「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

山本好投, 勝利投手に ドジャース連勝 ジャッジ封じる WS

米大リーグは10月26日、ワールドシリーズ(WS、7回戦制)の第2戦が行われ、大谷と山本が所属するドジャース(ナ・リーグ)がヤンキース(ア・リーグ)を4−2で破り、2連勝を飾った。
WS初先発の山本は7回1/3を投げ、3回にソトにソロ本塁打を許したが、打たれたのはその1安打と失点のみ。ア・リーグの本塁打、打点の2冠に輝いたヤンキースの主砲、ジャッジを完璧に抑え、勝利投手となった。日本人投手のWSでの先発は2007年の松坂(レッドソックス)、2017年のダルビッシュ(当時ドジャース、現パドレス)に続き3人目で、勝利投手となったのは松坂以来2人目。大谷は1番・指名打者で出場し、3打数無安打だった。

「第76回正倉院展」開幕 天平文化の宝物57件公開

奈良・正倉院の宝物を紹介する「第76回正倉院展」(主催:奈良国立博物館)が10月26日、奈良市の奈良国立博物館で開幕した。天平文化の華やかさを物語る57件の至宝が公開されている。11月11日まで(会期中無休)。事前予約が必要な日時指定入場制。観覧券はローソンチケットなどで販売。
今回は①「七宝」で装飾を施した、ガラスを使った宝物②甲羅や金属で装飾を施した木製の献物箱③現代では途絶えた幻の技法「撥鏤(ばちる)」を施した宝物④現存するわが国最古の戸籍である正倉院古文書正集第二十六巻、下級官人が役所に提出した盗難届が収められた正集第四巻ーなどが出展されている。
ガラス質の釉薬を焼き付ける技法「七宝」で装飾された鏡「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいじゅうにりょうきょう)」や、魚の形をしたアクセサリー「深緑瑠璃魚型(ふかみどりるりのうおがた)」、甲羅や金属で彩色した献物箱「緑地彩絵箱(みどりじさいえのはこ)」、本物のウミガメの甲羅を使った杖「玳瑁八角杖(たいまいはっかくのつえ)」、撥鏤の宝物で代表的なものが「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」など。

ソフトバンク 先勝 DeNA 最終回猛追届かず 日本シリーズ

プロ野球の日本シリーズが10月26日、横浜スタジアムで開幕し、第1戦はパ・リーグ覇者ののソフトバンクが、セ・リーグ3位から進出したDeNAに5−3で勝利した。ソフトバンクは2回、先発した有原がライト前にタイムリーを放ち、投げては7回を無失点に抑える粘り強い投球でDeNA打線を抑えた。DeNAは9回に4安打を集めて3店を返す粘りを見せたが、及ばなかった。
27日の第2戦も同球場で行われる。先発投手はDeNAが大貫、ソフトバンクがモイネロと発表されている。

ドジャース 逆転先勝 フリーマン 劇的サヨナラ満塁本塁打

米大リーグ(MLB)は10月25日(現地時間)、ワールドシリーズ(WS、7回戦制)がロサンゼルス・ドジャースタジアムで開幕し、大谷翔平選手と、山本由伸投手が所属するドジャース(ナ・リーグ)が、ヤンキース(ア・リーグ)に6−3の逆転サヨナラで先勝した。延長10回、フリーマンがWSで史上初となる劇的なサヨナラ満塁本塁打を放った。1番・指名打者で出場した大谷は8回、同点に持ち込むきっかけとなる二塁打を放ち、5打数1安打だった。山本はチームの連勝をかけて、第2戦に先発する。

神戸・六甲山小でストーブ”火入れ式”異例の高温「霜降」

神戸市灘区の六甲山小学校で二十四節気の一つで、霜が降りるとされる「霜降」の日に合わせて10月23日、子どもたちが自分たちで火を起こして、薪ストーブに火をつける恒例の”火入れ式”を行った。
同小学校は標高が800m近い場所にあり、例年なら朝晩は肌寒くなる時期。だが、列島各地で季節外れの夏日が続く今年は、少し趣が違う。同小学校の同日朝9時の気温は19度と例年より10度前後も高かった。それでも4年から6年生までの児童合わせておよそ30人が、下級生たちが見守る中、木の棒を板にこすりつける伝統的な火起こしに挑戦した。なお、ストーブは今後、気温が10度以下になったときにつけられるという。

北朝鮮部隊ロシアクルクス州到着, 戦闘地域27〜28日配置か

ウクライナ国防省の情報機関は10月24日、ロシアで軍事訓練を受けた北朝鮮兵士の最初の部隊が、ウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州に到着したと発表した。ウクライナの情報機関によると、ロシア国内に派遣された北朝鮮兵は将官3人、将校500人を含む推定約1万2,000人に上り、ロシア極東など5カ所で訓練を受けている。
ゼレンスキー大統領は25日、軍総司令官の報告として、北朝鮮兵が27〜28日に戦闘地域に配置されるとの見通しを明らかにした。北朝鮮兵が投入されれば、事態は複雑化するとともに、戦闘の激化が懸念される。

京都「鞍馬の火祭」勇壮な”炎の乱舞”が見物客を魅了

京都市左京区の鞍馬山中腹で10月22日、無数の松明(たいまつ)が夜空を焦がす「鞍馬の火祭」が営まれた。同祭は鞍馬寺の鎮守社・由岐神社の祭礼。平安時代中期、御所に祀られていた祭神を鞍馬に移す際、篝火(かがりび)を焚いて迎えたのが由来とされる。
この日は、氏子らの家々の軒先に松明が灯される中、締め込み姿の若者らが山門前に参集。長さ約3m、重さ100キロの大松明を一斉に担ぎ上げると、夜空に朱々と火の粉が舞い上がった。見物客らは、勇壮な炎の乱舞に見入っていた。

JAXA 米田・諏訪さん 宇宙飛行士に正式認定 基礎訓練修了

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月22日、宇宙飛行士候補者の米田あゆさん(29)と諏訪理(まこと)さん(47)を正式に宇宙飛行士として認定したと発表した。1年を超える基礎訓練を修了し、21日付で認定された。2人は今後、米国に訓練の拠点を移し、実際の宇宙飛行に備えた訓練を続ける。

インドネシア新政権「8割が与党」”強権運営”懸念の声

インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は10月21日、閣僚48人を指名して新政権を発足させた。2月に行われた大統領選後に進めた多数派工作で、国会(定数580)の議席の8割を占める巨大な連立与党となった。様々な思惑が絡んだ大々的な連立工作の結果だ。
こうした現状に地元メディアは危機感を示し、国民の間で早くも事実上”オール与党”を背景に、プラボウォ大統領は強権的な政策運営を行うのではないかとの懸念の声が出ている。

全高16.72mの巨大ガンダム 万博会場・夢洲に登場

2025年大阪・関西万博会場となる大阪・夢洲(所在地:大阪市此花区)に10月23日、全高16.72mの巨大ガンダム像が登場した。これは万博でバンダイナムコホールディングスが展示する実物大ガンダム像。同日、現場で頭部と胴体を結合する「上頭式(じょうとうしき)」が開かれ、迫力ある姿を披露した。
ガンダム像は、片膝を立てて右腕を高く上げるポーズで、「新たな宇宙時代を切り開くというメッセージを込めた」としている。このガンダム像の隣では、人気アニメ「機動戦士ガンダム」をテーマにしたパビリオンの建設が進められている。