「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

来季MLB 東京で開幕戦 ドジャースvsカブス 25年3/18, 19

米大リーグ機構は7月18日、来季の開幕戦を大谷翔平選手とと山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースと、鈴木誠也選手と今永昇太投手が所属するシカゴ・カブスの顔合わせで、3月18、19日に東京ドームで開催すると発表した。
大リーグの公式戦が日本で開催されるのは、イチロー選手が引退を表明した2019年の開幕シリーズ、シアトル・マリナーズーオークランド・アスレチックス以来6年ぶり。

6月貿易収支2,240億円の黒字 3カ月ぶり 黒字幅は6.1倍

財務省が7月18日発表した6月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2,240億円の黒字だった。黒字は3カ月ぶり。円安を背景に半導体関連の輸出などが伸び、黒字幅は前年同期比6.1倍となった。
6月の単月の輸出額は前年同月比5.4%増の9兆2,086億円で、増加は7カ月連続。6月の輸入額は同3.2%増の8兆9,846億円で3カ月連続増加した。
2024年上半期(1〜6月)の貿易収支3兆2,345億円の赤字だった。赤字額は前年同期比53.7%減少した。半期ベースの赤字は6期連続。

関経連会長 万博前売り券「関西財界分460万枚にめど」

関西経済連合会(関経連)の松本正義会長は7月17日、2025年万博での関西の経済界の前売りチケット購入について、企業から「460万枚の購入意向がある」と明らかにした。経済界全体で700万枚を負担する計画だが、このうち関西だけで480万〜500万枚を分担することを想定しており、これに一定のめどがついたとみられる。

手足口病 患者数過去10年で最多 38都府県で警報基準超え  

国立感染症研究所によると、7月7日までの1週間に全国およそ3,000の小児科の医療機関から報告された患者数は3万5,960人で、1医療機関あたりでは11.46人と前の週よりも3.01人増え、この時期としては過去10年で最も多くなっている。地域別にみると、三重県が25.98人と最多で、次いで埼玉県が18.8人、富山県が18.76人、広島県が16.99人と続いている。全国38の都府県で国の警報基準の5人を超えている。
手足口病は主に子供が感染し、手足や口に発疹ができる病気。

大谷 大リーグオールスターで初ホームラン 先制の3ラン

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)が7月16日(日本時間17日)、テキサス州アーリントンのレンジャーズの本拠地、グローブライフ・フィールドで行われたオールスター戦にナショナル・リーグの2番・指名打者(DH)で先発出場し、三回に球宴で初本塁打となる先制の3ランを放つ活躍を見せた。大谷は3度打席に立ち、2打数1安打、1三振、1四球だった。大リーグオールスター戦で、日本人選手で本塁打をマークしたのは2007年のイチロー選手(ランニング本塁打)以来2人目。
メジャー1年目で選出されたカブスの今永昇太選手は、ナ・リーグの投手として4番手で登板し、1回を三者凡退で抑え期待に応えた。

首相 旧優生保護法で原告に謝罪「除斥期間」取り下げ

岸田首相は7月17日、最高裁の障害を理由に不妊手術を強いた旧優生保護法の違憲判断を受け、国家賠償請求訴訟の原告らおよそ130人と首相官邸で面会し、1時間40分ほどかけて被害者から直接訴えを聞き、謝罪した。そのうえで首相は「除斥期間」を取り下げて、和解を目指す方針を示した。

京都・祇園祭 前祭23基の山鉾巡行 古都の夏優雅に彩る

京都・祇園祭のハイライト、前祭の23基の山鉾巡行が7月17日、京都市内中心部の四条通〜河原町一帯で行われた。巡行は午前9時ごろ、祇園囃子の響きとともに、先頭の長刀鉾が四条烏丸交差点を出発。”動く美術館”とも称される、豪奢な装飾品に彩られた山鉾23基が都大路を進む。
最大の見せ場は鉾を90度に方向転換する”辻回し”。鉾の車輪の下に竹を敷いて水を撒き、男衆が「よーいとせ」の掛け声とともに縄を引くと、鉾は滑るように向きを変える。
この日、京都市内は午前10時までに気温30度を超え、梅雨明け前の湿気が肌にまとわりつく、蒸し暑さに見舞われた。このため、零年以上に団扇(うちわ)や手持ち扇風機で涼をとる見物客の姿が目立った。7月24日の後祭では別の山鉾11基が巡行する。

中国1〜6月自動車輸出台数30.5%増の279万台, PHEV大幅増

中国汽車工業協会(CAAM)のまとめによると、2024年上半期(1〜6月)の自動車輸出台数は前年同期比30.5%増の279万3,000台だった。このうち乗用車は31.5%増の233万9,000台、商用車は同25.7%増の45万4,000台。新エネルギー車(NEV)の輸出台数は同13.2%増の60万5,000台だった。うち電気自動車(EV)は同2.3%減の47万8,000台②とどまり、前年を下回った。こうした中、目立ったのがプラグインハイブリッド車(PHEV)で、2.8倍と大幅に増えた。

関空の発着枠 25年春以降1時間45回→60回へ3割増やす

関西エアポートが運営する関西国際、大阪国際(伊丹)、神戸の3空港の役割を議論する「関西3空港懇談会」は7月15日、兵庫県や大阪府などの地元自治体が、国土交通省が示した新飛行ルートに合意した。これにより、関空では2025年春以降、1時間あたりの発着回数の上限が現状の45回から約60回へ3割増える。好調なインバウンド需要や万博を見据え、関空の出発・到着便でそれぞれ2本ずつ新ルートを設け、処理能力を向上させる。

中国4〜6月GDP4.7%増 1〜3月から伸び縮小, 消費冴えず

中国国家統計局が7月15日発表した4〜6月の実質国内総生産(GDP)は前年同期比4.7%増にとどまり、伸びは1〜3月の5.3%増から0.6ポイント縮まった。生産や輸出が牽引したが、消費が冴えなかった。不動産不況など内需の低迷が長引き、先行きへの不安感が再び増している。