「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

NTTグループ ベトナムでデータセンター事業

日本電信電話(本社:東京都千代田区、以下、NTT)およびNTTグローバルデータセンター(本社:東京都千代田区)とベトナムのQuang Dung Technology Distribution Joint Stock Company(本社:ホーチミン市、以下、QD.TEK)は3月29日、ベトナム・ホーチミン市でデータセンター事業の協業を開始すると発表した。
具体的には、ベトナムに新設する合弁会社NTT Global Data Centers HCMC1 Limited Liability Company(以下、HCMC1)を通じて、「ホーチミン1データセンター」を建設し、2024年度よりサービス提供を開始する予定。

ニトリHD シンガポール1号店 3/31オープン

家具・インテリア大手のニトリホールディングス(本社:札幌市)はシンガポール1号店を3月31日にオープンする。
出店場所は、家電量販店大手のノジマ(本社:横浜市)がシンガポールの完全子会社コーツシンガポールと共同で、同国の繁華街オーチャードに開業した商業施設「コーツ・ノジマ・ザ・ヒ―レーン」の4階。売場面積は約2万7,000平方フィート(約2,500㎡)。取扱商品は日本の店舗と同じで、9割以上がプライベートブランド(PB)。家具や寝具、インテリア商品、雑貨、キッチン用品、カーテンなど27の商品群。3月15日には店舗開業に先行してオンライン通販サイトを開設している。NNA ASIAが報じた。

ダイハツ滋賀第2工場 半導体不足で4/1・4日生産停止

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は3月29日、滋賀第2工場(所在地:滋賀県竜王町)で4月1日と4日の2日間生産を取り止めると発表した。半導体不足により取引先からの電子部品の供給が滞っているため。
同工場では軽自動車の「タント」などを生産しており、3月も半導体不足や東北地方の地震による取引先の被災の影響で生産停止が相次いでいる。

ユニ・チャーム,江崎グリコと協働で男性の育児参画を推進

ユニ・チャーム(本社:東京都港区)は3月29日、育児用ミルク「アイクレオ」などを提供する江崎グリコ(本社:大阪市西淀川区)と協働で、企業向け両親学級「みんなの育児研修」を同日より全国で参加企業を募集し、2022年4月より順次無償で提供開始すると発表した。
日本は育児先進国と比較して、夫の家事・育児時間が少ないといわれている。こうした中、子どもの出産直後に父親が休みを取りやすくする「産後パパ育休(男性版産休)」を新たに設ける改正育児・介護休業法などが2021年6月に成立し、2022年4月から順次施行される。政府令和2年度実績で12.65%にとどまっている男性の育児休業の取得率を令和7年度に30%まで引き上げる目標を掲げている。
研修では産休取得予定者、育休取得予定者などを対象に、男性育児が子どもや家族に与える影響や、乳児期の育児で大きな負担となる”授乳””睡眠””排泄”の方法などについて、栄養士・子育てアドバイザーなどを交えながらq紹介する。

花王 4/1から保育園向け子育てサポートサービス開始

花王(本店:東京都中央区)は3月28日、2022年4月1日より保育園向けのおむつ「メリーズ」のサブスクリプションを中心とした子育てサポートサービス『Kaoすまいる登園』を開始すると発表した。BABY JOB(ベビージョブ)(本社:大阪市淀川区)と協働し、教育コンテンツ提供や保育園内衛生環境づくりなどの新サービスを行い、快適な保育園生活を総合的にサポートしていく。

コニカミノルタと丸紅 介護業界の働き方改革支援で協業

コニカミノルタ(本社:東京都千代田区)と丸紅(本社:東京都千代田区)は3月28日、高齢化社会の課題解決に向けて介護現場のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)に寄与するため、丸紅がコニカミノルタQOLソル―ションズ(本社:東京都千代田区)に出資することに合意し、3月25日に出資契約を締結したと発表した。これによりコニカミノルタQOLの保有株式はコニカミノルタ51%、丸紅49%となる予定。

阪大と島津製作所「培養肉」を自動製造技術開発

大阪大学(本部:大阪府吹田市)、島津製作所(本社:京都市中京区)、シグマクシス(本社:東京都港区)の3者は3月28日、3Dバイオプリント技術の社会実装に向け協業する契約を締結したと発表した。
また、これに先立ち大阪大学と島津製作所は、3Dバイオプリント技術を応用したテーラーメード「培養肉」を自動生産する技術を共同開発する契約を締結した。牛から取り出した細胞の培養や、肉の形を自動で整えるシステムの構築を目指す。
シグマクシスは、コンサルティング事業を通じて培った高いプログラムマネジメント能力と、フードテック・コミュニティをはじめとした多様な企業とのアライアンスネットワークを生かし、3Dバイオプリント技術の実装に向けたプログラム・マネジメント・オフィスとしての役割を担う。

日本線路技術 インド高速鉄道間設計でサブコン契約

JR東日本グループの日本線路技術(本社:東京都足立区)は3月28日、IRCON International Limitedとインド・ムンバイ-アーメダバード間(延長510km)高速鉄道T-2工区軌道設計に関するサブコントラクター契約を締結したと発表した。プロジェクト管理を確実に行い、受注した役務の完遂を目指す。