業を展開するスタートアップ、LOGIVAN VIETNAM TECHNOLOGY COMPANY,LTD(以下、LOGIVAN(ロジバン))と業務提携することで合意したと発表した。また、GHG排出量削減においてはゼロボード(本社:東京都港区)が開発するGHG排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」と連携する。

ダイハツ 脱炭素見据え350億円投じ京都工場を改修

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は10月7日、カーボンニュートラルを見据え約350億円を投じ、京都工場(所在地:京都府乙訓郡大山崎町)をリファインし、「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」を進化させ、環境と人にやさしい工場として、本格稼働を開始すると発表した。今回のリファイン工事ににより、生産能力をおよそ10万台増強し23万台とした。同工場の抜本的なリファインは約50年ぶり。同日、安全祈願祭および竣工式を行った。
同工場は1973年に操業開始し、小型車やトヨタ自動車からの受託車を中心に累計約640万台を生産してきた。

CoCo壱番屋 10/6 ニューデリーにインド2号店

CoCo壱番屋(本社:愛知県一宮市)が10月6日、インドの首都ニューデリーに「カレーハウス CoCo壱番屋」を出店した。出店場所は商業施設、高級ショッピング「セレクト・シティウォーク」内。同施設のフードコートで、主要ターゲットは家族連れ。2020年8月のグルガオンでの1号店に続き、およそ2年で同国2号店の出店にこぎつけた。