「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

米イラン協議 合意に至らず 核開発, ホ海峡で相違

バンス米副大統領とガリバフ・イラン国会議長をそれぞれトップとする代表団の、戦闘終結を巡る協議が4月11〜12日にかけてパキスタンの首都イスラマバードで行われた。協議は20時間以上に及んだが、合意には至らなかった。主要な争点とみられたイランの核開発と、ホルムズ海峡の通航の再開を巡り、双方の思惑の溝が埋まらないまま、両国の代表団は帰国の途に就いた。

大谷翔平 44試合連続出塁達成 イチロー超え

MLBは4月10日、各地でおこなわれ、大谷翔平選手が新たな記録を達成した。大谷はロサンゼルスでレンジャーズ戦の「1番・指名打者」で出場し、5回のライト前ヒットを放ち、昨季からの連続試合出塁を44に伸ばした。この結果、イチロー(マリナーズ)が持っていた記録、43試合連続出塁を抜き、日本勢最長記録を樹立した。チームは8−7でサヨナラ勝ちした。

映画「鬼滅の刃」世界興行収入1,179億円

東宝とソニーグループ傘下のアニプレックスは4月10日、一部劇場を除き9日に上映を終了したアニメ映画「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 あかざ(あかざ)再来」の全世界興行収入が1,179億円に達したと発表した。海外で日本の2倍近い興行収入を稼ぎ、日本映画の全世界興行収入として初めて1,000億円の大台を突破して、歴代最高となった。
全世界累計観客数は9,852万人で、うち海外の観客動員数は7,106万人だった。この作品は海外157カ国・地域で放映され、海外興行収入は777億円だった。

28年大河は波乱万丈の生涯描く「ジョン万」

NHKは4月9日、2028年放送の67作目の大河ドラマとして、動乱の膜末を生きた、ジョン万次郎(本名:中浜万次郎)の波乱万丈の生涯を描く、タイトル名「ジョン万」を制作すると発表した。主演は山崎賢人さん(31)。脚本は大河ドラマ「平清盛」などを手掛けた藤本有紀さんが担当する。

月周回有人宇宙船「オリオン」地球に帰還

米航空宇宙局(NASA)が主導する「アルテミス計画」の一環、4人の宇宙飛行士を乗せた、月周回の有人宇宙船「オリオン」が4月10日(日本時間11日)、大気圏に再突入し、米国カリフォルニア州サンディエゴ沖に着水した。オリオンは予定したミッションをクリア、アポロ計画以来、およそ半世紀ぶりとなる有人飛行での月周回を終えて、無事帰還した。

本屋大賞 朝井リョウ”イン・ザ・メガチャーチ”

全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2026年本屋大賞」(同実行委員会主催)は4月9日、朝井リョウさん(36)の「イン・ザ・メガチャーチ」(日本経済新聞出版)に決まった。
この作品は「推し活」などによって築かれるファンダム(熱狂的なファンのコミュニティー)経済を、ブームを仕掛ける側やファンなどの視点から捉えたもの。現代社会のひずみや、翻弄される人々の孤独感を描き出している。朝井さんは同賞3度目のノミネートで大賞を射止めた。
2位は佐藤正午さんの「熟柿(じゅくし)」、3位は村山由佳さんの「PRIZEープライズ」。翻訳小説部門1位は、フランスの作家メリッサ・ダ・コスタさんの「空、はてしない青」(講談社、山本和子訳)だった。

カンヌ映画祭コンペに日本人監督の3作品

南フランスで5月に開かれる第79回カンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを競う長編pコンペティション部門に4月9日、日本人監督による3作品が選ばれた。
是枝裕和監督の「箱の中の羊」、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」の3作品だ。是枝監督は2018年、「万引き家族」でパルムドールを受賞している。日本人監督による3作品がコンペ入りするのは2001年以来25年ぶり。

2月の実質賃金1.9%増 2ヵ月連続増加

厚生労働省がまとめた2月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価変動を反映した労働者1人あたりの実質賃金は前年同月比1.9%増となり、2カ月連続プラスとなった。給与の伸びと物価上昇の鈍化が影響した。
名目賃金の現給与総額は同3.3%増の29万8,341円で、50カ月連続でプラスだった。実質賃金の算出に用いる消費者物価指数は同1.4%増だった。1月の同1.7%増から鈍化し、名目賃金の伸びを下回った。主に基本給を指す「所定内給与」は同3.3%増で、33年8カ月ぶりの高い伸びとなった。

25年度「人手不足」倒産 過去最多の442件

東京商工リサーチのまとめによると、2025年度(2025年4月〜2026年3月)の「人手不足」倒産が前年度比43.0%増の442件に上り、過去最多を記録した。要因別にみると、賃上げが資金繰りの負担になった「人件費高騰」が77,2%増の195件、従業員の退職で業務に支障を来たした「従業員退職」が40.2%増の108件などが続き、いずれも前年から大幅に増え、過去最多を更新した。
人手不足倒産を業種別にみると、飲食業が63件(前年度比178.2%増)、医療・福祉事業が53件(同76.6%増)を含むサービス業ほかが170件(同73.4%増)と突出している。以下、建設業93件(同8.1%増)、運輸業70件(同11.1%増)が続き、労働集約型で人不足が深刻化している。