東京理科大学発ベンチャーのイノフィス(本社:東京都新宿区)は5月10日、「マッスルスーツ Every(エブリィ)」の海外展開の一環として、タイでの販売を開始したと発表した。ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国ではマレーシアに続き2カ国目となる。
日系企業を含めた製造業・物流業をメインターゲットとしつつ、建設・農業・医療・福祉業界への可能性も視野に、現地販売代理店との協業で製品を展開していく。海外展開は今後の成長余地が大きいと考えており、労働者保護意識の観点から、アシストスーツの潜在ニーズがさらに高まっていくと見込んでいる。
このマッスルスーツは最大25.5kgfの補助力、重量は3.8kgと軽量。圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮する。2021年4月末現在、シリーズ累計出荷台数2万台を突破している。
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綜研化学 中国・南京市の粘着剤の生産能力3倍に
アクリル系粘着剤を手掛ける綜研化学(本社:東京都豊島区)は8月17日、中国の連結子会社、綜研高新材料(南京)有限公司(所在地:江蘇省南京市、以下、SKN)が粘着剤の生産設備を増強すると発表した。
同社グループは、中国に生産集約化が進む液晶ディスプレイ関連分野における粘着剤の需要拡大に対応するため、SKNの生産能力増強投資進めている。現状、SKNでは反応設備2基が稼働しているが、今回の増強投資では、現在工事中の反応設備2基に加えて、さらに1基増設することで、生産能力を現状の約3倍とする予定。
現在進行中のSKN設備投資の完了予定時期は2022年6月で、2021年9月に着手する設備増強投資が完了するのは2023年4月の予定。投資金額は合わせて約35億円。