再生可能エネルギーの大手イーレックス(本社:東京都中央区)は11月26日、東京都内で25日に開催された「ベトナム投資カンファレンス」(主催:日本貿易振興機構、ベトナム計画投資省)で、ベトナムフーイエン省との間で再生可能エネルギーとしてのバイオマス燃料の開発および調達、加工、輸送に伴う事業およびバイオマス発電所事業全般で、長期的かつ互恵的な協力関係の推進に向けた協力覚書(MOU)を締結したと発表した。
今回の協力覚書は、バイオマス燃料としてニューソルガムを開発および調達、加工等を含めた輸送に伴うフーイエン省での事業に対し、農業・農村開発の協力関係の構築の実現など両国のビジネス拡大を目指すもの。ニューソルガム事業は地元の雇用を創出していく。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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太陽誘電 170億円投じ中国・常州市の子会社に新工場建設
太陽誘電(本社:東京都中央区)は11月30日、約170億円(建屋のみ)投じ、中国の子会社、太陽誘電(常州)電子有限公司(本社:江蘇省常州市)に工場を建設し、2023年より積層セラミックコンデンサの生産を開始すると発表した。新工場の延床面積は約8万㎡、建築面積は約2万8,500㎡。2021年12月着工、2023年6月竣工。
電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5Gスマートフォンなどの技術進化に欠かせない積層セラミックコンデンサは、今後も需要拡大が期待される電子部品。このため、同社は中期的な成長戦略および生産能力増強計画の一環として、将来の需要増に対応できる生産体制を構築する。
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10月新設住宅着工10.4%増 4年9カ月ぶり伸び率 前年の反動
国土交通省が11月30日発表した建築着工統計調査によると、10月の新設住宅着工戸数は前年同月比10.4%増の7万8,004戸だった。増加は8カ月連続。伸び率は2017年1月以来4年9カ月ぶりの大きさだった。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大による住宅関連の営業活動制限で大きく落ち込んでいたため、その反動が出た。消費増税で落ち込んだ2019年と比べると1.1%増となった。
内訳をみると、持ち家は前年同月比16.6%増の2万6,840戸と、12カ月連続で増加した。貸家は同14.5%増の2万9,822戸と8カ月連続で増加した。分譲住宅は同0.6%増の2万836戸で2カ月ぶり増加。マンションが減少した一方、一戸建て住宅は増加した。地域別にみると、首都圏、中部圏、近畿圏、その他地域のすべてで増加した。