国内の自動車販売でハイブリッド車(HV)が好調だ。2023年の新車販売台数(軽自動車および商用車を除く)に占めるHVの割合が初めて過半数に達した。電気自動車(EV)の価格の高さや航続距離、制約のある充電場所などへの不安から、ガソリン車との”折衷案”としてHVが選ばれているとみられる。このため、半導体不足による供給制約が解消した2023年度には、自動車メーカー各社が新型のHVの市場投入を競っている。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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全国のトラック運送業者57%が赤字 保有20台以下が3/4
トラック運送業者およそ5万社でつくる全日本トラック協会が会員事業者の経営状況を分析した結果、57%が赤字となっていることが分かった。2022年度の決算として報告された会員2,558社の経営状況を分析した。
売り上げに対する営業損益の割合を示す営業損益率をトラックの保有台数別でみると、101台以上では平均でプラス1.7%と黒字だったのに対し、11台から20台は平均でマイナス1.2%と6年連続の赤字、10台以下では平均マイナス3.6%と26年連続の赤字だった。
同団体によると、トラックの保有台数が20台以下の事業者は業界全体の4分の3を占めており、小規模な事業者ほど燃料費などのコストが上昇しても運賃などへの価格転嫁が難しく、慢性的な赤字に陥っているケースが多いと分析している。
パナソニックとリオン 補聴器の共同開発で提携 第一弾
23年度のラーメン店の倒産 過去最多の63件 2.7倍に急増
三井物産 ロート製薬とシンガポール漢方薬EYSを買収
三井物産(本社:東京都千代田区)とロート製薬(本社:大阪市生野区)は4月4日、共同でシンガポール漢方薬製造販売企業のユーヤンサン(Eu Yan Sang International Ltd.本社:シンガポール、以下、EYS)を買収すると発表した。
EYS買収に伴う株式取得総額は約8億シンガポールドル(約880億円)で、最終的な持株比率はロート製薬60%、三井物産30%。
ロート製薬と三井物産が共同保有予定の特別目的会社(SPC、シンガポールで設立)がEYS株式の約86%を保有するライタス・クレーン・ホールディングス(本社:シンガポール)から全株式を譲受することに合意。残りの14%については譲受完了後に公開買付を行う。EYSは1879年に創業された東南アジア最大の漢方薬製造販売企業。