日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイ商務省(MOC)はこのほど、2024年1〜3月の外資規制業種の認可状況を公表した。1〜3月累計の認可件数は前年同期比2.3%増の178件となり、内訳は外国人事業ライセンス53件、外国人事業証明書125件だった。投資総額は同8.6%増の約359億200万バーツ(約1,508億円)となり、849人の新規雇用に寄与した。
国別にみると、日本が約190億600万バーツ(構成比52.9%)、40件で金額、件数ともに首位だった。次いでシンガポールが約32億9,400万バーツで32件、中国が約28億8,600万バーツで20件、米国が約10億4,800万バーツで29件だった。
1〜3月に認可された案件のうち、東部経済回廊(EEC)への投資案件は56件で投資金額は約116億2,900万バーツで認可総額の32.4%を占めた。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
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全国の空き家 過去最多の900万戸 30年で倍増 総務省
総務省が4月30日発表した2023年10月1日現在の住宅・土地統計調査結果(速報値)によると、全国の空き家は900万戸に上った。前回調査時の2018年から51万戸増加し、過去最多を更新した。30年前の1993年(448万戸)から倍増した。この点について、同省統計局は「単身高齢者世帯の増加に伴い、亡くなったり、施設に移ったりした後、空き家になるケースが増えていると考えられる」としている。
総住宅数は世帯数の増加により、261万戸増の6,502万戸。このうち空き家が占める割合(空き家率)は13.8%で、いずれも過去最高だった。
空き家のうち賃貸用や売却用、別荘などに該当せず、使用目的のない物件は、前回から37万戸増加し385万戸。空き家全体に占める割合は42.8%に達し、2003年(32.1%)から拡大が続いている。
能登半島地震4カ月 石川県内 今も4,606人が避難所暮らし
2024年元日に発生した、最大震度7を観測した能登半島地震から5月1日で4カ月経過した。石川県内では仮設住宅の建設が進められ、4月までに県が必要と見積もる数の5割を超える3,300戸余りが完成している。ただ、それでも4月30日時点で4,606人が今も避難所暮らしを余儀なくされている。被災者の生活再建に向けた早急な環境整備が求められている。
能登半島地震では石川県内でこれまでに245人の志望が確認され、3人が行方不明となっている。被害を受けた住宅は県内で7万8,568棟に上り、このうち8,142棟が全壊した。また、珠洲市、輪島市を中心におよそ3,780戸で断水が続いていることから、自宅に戻ることができない被災者もいる。
桂由美さん死去94歳 日本ブライダルファッションの先駆け
日本のブライダルファッションの先駆けで世界的に知られたデザイナーの桂由美さんが4月26日、亡くなった。94歳だった。
桂さんは1965年に東京・赤坂に日本で初めてのブライダル専門店をオープンし、日本初のブライダルショーも開催した。当時はまだ一般的ではなかったウエディングドレスを浸透させ、女性のシルエットを美しく引き出すドレスで日本の結婚式のスタイルにも強い影響を与えた。
1980年代からニューヨークやパリなど世界30以上の都市でショーを開いて活動の場を広げ、日本を代表するファッションデザイナーとしての地位を築いた。3月にも東京で最新作70点を発表するファッションショーを開催するなど精力的に活動していた。
是枝監督がカンヌ映画祭「パルムドール」競う審査員に
ベトナム最高指導部でまた交代, 序列4位の国会議長辞任
3月の求人倍率1.28倍16カ月ぶり上昇, 失業率は同率2.6%
競馬の天皇賞・春 テーオーロイヤルがG1初制覇
競馬の第169回天皇賞・春(G1、3200m芝、18頭エントリー)は4月28日、京都・淀競馬場で行われた。昨年のダービー馬、菊花賞馬が顔を揃えたが、いずれも惨敗。これまでG1レースで無冠のテーオーロイヤル(菱田裕二騎乗)が1番人気の支持に応え3分14秒2で優勝し、G1初制覇で重賞4勝目を飾った。1着賞金2億2,000万円を獲得した。菱田騎手、岡田稲男調教師ともにG1初勝利。18頭のうち、ヒンドゥタイムズは出走取消、ハピは競走を中止した。
テーオーロイヤルは3000m以上の長距離レースで実績を積み重ねている典型的ステイヤー。このレースでも最終コーナーで外から徐々に順位を上げ、直線で一気に鋭い末脚を発揮した。2馬身半差の2着に5番人気のブローザーホーン、さらに半馬身差の3着に6番人気のディープボンドが入った。