警察庁や米連邦捜査局(FBI)は12月24日、5月に暗号資産交換会社「DMMビットコイン」(所在地:東京都)から約482億円相当のビットコインが流出した事件は、北朝鮮のハッカー集団「トレイダートレイダー(TT)」によるサイバー攻撃と特定したと公表した。
TTは朝鮮人民軍偵察総局に属するハッカー集団「ラザルス」の一部とされ、国内での被害確認は初めて。流出したビットコインはマネーロンダリング(資金洗浄)されたが、一部がFBIの把握するTT関連口座に入ったことが確認された。
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日本の今年の平均気温 統計開始以降 最高更新見通し
環境省 26年4月からPFASを水質基準の対象に 定期検査義務
環境省は12月24日、発がん性が指摘される化学物質「PFAS(ピーファス)」の一部について、2026年4月から水道法上の「水質基準」の対象とすることを決めた。すべての水道事業者に水道水の定期検査を義務付け、含有量が水1リットル当たり50ナノ・グラムを超えた場合は、給水停止のうえ、水質改善を求める。
PFASは有機フッ素化合物の総称で、自然界で分解されず、人体に長く残留する。とくにPFASの一種、「PFOA(ピーフォア)」と「PFOS(ピーフォス)」は発がん性のある有害物質で、国は製造・輸入を禁じ、2020年にはこれらの物質を含む2リットルの水を毎日飲んでも健康に影響がない含有量として、1リットル当たり50ナノ・グラムの「暫定目標値」を定めている。ただ、水質検査など法的な義務付けはなかった。
国が水道水からの検出状況について実施した初の全国調査で、2020〜2023年度に14事業者(自治体・水道事業団)で暫定目標値を超える濃度が検出されていたが明らかになっている。
25年万博に「関心がある」最低の24%に 4月調査から下落
三菱総合研究所が10月に実施した2025年大阪・関西万博に関する意識調査によると、万博に関心がある人の割合は24%で、前回調査(4月)から1.6ポイント下落し、2021年の調査開始以来、最低となった。調査は半年ごとに実施。全国の20〜60歳代の3,000人を対象にインターネットで実施した。、
万博に「大いに関心がある」「まあ関心がある」と答えたのは、京阪神圏39%(前回比1.5ポイント減)、中京圏26.9%(同1.1ポイント増)、首都圏22.1%(同1.1ポイント増)だった。万博に「行きたい」と回答した人も全体で3ポイント減の24%で、過去最低を更新。とくに30歳代が9.3ポイント減の19.5%と19.5%と落ち込みが目立った。
23年1人あたりGDP 日本22位 OECD加盟国中 G7で最下位
23年刑法犯検挙数7.7%増の26万9,550件 19年ぶり増加
レガレイラ 有馬記念V 3歳牝馬64年ぶり快挙 競り合い制す
大本命馬ドウデュースの直前での出走取消で混戦模様となった競馬・第69回有馬記念(2500m芝、G1,15頭出走)は12月22日、千葉県船橋市の中山競馬場で行われ、5番人気のレガレイラ(戸崎圭太騎乗)が10番人気のダービー馬、シャフリヤールとのゴール前の競り合いを鼻差制し、2分31秒8で2度目のG1を制覇した。1着賞金5億円を獲得した。3歳牝馬の優勝は1960年のスターロッチ以来、64年ぶり2頭目の快挙。
レガレイラは、クラシックレースでは3歳牝馬路線(桜花賞、オークス、秋華賞)ではなく、皐月賞、日本ダービー、菊花賞の牡馬との対決路線を選んだ。陣営がそれだけの実力がある”器”と見込んだ。果敢な挑戦の好結果は出なかったが、年長のG1馬が顔を揃えた今年の最終戦で、実力を証明してみせた。戸崎騎手、木村哲也調教師(美浦)はともに有馬記念2勝目。
最内枠から逃げたダノンデサイルが3着。1番人気に支持されたアーバンシックは6着に終わった。