「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ハナマルキ タイに人気の液体塩こうじの新工場

ハナマルキ タイに人気の液体塩こうじの新工場

ハナマルキ(本社:長野県伊那市)は10月25日、タイ・ヘラマート サラブリ工業団地内の「サイアム ハナマルキ」で、液体塩こうじを製造する新工場を建設すると発表した。敷地面積は約1万6000平方㍍で、2019年1月から着工し、2020年1月から出荷開始の予定。
液体塩こうじは、日本の伝統的調味料の塩こうじを同社独自の加熱製法により、液体化した酵素の力を強めている点、化学調味料を使用していない点などから、売り上げが拡大している。2017年の塩こうじの海外売上は前年比約6倍に増えている。
ハナマルキはベトナムに物流倉庫も確保。技術面ではイスラム教徒を対象とする需要に応えるため、「ハラル」認証の取得を目指す.

NECとサムスン 5Gポートフォリオ拡大へ協業

NECとサムスン 5Gポートフォリオ拡大へ協業

日本電気(以下、NEC)とサムスン電子は、グローバル市場に向けた5Gポートフォリオ拡大のため協業することで合意した。
両社は今後、5G技術におけるリーダーシップとITソリューションを組み合わせ、5GNR仕様の製品およびサービスを拡大していく。5G周波数特性およびサービス特性に合わせた5Gソリューションをグローバルに提供していく。

西部ガス シンガポール駐在員事務所を開設

西部ガス シンガポール駐在員事務所を開設

西部ガス(本社:福岡市博多区)は10月23日、シンガポール駐在員事務所を開設した。同社が海外に拠点を開設するのは今回が初めて。
国際LNG取引や海外エネルギー事業に関する情報収集およびエネルギー関連企業とのネットワーク構築を主業務とする。

神鋼環境S タイの廃棄物処理プラントの基本設計を受託

神鋼環境S タイの廃棄物処理プラントの基本設計を受託

神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区)は、Cementhai Energy Conservation Co.,Ltd.(タイ サイアム・セメント・グループの子会社)から、産業廃棄物処理発電プラント案件の基本設計業務を受託した。同社にとって海外の廃棄物処理プラント分野で3件目、タイでは初めての受注となる。
同プラントの建設予定地はタイ・ラヨーン県マプタプット工業団地で、処理能力は流動床式ガス化溶融炉で年間6万5000㌧、発電規模は8MW.
今回同社は基本設計、据付・試運転指導員の派遣を担当する。

デサント 韓国・釜山にシューズの研究開発拠点開設

デサント 韓国・釜山にシューズの研究開発拠点開設

デサント(本社:大阪市天王寺区)はこのほど、韓国・釜山にシューズの研究開発拠点として「デサント イノベーション スタジオ コンプレックス プサン」(以下、ディスクプサン)を開設し、始動した。
ディスクプサンは様々な国から優秀な人材を採用し、それを生かせる組織体制と多くの実験検証設備・機器を備えており、科学的実験と研究開発により、グローバル競争力を備えたシューズの開発を実現していく。

トヨタ ドアミラーのない車を販売 量産車で世界初

トヨタ ドアミラーのない車を販売 量産車で世界初

トヨタ自動車は10月24日、高級車ブランド「レクサス」で、ドアミラーの代わりにカメラとモニターで周囲を確認する、いわゆるミラーレス車を販売開始した。量産車としては世界で初めてという。ミラーレスはオプションとなっており、価格は税込み21万6000円。搭載できるのは現在レクサスのみ。
これは鏡の代わりにカメラを設置していることで、車線変更の際などそれぞれの状況に応じて、最適な視野の映像をモニターに映し出せ、死角を少なくできる。夜間や雨の日でも道路の状況をはっきりと映すことができる。
同社では今後、様々な車種に搭載し量産化していければコストは下げていけるとしている。

Z会グループ ベトナムで文科省公認の日本型食育・健康教育事業

Z会グループ ベトナムで文科省公認の日本型食育・健康教育事業

Z会(本社:静岡県三島市)グループは12月から、ベトナム都市部における子どもの肥満や栄養不足等による健康格差の課題解消を目指す取り組みとして、2018年度文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」公認プロジェクトに採択された「ベトナムおける日本型の食育・健康教育事業」を実施する。
EDU-Portニッポンとは、官民協働のオールジャパンで取り組む日本型教育の海外展開事業。高い基礎学力や規律ある生活習慣を育む仕組み、産業人材育成の仕組み、ICT教育、学習塾の仕組みなど、日本の教育は世界で高い関心を集めており、日本の教育を海外展開していくための取り組みだ。

アジア人財教育開発機構 12月にベトナムで介護学校開校

アジア人財教育開発機構 12月にベトナムで介護学校開校

一般社団法人アジア人財教育開発機構(所在地:東京都港区)は10月24日、ベトナムでベトナム赤十字社を現地パートナーとし、日本の介護職員初任者研修をベトナムの国の正式なトレーニングプログラムへ登録し、12月初旬に介護学校を開校すると発表した。
介護学校の拠点は、ベトナム赤十字社の組織の中にあるベトナム赤十字社幹部トレーニングセンター(所在地:ベトナム・ハノイ市)となる。今後、介護学校事業と並行して、介護実習を行えるよう介護施設を兼ねたトレーニングセンターを創設する。

プライメタルズ 中国の武漢順楽ステンレス向け電気炉受注

プライメタルズ 中国の武漢順楽ステンレス向け電気炉受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の鉄鋼メーカー、武漢順楽ステンレス有限公司(以下、武漢順楽)から湖北省のステンレス製鋼所向けに新型電気炉EAF Quantum2基とツインレードル炉2基を受注した。
この電気炉は様々な組成や品質のスクラップ鋼を処理できるように設計されている。スクラップの余熱により、電気炉の消費電力は大幅に低減され、操業コストおよびCO2排出が削減可能だ。ツインレードル炉は、生産対象鋼種に対する鋳造温度を設定どおり正確に制御する。この新型電気炉は2019年度の第3四半期に稼働する予定。

日本電産 部品生産を中国からメキシコへ移管 米中貿易戦争で

日本電産 部品生産を中国からメキシコへ移管 米中貿易戦争で

日本電産(本社:京都市南区)は、米中貿易戦争の影響が長期化すると判断、中国で生産する自動車・家電用部品の一部をメキシコに移管する。2018年度中にメキシコで約200億円を投じ、自動車と家電部品の工場の生産能力をそれぞれ倍増する計画だ。中国で生産して米国に出荷すると25%の関税がかかるため、メキシコからの出荷に切り替える。