「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

大阪・関西万博 一般入場者数黒字の目安2,200万人超え

博覧会協会は9月27日、大阪・関西万博の一般入場者の累計が速報値で、運営費の黒字の目安としてきた2,200万人を超え、同日時点で2,220万人に上り、2005年に開催された愛知万博の入場者数に並んだと発表した。
閉幕まで1カ月間となったこの2週間は連日20万人を超える人が訪れており、このペースでいけば閉幕までの入場者数はおよそ2,500万人に上る見込み。

24年政党交付金 前年比100億円増の総額369億円

総務省のまとめによると、2024年の政党交付金は前年比100億円(37%)増の総額369億円に上った。これは衆議院選挙があったため。このうち後任推薦料などの「選挙関係費」は81億円で、大型の国政選挙がなかった前の年の5倍以上に増えている。
支出総額を政党別にみると、自民党が199億7,900万円と最も多く、次いで立憲民主党が68億7,500万円、日本維新の会が40億1,500万円、公明党が31億5,100万円、国民民主党が13億7,300万円、れいわ新選組が6億4,100万円、社民党が3億8,900万円、参政党は2億7,900万円などとなっている。

ソフトバンク2年連続21回目リーグ優勝 競り合い制す

プロ野球、パ・リーグは9月27日、ソフトバンクホークスが2年連続21回目(前身の南海時代の10回、ダイエー時代の3回を含む)の優勝を果たした。1リーグ時代の2回を含めると23回目。
最終盤の日本ハムとの競り合いに勝ち、優勝マジックを「1」としていたチームは同日の西武戦を4−1で逆転勝ちして決めた。今季は開幕時、主力の離脱が相次ぎ昨季の戦力が影を潜め、4月は12年ぶりの単独最下位に終わった。そこから生え抜き中堅選手の台頭、そして終盤、首位に躍り出ると昨季を思い起こすかのように実力を発揮、ペナントレースを制した。

ブザンソン国際指揮者コンクールで米田覚士さん優勝

2年に1度開かれる若手指揮者の登竜門、フランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」で、岡山県出身の米田覚士さん(29)さんが優勝した。後に世界的な指揮者となった小澤征爾さんもかつて同コンクールで優勝している。
今年は日本人3人を含む20人が本選に出場。米田さんは上位3人による9月27日の決勝に進出。米田さんは3つの課題曲に取り組み、細やかな手さばきや全身のダイナミックな動きを使い分けてタクトを振り、会場から大きな拍手が沸き起こっていた。日本人の優勝は11人目。

専門技能持つ外国人材の「育成就労」制度 27年4/1開始

専門技能を持つ外国人材を外国人材を育てる新たな「育成就労」制度が、2027年4月1日から始まることになった。これに伴い1993年に始まった、現在の「技能実習制度」は廃止されることになった。
林官房長官は「近年の我が国の労働力不足の深刻化や国際的な人材獲得競争が激化する状況を鑑みると、魅力ある働き方として選ばれる国になることが必要不可欠だ。2027年の施行に向けて、省令の公布や受け入れ見込み数などを定める分野別の運用方針の作成などの準備を着実に進めていく」としている。

税関で押収大麻1〜6月で1㌧超え 半年間で過去最大に

財務省関税局によると、今年1〜6月に全国の税関で押収された大麻は前年同期の8倍余り増えて1,332kgに上り、半年間の押収量としては統計開始以降、最大となった。6月にベトナムから海上貨物に隠されていた1トン余の乾燥大麻が押収されたことで、全体の押収量が増えた。
なお、今年1〜6月の半年間に全国の税関が空港や港で摘発した覚醒剤や大麻など不正薬物の押収量は2,073kgで前年同期と比べおよそ33%増えた。

ふるさと納税 岡山県総社市など4市町を除外 費用上限違反

総務省は9月26日、ふるさと納税を巡る法令違反があったとして、岡山県総社市、佐賀県みやき町、長崎県雲仙市、熊本県山都町の計市町を除外すると発表した。4自治体の指定の取り消しは9月30日付。これにより4市町は今後2年間、寄付者にふるさと納税に伴う税制上の優遇措置を提供できなくなる。

万博アンゴラ館工事 一六八建設を無許可請負容疑で送検

大阪府警は9月26日、一六八(いろは)建設(本社:大阪市鶴見区)を国や大阪府の必要な許可を得ないまま大阪・関西万博アンゴラ館の内装工事を請け負い、工事を進めたとして、社長、従業員をあわせ4人と、法人を建設業法違反容疑で書類送検した。
一六八建設は1月下旬から2月上旬にかけて、およそ1億2,000万円で工事を請け負った。大阪府警は8月、社長の自宅など12カ所を捜索して関係資料を押収するなど捜査を進めていた。一六八建設の社長は「許可を申請中で、手続き中であれば工事を請け負えると考えていた」と説明している。

「トランプ大統領は反撃を支持している」ゼレンスキー氏

米国のニュースサイト「アクシオス」は9月25日、ウクライナのゼレンスキー大統領の「ロシアがエネルギー施設を攻撃した場合には、トランプ大統領は我々がロシア国内エネルギー施設などへ反撃することを支持している」とのインタビュー記事を報じた。そして、米国から追加で長距離兵器が供与されれば、ロシアへの攻撃に使用する可能性があると強調した。
また、ゼレンスキー氏は「私の目標は戦争を終結させることだ」と述べ、ロシアによる軍事侵攻が終われば大統領を辞任する用意があるとの考え方を示した。