「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

外国人労働者受け入れ, 19分野で最大123万人

政府は1月7日、有識者会議で技能実習に代わって2027年4月に始まる在留資格」「育成就労」と、既存の「特定技能」で受け入れる外国人労働者の上限数を盛り込んだ「分野別運用方針」を取りまとめた。
昨年12月の政府案通り2028年度末までに最大計123万人とした。1月下旬にも閣議決定される見通し。
育成就労では、工業製品製造業、建設、飲食料品製造業、介護など17分野で最大42万6,200人、特定技能では既述の育成就労の分野に加え、自動車運送業、航空を合わせた19分野で最大80万5,700人を上限とした。

維新 兵庫の4地方議員「国保逃れ脱法行為」

日本維新の会は1月7日、一部の所属議員が一般社団法人の理事に就くことで、国民健康保険料の支払いを免れているとの指摘を受けて実施した島内調査の中間報告を公表した。兵庫県内の地方議員4人について、「国保逃れの脱法的行為と捉えられる」との見解を示した。
兵庫県内の4人は県議2人と神戸市魏、尼崎市魏。京都市の法人の理事に就き、月5万〜3万4,000円の会費を法人に支払う一方、「理事の業務」として月2回、アンケートに回答して月1万1,700円の報酬を受け取っていた。
吉村代表は同日、大阪府庁で記者団に「事実関係を確定させ、許されないものだと判断すれば、厳しく処分する」と語った。
維新の調査は党所属議員ら807人を対象に行われ、803人が回答した。

前福井県知事 職員にセクハラ1,000通認定

福井県は1月7日、昨年12月に辞職した杉本達治前知事(63)について、同氏の県職員へのセクハラ行為を認定する特別委員の報告書を公表した。
総務省からからの出向時から含めておよそ20年わたり、女性職員4人に送ったLINEやメールなど約1,000通をセクハラと認定。脚や尻を触るなど身体的接触の被害申告が3件あったことを明らかにした。
また報告書は、一連の行為がストーカー規制法違反や、不同意わいせつ罪に該当する可能性が否定できないとも言及している。

中国 対日軍民両用品禁輸を発表 レアアース

中国商務省は1月6日、日本へのデュアルユース(軍民両用)製品の輸出を同日から禁止すると発表した。同省によると、軍事目的や軍事力強化につながる軍民両用製品。具体的な品目は公表していない。
ただ、中国英字紙チャイナ・デイリー(電子版)は関係筋の話として、「中国政府が中・重希土類の輸出許可の厳格化を検討している」と報じている。2025年4月に7種類のレアアースについて、政府の許可を義務付けており、これらが対象になるとみられる。
中国は、台湾有事に関する高市首相の国会答弁に強く反発しており、この一環。日本への経済的圧力を強めるのが狙い。

島根・鳥取で震度5強の地震, 長周期”階級4”

島根県東部を震源とするマグニチュード(M)6.4の地震が6日発生し、同県や鳥取県で最大震度5強が観測された。その後も震源付近で最大震度5弱〜3の地震が相次いでいる。震度6強が観測されたのは島根県松江市、鳥取県境港市など。震度5強が観測されたのは鳥取県で2016年10月、島根県では2018年4月以来という。
今回の地震の特徴は、震源地から遠く離れた場所で「長周期地震動」(高層ビルと大きくゆっくり揺らす)が観測されたことだ。この長周期地震動の高い方から「4〜1段階」のうち、「階級4」(這わないと動くことができない)が鳥取県西部で観測された。階級4が観測されたのは2024年の能登半島地震以来。

ナウマンゾウ化石のDNA解析に初めて成功

山梨大や国立科学博物館などのチームは、日本でかつて生息したナウマンゾウのDNA解析に初めて成功したと発表した。科学誌アイサイエンスに論文が掲載された。
ナウマンゾウは「パレオロクソドン属」と呼ばれる絶滅したゾウで、アフリカから世界に進出した仲間のうち、最も古い約105万年前に分かれた系統だと判明した。パレオロクソドン属は、高さが最大4m超ある大型哺乳類。そのうちナウマンゾウは高さ2〜3m程度と小型。その祖先は数十万年前の氷河期に海面が低下した際、大陸と陸続きになった日本へ渡った。
ナウマンゾウは2万〜3万年前に日本で絶滅したとされ、国内300カ所で化石が発見されているが、遺伝的系統は不明だった。
今回チームは、青森県東通村で発掘された4万9,000年前と3万4,000年前のナウマンゾウの奥歯の化石から、母から子に伝わる「ミトコンドリアDNA」を抽出し、配列を調べることに成功。その結果、ナウマンゾウは約105万年前に分岐した古い系統であると判明した。アフリカから進出した初期の集団が祖先である可能性が高まった。

マドゥロ氏初出廷 4件すべて無罪主張

米政府に身柄を拘束されたベネズエラのマドゥロ大統領は1月5日、4件の罪で起訴された裁判の被告人として米ニューヨーク連邦地裁に初出廷した。マドゥロ氏は「私はベネズエラの大統領であり、拉致された」と述べ、①麻薬輸入の共謀②麻薬テロの共謀③機関銃や破壊装置の所持④機関銃や破壊装置の所持に関する共謀ーー4件の罪状をすべて否認した。

JR6社 年末年始の利用者最多の1,371万人

JR各社は1月5日、年末年始(12月26〜1月4日)の利用状況を発表した。期間中のJR6社の新幹線と特急の利用者は前年度比5%増の1,371万人となり、1日あたりの利用者は記録が残る1991年度以降で最多となった。連休が取りやすい曜日配列となったことや、国内旅行需要の高まりなどで利用者が伸びたとみられる。
空の便では国際線について、全日本空輸(ANA)が前年度比11.1%増の27万5,689人となった。日本航空(JAL)は同0.4%減の22万2,923人だった。また、国内線はANAが同1.3%増の150万1,038人、JALグループが0.4%減の109万9,465人だった。

社保制度改革へ1月中に「国民会議」新設

高市首相は1月5日、年頭記者会見を行い、現役世代の負担を減らす社会保障制度改革を議論する「国民会議」を月内に新設すると表明した。国民会議には、野党に参加を呼びかけ「与野党の垣根を越え、有識者の英知を集め、結論を得ていきたい」と語った。減税と現金給付を組み合わせる「給付付き税額控除」の制度設計などを議論する。
中国との関係について「懸案と課題があるからこそ、意思疎通が重要だ」とし、緊張緩和に向けた対話の用意があることを強調した。
経済政策では、人工知能(AI)と半導体関連分野で「50兆円を超える官民投資を促し、約160兆円の経済効果を実現する」との目標を掲げた。

W杯ジャンプで二階堂蓮が初優勝 小林10位

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1月4日、インスブルックでジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第14戦が行われ、二階堂蓮(24)が合計276.5点でW杯初優勝した。二階堂は1回目に131mでトップに並び、2回目も128mまで伸ばし、3連勝を狙ったスロベニアのドメン・プレブツを0.5点差抑えた。日本のエース小林陵侑は10だった。