川崎汽船(本社:東京都千代田区)は2月10日、マレーシアの国営石油ガス会社、PETRONASグループで傘下のPETRONAS LNG Ltd.社との間で、新造7万9,960㎥(メンブレン)型LNG船2隻を対象として12年+12年(延長オプション)の長期定期傭船契約を締結したと発表した。
また、同時に中国●東中華造船と当該新造船の造船契約を締結したことを明らかにした。今回の傭船契約は、PETRONASグループが新造船をベースにマレーシア国外船会社と締結する初めての長期定期用船契約となる。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
フォーデイズ タイでMLM事業開始のオープニングセレモニー
グローバルモビリティS フィリピンセブ島マンダウエ市と提携
金融包摂型フィンテックサービスのグローバルモビリティサービス(本社:東京都港区、以下、GMS)は2月7日、フィリピンにおけるサービス提供拡大に向け、セブ島マンダウエ市と提携したと発表した。GMSはフィリピンでは12拠点でサービス展開しているが、セブ島では初めての提携。
マンダウエ市は人口33万人のセブ島で最も人口密度が高い都市。リゾートと空港があるラプラプ市とビジネス街があるセブ市を結ぶ交通の要衝で、セブ島の三輪タクシー(以下、トライシクル)の最も大きな市場であり、約3,000台のトライシクルが走っている。同市では1年間で300台以上の新型のトライシクル車両の代替が進み、同市のトライシクルにおけるGMSのシェアは10%を超えて拡大を続けている。
日立 ベトナム金融機関とAI活用の新サービスで実証実験
日立製作所、ベトナムの現地法人、Hitachi Asia(Vietnam)Co.,Ltd.(以下、日立アジア(ベトナム)社)およびベトナムの消費者金融機関、VietCredit Finance Company(本社:ベトナム・ホーチミン市、以下、ベトクレジット)の3社は2月10日、AIデジタル技術を活用した新たな金融サービスの提供に向けた実証実験を開始すると発表した。
べトクレジットの一部店舗に汎用のタブレット端末を活用した自動契約システムを導入し、手軽に個人ローンの申込受付・契約を可能にするサービスの実証と、稀な事象の発生を予測できる日立の人工知能を使ってスコアリングを行い、ローン審査に活用する実証を行う。
三菱ケミカル 4/1をめどにシンガポールのグループ3社を統合
ヨコオ インドLumax社とグルグラムに自動車用アンテナの合弁会社
自動車用アンテナメーカーのヨコオ(本社:東京都北区)とインドのLumax Auto Technologies Limited(本社:インド・グルグラム)は2月10日、グルグラムに折半出資で自動車用アンテナを製造・販売する合弁会社を設立する契約を締結したと発表した。新会社は「Lumax Yokowo Technologies Private Limited」で、2020年3月までに設立する予定。車載アンテナ製品をインドでも展開し、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転システム向けのV2V、V2Xといった製品の開発については、市場ニーズと顧客の要望に応える形で実施検討していく。
インドの自動車市場は2017年400万台を超え、ドイツを抜き世界4位で、今後も成長が期待されている。
NEC インド・ビハール州と予防医療分野で協業、実証実験開始
NEC、NEC Technologies India Private Limited(本社:インド・ニューデリー、以下、NECTI)、インド・ビハール州の3者は2月10日、予防医療分野での協業に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。この協業は3者が協力して定期的な訪問型の健康診断サービスを提供し、生活習慣病のリスクを軽減するための生活習慣改善を市民に奨励することにより、ビハール州における市民の健康を促進することを目的としている。
第一弾として3者は2020年2月10日から4月5日までの約2カ月間、このサービスの実証実験を行う。ビハール州に雇用されたヘルス・ワーカーがこの実証実験に参加、約5,000人の市民の各家庭を訪問し、無料で健康診断を行う。
ジャパンエレベーターサービス インドネシアに合弁で現地法人
ジャパンエレベーターサービスホールディングス(本社:東京都中央区)は2月7日、インドネシア・ジャカルタに同国で不動産事業を展開する現地企業との共同出資で現地法人を設立すると発表した。新会社「PT.Japan Elevator Service Indonesia(以下、JESインドネシア)」の資本金は35億インドネシアルピア(約2,800万円)で、出資比率はジャパンエレベーターサービスホールディングス40%、PT.Bangun Karunia Prima Langgeng30%、PT.Cahaya Daya Esa30%。2020年3月設立する予定。
今回の現地法人設立により、中長期的な成長戦略の一つと位置付ける東南アジア圏への事業拡大を図ることで、より一層の企業価値向上を目指す。
東芝インフラシステムズ 印ビハール州の下水処理プロジェクト受注
東芝インフラインフラシステムズ(本社:神奈川県川崎市幸区)は2月10日、インド現地法人、東芝ウォーターソリューションズ(以下、TWS)が、ビハール州都市インフラ開発公社から、インド・ビハール州の2つの下水処理場建設および運転・維持管理プロジェクトを受注したと発表した。このプロジェクトはインド政府が推進するガンジス川浄化計画での下水道整備事業の一つ。
今回TWSが受注したのはガンジス川流域の都市チヤプラとべグサライの下水処理場建設および15年間のO&M(Operation and Maintenance)契約。下水処理能力は3.2万トン/日。工期は2020年1月から18カ月(2021年7月完工予定)。