「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

iPS製品 パーキンソン病治療で初の保険適用

中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関 )は5月13日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った再生医療製品で、パーキンソン病の治療に用いる「アムシェプリ」の公的医療保険適用を20日付で承認した。
国内の薬価(公定価格)は約5,500万円に決まった。iPS細胞由来の再生医療製品の保険適用は初めて。医療現場での使用が始まる見通し。
住友ファーマのアムシェプリはiPS細胞からつくった神経細胞で、脳内に移植して運動機能の改善を図る。

サッカーW杯 日本代表26人発表, 三笘は外れる

日本サッカー協会は5月15日、ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会(日本時間6月12日開幕)に臨む日本代表選手26人を発表した。負傷、けがなどでリハビリ中や回復途上の、注目されていた久保建英、冨安健洋、遠藤航、5大会連続のW杯出場となる39歳の長友佑都も選ばれたが、南野拓実、直前のリーグ戦で負傷した三笘薫は外れた。
26人中13人は2022年カタール大会の経験者で、13人がW杯初出場となる。

IEA 世界の石油備蓄 記録的ペースで減少続く

中東ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いていることで、世界の石油備蓄が大幅に減少している。国際エネルギー機関(IEA、本部:フランス)は5月13日、世界の石油備蓄が速報値で3月に1億2,900万バレル、4月に1億1,700万バレルそれぞれ減少。「記録的ペースで減少している」と発表した。

4月倒産7%増の883件 12年ぶり高水準

東京商工リサーチによると、4月の企業倒産(負債額1,000万円以上)は前年同月比7%増の883件だった。4月としては12年ぶりの高水準になった。4月として5年連続で前年を上回った。倒産の中心は中小・零細企業で、従業員10人未満の倒産が799件と全体の9割を占めた。負債総額は9%増の1,118億円だった。
物価や人件費の高騰でコストが膨らみ、資金繰りが悪化する企業が増えた。業種別では建設業が22%増の185件と3カ月連続で前年同月を上回った。

クボタ旧本社跡地の再開発 核は多目的アリーナ

クボタは5月11日、大阪市浪速区の旧本社跡地の再開発について、優先交渉権者を三井不動産、関電不動産開発の2社に決めたと発表した。同跡地は商業施設「なんばパークス」の南側に位置する。期間限定で住宅展示場などに使われている隣接地と合わせて約2万4,000㎡の広さがある。
再開発では約1万2,500人収容する多目的アリーナを核に、ホテルや商業施設なども含む複合施設を検討する。開業は2032年以降を予定。

欧州委員長 EU全域で子どものSNS利用制限

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は5月12日、域内全域で子どものSNS利用を制限する法案を、今夏にも提出することを検討していると明らかにした。同氏はデンマーク・コペンハーゲンでこの旨、演説した。SNSについて、中毒性のある仕組みやデザインなどのが子どもの発達に悪影響を与えると主張した。

「日本茶」GI取得へ 海外産の模倣品対策で

日本茶業中央会(本部:東京都港区)は5月11日、日本茶が「地理的表示(GI)保護制度」に加わる見通しだと発表した。日本茶全体を対象とする「ナショナルGI」として登録を目指す。今やグローバルに抹茶需要が拡大する中、海外産の模倣品による権利侵害を防ぐ。産地ごとではなく、国全体を生産地とするナショナルGIは、日本酒に続く2例目となる見通し。
国産茶葉のみを国内で加工・袋詰めした日本茶を対象とするなど、自主基準を設ける。業界では、中国産で「宇治抹茶」をかたる事例もあり、知的財産の保護が課題となっている。

兵庫県立大 近畿のクマ主食は瑞々しい果肉

兵庫県立大の研究チームは、近畿北部の里山に生息するツキノワグマの秋の主食はドングリではなく、種の周りに瑞々しい果肉を持つ「液果」とする研究結果を、国際学術誌に発表した。
ツキノワグマの食性に関する研究は、これまで北日本や東日本で行われ、比較的温暖な西日本エリアで定量的に研究されたのは初めてという。
クマの出没予測は、一般に各地域の里山などのドングリの豊・凶作に基づいて行われてきた。今回の研究結果により、「地域によっては液果類の豊凶の状況が左右している可能性が示された」としている。全国各地で被害が相次ぐクマの出没予測への活用がきたいされる

カンヌ国際映画祭開幕 日本人監督作品ラッシュ

世界3大映画祭の最高峰と評される第79回カンヌ国際映画祭が5月12日夜(日本時間13日未明)、フランス南部カンヌで開幕した。今回は各部門に日本人監督作品が目白押しだ。各賞は23日夜(同24日未明)に発表される。
最高賞パルムドールを競うコンペティション部門22作品の中に、是枝裕和監督の「箱の中の羊」、濱口竜介監督の日仏合作「急に具合が悪くなる」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」が選ばれている。日本人監督による3作品がコンペ入りするのは2001年以来25年ぶり。このほか、第2コンペ部門、カンヌプレミア部門にも日本人監督作品が選ばれている。