日本政府は人道支援を目的に、アフガニスタンの小児感染症予防に総額10億5,400万円を無償資金協力する。この無償資金は同国の定期予防接種およびワクチン調達などに充てられる。
アフガニスタンは世界でも子どもの死亡率が高い国の一つ。死因にはワクチンで予防可能な疾病も含まれ、子どもの感染症の発症および流行を予防するため、ワクチン接種率の向上が求められている。
「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ
日本 ジャカルタ鉄道新路線の建設に1,400億円超の円借款
第24回タイフェスティバル東京 5/11,12 代々木公園で開催
日本のODA23年実績額 過去最高の196億㌦ 10年で倍増
日本の2023年の政府開発援助(ODA)実績額が196億ドル(約3兆930億円、暫定値)と過去最高を更新した。経済協力開発機構(OECD)のまとめによると、2014年のODA実績額95億ドルから、この10年間で倍増している。
日本のODAはインド太平洋諸国を軸に、数次にわたる円借款によるインフラ開発支援はじめ、病院や学校の建物建設から、対象国への無償資金協力による医療器材の調達、教員養成・教育プログラム開発などまで幅広い。当事国にとって債務不履行が目に見えているような、巨額のインフラ支援を実施・仕掛け、その中で”債務の罠(わな)”として、一部国際問題化している中国の動きを見据え、日本のODAは当然のことだが、対象国・地域の意向やニーズを聞き取り、尊重した形で進められている。