「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

大阪市7月から試行「こども誰でも通園制度」利用受付開始

大阪市は6月3日から、7月から市内9つの区の17の保育施設で試行的に実施される「こども誰でも通園制度」の利用申請の受け付けを開始した。対象は市内に住む生後6カ月から3歳未満の未就園児で、1人につき月10時間まで利用できる、利用料は1時間あたり300円だが、施設によっては給食やおやつなどの実費分が上乗せされる場合があるという。
こども誰でも通園制度は、保護者が働いていなくても、子どもを保育所などに預けられる事業制度で、令和8年度から全国の自治体で導入される予定。

JAL「ミャクミャクジェット」6/3から国際線就航, 万博PR

日本航空(JAL)は6月2日、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のデザインを施した機体、2号機を羽田空港で報道陣に公開した。2023年11月に国内線で運航を始めた1号機に続いて国際線にも導入。3日からフィリピン・マニラ行きで運航を開始する。”空飛ぶ広告塔”として、2025年4月の開幕まで大阪・関西万博を海外PRする。

ヤクルト石川雅規 23年連続勝利 新人年から史上初の快挙

プロ野球、ヤクルトの石川雅規投手(44)が6月2日、楽天3回戦で今季初勝利を挙げ、史上初めて新人年から23年連続勝利の快挙を達成した。昨年、最長記録だった米田哲也(阪急など)の1956〜1977年の22年連続に並んでいた。23年連続の勝利では工藤公康(西武など)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)に並ぶ最長記録。石川投手は現役最年長のサウスポー。通算記録は186勝186敗。

競馬の安田記念 香港馬ロマンチックウォリアー制覇

競馬の春のマイル王決定戦、第74回安田記念(G1、1600m芝、18頭出走)は6月2日、東京都府中市の東京競馬場で行われた。1番人気の香港馬ロナンチックウォリアー(ジェームズ・マクドナルド騎乗)が、G1レース4連勝中の実力を発揮し、優勝するとともに1着賞金1億8,000万円を獲得した。マクドナルド騎手、チャップシン・シャム調教師ともにこのレース初勝利。外国馬の優勝は18年ぶり。
ロマンチックウォリアーは、パドックでは入れ込みが目立ち、少し不安視する向きもあったが、好スタートから5,6番手を追走。最後の直線残り200m付近で力強く抜け出すと、そのまま押し切った。半馬身差の2着には後方を追走していた4番人気のナミュールが、末脚を伸ばし急襲し入線、さらに首差3着に2番人気のソウルフラッシュが入った。

全米女子オープンで笹生優花 日本勢初の2度目V, 渋野2位 

女子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米女子プロゴルフ選手権は6月2日、米ペンシルベニア州ランカスターCC(パー70)で最終ラウンドがあり、首位と3打差の5位でスタートした笹生優花(22)が3年ぶり2度目の優勝を果たした。日本勢のメジャー2勝は男女通じて初めての快挙。米ツアー2勝目。また、4位からスタートした渋野日向子が2位に入った。
日本女子のメジャー制覇は1977年全米女子プロ選手権の樋口久子、2019年全英女子オープンの渋野、2021年の笹生に続き4度目。男子では2021年に松山英樹がマスターズ・トーナメントを制している。

京都駅と観光地結ぶ「観光特急バス」6/1から運行開始

オーバーツーリズム対策の一環として、6月1日から京都駅と市内の観光地を結ぶ「観光特急バス」の運行が始まった。観光特急バスは、京都駅と清水寺近くの五条坂を直接結ぶ便と、京都駅から五条坂や祇園などを経由して銀閣寺に向かう便の2路線で、土日と祝日などに運行される。
運賃は通常の市内バスとは異なる。大人500円、子ども250円で、市営地下鉄と市内を走るバスに一日に何度でも乗車できる「地下鉄・バス1日券」も利用できる。ただ、「敬老乗車証」や定期券などは対象外。

インド総選挙 6/1投票終了 与党が過半数議席確保の勢い 

インド全土で4月19日から7回に分けて実施されたインド総選挙(下院選)が6月1日、全投票が終了した。4日に開票が行われる。
選挙は3期目を目指すモディ首相を党首とする与党・インド人民党(BJP)と最大野党・国民会議派を中心とする野党連合が、全国543の議席を争った。高い経済成長を牽引してきたモディ氏率いる与党が安定した政権運営に必要な過半数の議席を維持できるか注目される。

インドの23年度実質GDP8.2%成長 前年度を1.2㌽上回る

インド政府の発表によると、2023年度(2023年4月〜2024年3月)の実質国内総生産(GDP)の成長率は8.2%となった。政府の事前予測7.6%成長を0.6ポイント上回る高い成長率を維持した。製造業、建設業のほか、不動産業、金融業などが好調で、2022年度(2022年4月〜2023年3月)の7%成長を1.2ポイント上回る、成長著しい同国の現状を国内外に示した。

大阪の外国人客 24年1,400万人見通し 5年ぶり過去最高

大阪観光局の推計によると、2024年に大阪を訪れる外国人客数が1,400万人になる見通しだ。この数値は新型コロナウイルス禍前の2019年を14%上回り、5年ぶりに過去最高を更新する。
同局によると、2024年1〜4月に来阪した外国人客は455万9,000人(推計値)で、2019年の同時期に比べ18%増えている。国・地域別にみると、歴史的な円安を背景に韓国、台湾、香港のほか、欧米各国などが2019年の水準を上回っている。