帝人・富士通 リサイクル素材利活用で協働開始 2022年7月17日アジア-産業, 資源・リサイクルfujishima 帝人と富士通は7月12日、リサイクル素材の環境価値化プラットフォームの実現を目指した共同プロジェクトを開始したと発表した。これは、帝人のライフサイクルアセスメントの算定方法や富士通のブロックチェーン技術を活用した、リサイクル素材の利活用や環境配慮設計の実現に向けたプラットフォームの構築とその市場適用に取り組むもの。両社はこれにより、世界共通の目標である「カーボンニュートラル実現に貢献する。
ユニチカ 3つのカテゴリーで環境配慮型樹脂を訴求 2022年7月17日アジア-産業fujishima ユニチカ(本社:大阪市中央区)は7月12日、環境意識の高まりを背景に、サステナブルな社会の実現に向けて、同社の樹脂事業を①バイオマス②リサイクル③リデュース−の3つのカテゴリーに分類し、環境性能をアピールすることで販売強化を図っていくと発表した。環境性能のカテゴリー化による理解促進と販売強化を図ることで、売上高数十億円規模の商品群を目指す。
東急不動産 木・鉄骨の耐震S採用の13階建てビル 2022年7月16日アジア-産業, 新システムfujishima 東急不動産(本社:東京都渋谷区)は7月14日、木・鉄骨のハイブリッド耐震システム「木鋼組子(R)(モッコウクミコ)」を国内で初めて採用したビル「COERU SHIBUYA(コエルシブヤ)」が6月30日に竣工したと発表した。 この物件は、外部から視認性の高いファサード2面に、ラチス状の木・鉄骨のハイブリッド耐震システム、木鋼組子を使用。10階から13階の上層階の柱梁に木質ハイブリッド集成材を使用し、エントランスホールにも一部天然木を使用することで、建物内外から木材のぬくもりを感じられるようにしている。国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」に採択されている。
クラボウと東大 3Dプリンティング技術で共同研究 2022年7月16日アジア-産業, 新技術・新開発fujishima クラボウ(本社:大阪市中央区)と東京大学(所在地:東京都文京区)は7月13日、建設業界で問題となっている人手不足や生産性向上という課題解決を視野に、3Dプリンティング技術で共同研究を推進する。両者が4月に交わした共同研究契約に基づき進めている建設用3Dプリンティング技術で、産学連携によるメタマテリアル技術をセメント系材料で確立することを目指すと発表した。 7月から実際に建設用3Dプリンターを用いた造形物を製作するなど取り組みを本格化。造形物の内部構造をデザインして、強度や靭性を高めるなど新たな物性を獲得する研究に注力している。
王子HD リサイクル可能な環境配慮型コップ原紙開発 2022年7月16日アジア-産業, 資源・リサイクルfujishima 王子ホールディングス(本社:東京都中央区)とグループの王子パッケージング(本社:東京都)は7月12日、水系樹脂コーティング技術を活用し、「マテリアルリサイクルに対応した環境配慮型コップ原紙」の開発に成功したと発表した。 特殊な水系樹脂を紙表面に薄く、均一にコーティングすることで、紙コップに必要な耐水性・耐油性、ヒートシル性を保持しつつ、現行の紙リサイクルシステムで紙原料としてリサイクル可能なコップ原紙の開発に繋げた。コップ原紙としてリサイクル不可のラミネート紙の欠点を克服した。
エバラ タイ・チョンブリ県に新工場建設 24年稼働 2022年7月16日アジア-産業fujishima エバラ食品工業(本社:横浜市西区)は7月14日、孫会社のEBARA FOODS(THAILAND)CO.LTD.が、 タイ・チョンブリ県に新工場を建設すると発表した。投資額は7億タイバーツ(約26億円)。2022年10月に着工、2024年6月に生産開始の予定。敷地面積は1万8,278㎡、建築面積は4,957㎡。
東洋インキ 中国・深セン市に技術センター開設 2022年7月16日アジア-産業fujishima 東洋インキSCホールディングス(本社:東京都中央区)は7月14日、グループ企業の深セン東洋油墨有限公司が、広東省深セン市にエレクトロニクス関連製品の開発拠点として技術センターを開設したと発表した。 エレクトロニクスのブランドオーナーやモジュールメーカー等のエレクトロニクス関連企業との技術交流を密に行うことで、半導体周辺の新規開発活動を加速させる拠点として活用していく。
22年上半期の中古車販売過去最低 新車の減産響く 2022年7月15日アジア-産業fujishima 日本自動車販売協会連合会が7月12日発表した2022年上半期(1〜6月)の軽自動車を除く国内自動車(登録車)販売台数は、前年同期比7.0%減の182万2,896台で過去最低となった。半導体の供給不足や部品の調達難で工場の操業停止を余儀なくされ、新車の生産台数が減り、中古に回る車が不足したことが響いた。
三菱自 マレーシアの先住民集落に太陽光S寄贈 2022年7月15日アジア-産業fujishima 三菱自動車のマレーシアの正規販売会社ミツビシ・モーターズ・マレーシアは7月12日、パハン州ロンピンの未電化の先住民の集落に太陽光発電システムを寄贈したと発表した。CSR活動の一環で、先住民を支援するNGO、グローバル・ピース・ファンデーションを通じて寄贈した。先住民の共有家屋「ルマ・アダット」の屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を供給する。
日立エナジー 中国・寧波市の洋上風力発電を受注 2022年7月15日アジア-産業fujishima 日立製作所の送配電網子会社、日立エナジーは7月13日、中国の洋上風力発電設備製造会社の中国船舶集団海装風電から、浙江省寧波市象山の洋上風力発電プロジェクト向けにタービン用変圧器と開閉装置を受注したと発表した。受注額は非公表。 発電容量280MWのプロジェクト向けに、8MW風車35基を設置し、66KVの海底ケーブルで陸上昇圧変電所に送電する。