ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は9月12日、三菱ふそうトラック・バスが開発した、小型の電気自動車(EV)トラック「eCanter(eキャンター)」の新型モデルを約900台導入すると発表した。
最大積載量2トンで、航続距離の短いラストワンマイル輸送に活用する。9月より2024年3月までに全国で順次投入し、温暖化ガスの排出削減につなげる。従来型に比べ小回りが利くように改良。約8時間の通常充電で116km走行できる。荷台に常温・冷蔵・冷凍の3室を備えている。
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空飛ぶクルマで共同研究 あいおいニッセイ, MS&AD, HUAM
MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険とMS&ADインターリスク総研、法政大学大学院アーバンエアモビリティ研究所(以下、HUAM)は9月11日、空飛ぶクルマなどエアモビリティの社会実装に向け9月1日、共同研究契約を締結したと発表した。
これに基づき、空飛ぶクルマに関する総合的なリスクアセスメントや安全・安心なモビリティサービス事業の構築、次世代航空分野における人材育成に向けた共同研究を行う。
空飛ぶクルマは2025年に国内での社会実装が目指されており、2035年までに空飛ぶクルマ自体の市場規模は大阪関西エリアだけで約920億円、付随した経済波及効果は約1,530億円にも上るとみられている。
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大阪の金剛自動車12/20にバス事業廃止 府下4市町村で運行
大阪府下4市町村でバス事業を運行する金剛自動車(本社:大阪府富田林市)の白江社長は9月11日、ドライバー不足と利用者減などを理由として、2023年12月20日にバス事業を廃止することを明らかにした。同社は富田林市、太子町、河南町、千早赤阪村の4市町村で、近鉄の長野線富田林駅や喜志駅等を結ぶ14路線を運行している。
バス事業廃止について、①すべての路線が赤字②ドライバー不足が慢性化し、減便したり、他のバス会社からドライバーの派遣を受けてしのいできたものの、事業の継続が困難になったーとしている。また、この間、運行路線の自治体から補助金を出すので運行を継続してほしい旨の要請もあったが、ドライバーの確保難、2024年問題で残業時間のの規制が入ると、事業を継続できるほどの収支の改善は望めないと判断した。