エーザイ(本社:東京都文京区)は3月4日、アルツハイマー病の次期治療薬候補「レカネマブ」について、厚生労働省へ有効性などの関連データの提出を始めると発表した。製造販売の承認申請は2023年3月末までに予定するが、申請前から当局がデータを評価することで審査期間の短縮が期待できる。
厚労省所管の医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「医薬品事前評価相談制度」を活用する。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
塩野義コロナワクチン 追加接種でファイザーと効果同等
スズキ 静岡・相良工場の操業一時停止 半導体不足で
ルネサス 先進運転支援システムでホンダと協業拡大
ホンダ バッテリー交換でインド国営石油HPCLと提携
山洋電気 台湾・台北市にテクノロジーセンター
クボタ 25年に農業自動ロボ実用化 作業負担軽減・省人化
ミネベアミツミ 大阪に開発拠点 関西で技術者採用
DeNA インドでライブ配信アプリのサービス開始
ISTとJAXA 小型ロケット用エンジンシステム技術で共創
インターステラテクノロジーズ(以下、IST)と宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は3月2日、新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(以下、J-SPARC)」の枠組みのもと、小型ロケット用エンジンシステム技術の研究開発に関する共創活動を開始したと発表した。
両者のこれまで共創活動を通じ、主要コンポーネント技術の実用化へのめどが得られたことから、次の共創活動(フェーズ2)として、個々の技術をシステムとしてインテグレートした小型ロケット用エンジンシステムの研究開発に取り組むことになった。両者がそれぞれエンジンシステムを構成するコンポーネントの設計・製作をを行い、JAXAが角田宇宙センターでエンジンシステムとしての組立および試験を実施、得られた試験結果を両者で共有する。
ISTは低コストな小型ロケット用エンジンシステム技術をZEROの開発に活用し、早期の実機打ち上げを目指す。