「アジア」カテゴリーアーカイブ

「空飛ぶクルマ」実現へ 大阪府・市がSkyDriveと連携協定

大阪府と大阪市は9月14日、ドローンの技術などを使った「空飛ぶクルマ」の実現につなげようと、機体の開発を担っている民間企業、SkyDrive(本社所在地:東京都)と協力して実証実験などに取り組む連携協定を締結したと発表した。
空飛ぶクルマは、人やモノを乗せて電動で飛行できる機体で、交通渋滞の緩和や物流の効率化などにつながると期待されている。2021年中に、大阪・南港で大型のドローンを飛ばして風の影響などを調べるほか、仕組みや活用方法などを説明するセミナーを開くことにしている。大阪府の吉村知事は、「2025年の大阪・関西万博までに実現させたいので、2022年にも大阪で試験飛行をしてほしい」と話している。

大阪・北区の大型パチンコ店で集団ワクチン接種

大阪市北区の大型のパチンコ店、フリーダムで9月13日、営業を休み従業員や家族、地域の人たちを対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が行われた。接種を受ける人はパチンコ台の椅子に座り、医師や看護師が順番に回っていくという仕組み。台の上にモニターが設置されていて、接種からの経過時間が分かるようになっている。呼び出しボタンがあるので、体長に異変があった場合もすぐに対応できるという。今回は2日間でおよそ1,500人がワクチン接種を受ける予定。店では10月に2回目の接種を予定している。

大阪・豊中市がワクチンカーで”出前”接種サービス開始

大阪府豊中市が9月13日から、新型コロナウイルスのワクチン接種をキャンピングカーを改造した車で「出前」するサービスを始めた。豊中市内のお寺の境内に停められた「おとどけ!ワクチンカー」と名付けられた車の中で、近くの商店街の関係者48人が接種を受けた。
これは接種権を持つ希望者が24人以上集まれば、希望する場所まで出張してくれるサービス。豊中市は”ママ友”や大学のサークル仲間などのグループを想定している。豊中市のワクチンカーは11月末まで運用される。

INAC神戸,浦和など白星発進 サッカー女子WEリーグ開幕

サッカー女子プロ、YogiboWEリーグは9月12日開幕、5試合が行われた。従来のトップリーグだったなでしこリーグを中心にINAC神戸、三菱重工浦和などが白星発進した。
INAC神戸は新設の大宮に5-0で大勝。三菱重工浦和が日テレ東京ヴェルディに2-1で競り勝った。マイナビ仙台はノジマ相模原と0-0で引き分けた。また、新設の広島はちふれ埼玉に3-0で快勝し、長野は新潟を3-1で降した。
WEリーグは11クラブが参加し、2022年5月に終了する。

日本交通 大阪のナショナルタクシーを買収 全株取得

タクシー大手の日本交通(本社:東京都千代田区)は9月10日、ナショナルタクシー(本社:大阪市城東区)を買収したと発表した。買収額は非公表。同日付で発行済みの全株式を取得した。この結果、ナショナルタクシーの181台のタクシーが加わり、日本交通グループの大阪府でのタクシー保有台数は744台となった。
ナショナルタクシーは1951年に設立、大阪の地域の人々の足として親しまれてきた老舗タクシー会社。

大阪府の重症病床使用率45.8%,軽症・中等症患者1,861人

大阪府によると、9月11日時点の重症者は前日から1人減の277人で、確保している重症病床(605床)に対する使用率は45.8%となった。軽症・中等症病床の入院は前日から59人減の1,861人。
11日に新型コロナウイルスへ新たに感染が確認された人は1,263人で、50代の男性1人の死亡が判明し、府内の累計死者数は2,870人となった。

サッカー女子 国内初プロリーグ「WEリーグ」9/12開幕

サッカー女子の国内初のプロリーグ「WEリーグ」が、いよいよ9月12日開幕する。参加するのは11チーム。東日本のチームが多い中、関西から唯一、神戸市に拠点を置く「INAC神戸レオネッサ」が参加し、初代チャンピオンを目指す。
これまでの女子サッカーは、仕事と掛け持ちしながらプレーをしている選手が多かった。WEリーグ発足に伴い、各クラブは15人以上の選手とプロ契約を結ぶことが義務化された。これにより、海外のプロサッカーチームへ行かなくても、よりサッカーに集中できる環境が整えられた。コロナ収束後、WEリーグの躍動による、日本女子サッカー全体のレベルアップが期待される。

2カ所目のコロナ重症センター 大東市に9/16から運用開始

大阪府大東市の野崎徳洲会病院は9月9日、大阪府の補助を受け敷地内に整備した、大阪府内で2カ所目となる「大阪コロナ重症センター」を、9月16日からの運用開始を前に施設内部を報道機関に公開した。
同センターは重症患者用の病床を20床備え、人工心肺装置=ECMOを最大で4台稼働できるほか、人工透析の装置が2台設置されている。運用開始に向けて病院は新たに40人の看護師を確保し、常勤・非常勤合わせて12人の医師が治療にあたる。広さ450㎡余の治療室は真ん中で仕切れるようになっていて、重症患者が減ってきた場合にはスペースの半分を中等症の患者用に活用するという。
大阪コロナ重症センターは、大阪府が30床を備えた施設を住吉区で運用しているほか、守口市で3カ所目の整備が進められている。

新型コロナで10代後半男性が死亡 全国でも初の犠牲者

大阪府は9月8日、新形コロナウイルスに感染し、1日に救急搬送された府内の10代後半の男性が、搬送先の大阪市内の病院で亡くなったと発表した。この男性は基礎疾患があり、ワクチン接種は受けておらず、重症患者向けの治療を受け入ていた。新型コロナで10代の患者がなくなるのは初めてで、厚生労働省によると全国でも9月1日時点では、10代の死亡例は報告されていないという。

空飛ぶ車の24年実用化目指す スカイドライブと連携 大阪

大阪府の吉村洋文知事は9月8日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶ車」の開発企業、スカイドライブ(所在地:東京都)と連携協定を締結すると発表した。大阪府は2025年の「大阪・関西万博」を見据え、2024年には空飛ぶ車でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)と万博会場の夢洲を結ぶなど、大阪湾での実用化を目指している。