「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

東レ マレーシア子会社のABS樹脂の生産能力増強

東レ マレーシア子会社のABS樹脂の生産能力増強

東レ(本社:東京都中央区)は12月6日、Toray Plastics(Malaysia)Sdn.Berhad(本社:マレーシア・ペナン州、以下、TPM)で製造・販売するABS樹脂トヨラック(R)の生産能力を増強したと発表した。
世界シェアNo.1の地位を確立している透明グレードの拡販に向けて、年産7万5,000㌧の生産設備を増設し、2020年11月の稼働開始を目指す。これによりTPMの生産能力は年産42万5,000㌧となり、既存の千葉工場と合わせ東レグループ全体の生産能力は年産49万7,000㌧まで拡大する。

東芝 パキスタン国営送電会社向け変電所訓練シミュレータ納入

東芝 パキスタン国営送電会社向け変電所訓練シミュレータ納入

東芝エネルギーシステムズ(本社:神奈川県川崎市幸区)はこのほど、日本の政府開発援助(ODA)によるパキスタン国営送変電設備運用・維持研修所強化計画プロジェクト向けに、変電所訓練シミュレータの納入を完了した。これにより、年間延べ120人の運転員が訓練を受けられる。

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」が韓国「カカオT」と連携

タクシー配車アプリ「JapanTaxi」が韓国「カカオT」と連携

日本のタクシー配車アプリ「JapanTaxi」を展開するJapan Taxi(本社:東京都千代田区)は12月6日から、カカオモビリティ(本社:韓国・京幾都城南市盆唐区)が展開する韓国最大のモビリティプラットフォーム「カカオT」との連携を開始した。
これにより、カカオTユーザーが訪日時、同アプリを使用することで、JapanTaxiアプリに加盟するタクシーを呼び、利用することができる。

東京ガス FGENとフィリピンのLNG事業を共同運営

東京ガス FGENとフィリピンのLNG事業を共同運営

東京ガス(本社:東京都港区)は12月5日、フィリピンのファーストジェン社(以下、FGEN)とLNG受け入れ基地の建設および運営事業に関する共同開発契約を締結したと発表した。東京ガスがフィリピンにおけるエネルギーインフラ事業開発に参画するのは初めて。
同事業はフィリピン国内で今後減産・枯渇が予測される天然ガスに代わりLNGが導入されることに向けて、東京ガスとFGENが共同で国内初となるLNG受入基地の建設および運営を目指すもの。
FGENはフィリピン国内の全天然ガス火力発電容量の約6割を保有している同国内最大の天然ガス需要家。

富山化学 AAA社とがんの診断・治療薬の海外展開で契約締結

富山化学 AAA社とがんの診断・治療薬の海外展開で契約締結

富士フィルム富山化学(本社:東京都中央区)はこのほど、製薬大手のノバルティスのグループ会社、Advanced Accelerator Applications(以下、AAA社)と、がんの診断薬・治療薬の候補化合物「FF-10158」の海外における開発・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。
これにより海外において、FF-10158を開発・販売する権利をAAA社に付与するとともに、同社から契約一時金のほか、将来にわたってマイルストンやロイヤリティなどを受領する。

日立 中国の石薬集団とスマート製造に向けた協業強化で合意

日立 中国の石薬集団とスマート製造に向け協業強化で合意

日立製作所の中国の地域統括会社、日立(中国)有限公司はこのほど、中国の医薬品メーカー、石薬集団有限公司(以下、石薬集団)と、医薬品製造管理システムやデジタル統合監視制御システムの導入範囲を拡大するとともに、スマート製造に向けた協業を強化させ戦略的なパートナー関係をより深化することで合意、覚書を締結した。
今回の合意に基づき、両社はビッグデータ分析やAIの技術も活用した製造プロセスの改善・効率化や医薬品の品質向上に取り組んでいくことで、スマート製造の実現に向けた協業を加速していく。

武田薬品のシャイアー巨額買収 株主総会で正式決定

武田薬品のシャイアー巨額買収 株主総会で正式決定

武田薬品工業(本社:大阪市中央区)によるアイルランドの製薬大手、シャイアーの買収が12月5日、両社の株主総会で承認され、およそ6兆8,000億円に上る日本企業としては最高額となる海外企業の買収が正式に決定した。
この結果、2019年1月にも売上ランキングで世界でトップ10に入る製薬メーカーが誕生することになった。

ヒューマンライフケア ベトナム3大学とインターン受け入れで協定

ヒューマンライフケア ベトナム3大学とインターン受け入れで協定

ヒューマンホールディングス(本社:東京都新宿区)の事業子会社で介護事業を展開するヒューマンライフケア(本社:東京都新宿区)はこのほど、一般社団法人全国人材支援連合会(本社:長野県佐久市)と連携し、ベトナムで看護などを学ぶ学生をインターンシップ生として日本国内で受け入れる取り組みで、ベトナムの3つの大学と協定を締結した。日本の介護施設や医療機関で学ぶ学生に対し、介護の専門的な知識・技術に関する同社独自の教育プログラム「KAIGOマイスター」を提供する。

楽天 インド・バンガロールに「楽天技術研究所」開設

楽天 インド・バンガロールに「楽天技術研究所」開設

楽天(本社:東京都世田谷区)は12月3日、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」(所在地:東京都世田谷区)の新規海外拠点として11月30日付でインドのハイテク産業の中心地バンガロールに「楽天技術研究所Bengalulu」を開設したと発表した。
同研究所はインドでは初の拠点。世界では東京、パリ、ボストン、シンガポールなどに続く世界で6拠点目となる。ディープラーニングやコンピュータビジョンのほか、物流倉庫業務における無人ロボット運用に関する領域を中心に、先進技術を使った革新的なサービスにつながる新しい研究を推進する。

トランスコスモス インドネシアにEC子会社を設立

トランスコスモス インドネシアにEC子会社を設立

トランスコスモス(本社:東京都渋谷区)は12月3日、インドネシアにEC子会社「PT.transcosmos Commerce(トランスコスモスコマース)」(本社:インドネシア・ジャカルタ)を設立し、11月から事業を開始したと発表した。中長期的に事業拡大を見込む。
トランスコスモスが独自に行った調査によると、2017年のB2EC市場規模は前年比135%の約153億ドルで、今後も年平均14.8%の成長率で拡大し、2027年までに約608億ドルに達する見込み。また、インドネシア政府は2020年までに国内EC産業の規模1300億米ドル目標に掲げている。