神戸市は、灘区の特別養護老人ホーム「きしろ荘」で、無資格の職員がおよそ2,000回にわたって、チューブで胃に栄養を直接送る「胃ろう」などの医療行為を繰り返していたとして、この施設を今年4月から1年間の業務停止とする異例の処分を行った。
同ホームは資格のない職員が2020年8月までのおよそ1年半で、合わせておよそ2,000回にわたり胃ろうなどの医療行為を行っていたという。また、国が定める週2回以上の入浴を行っていなかったほか、1年半ほどの間、利用者のケアプランを作成していなかったことも明らかになった。
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新型コロナ関連の経営破たん 小規模倒産合わせ909件に
老人福祉・介護事業の20年倒産118件で過去最多 コロナも影響
東京商工リサーチのまとめによると、2020年(1~12月)の「老人福祉・介護事業」の倒産は118件に達し、介護保険法が施行された2000年以降、過去最多だった2017年と2019年の111件を上回った。新型コロナウイルス関連倒産も7件発生。人手不足などで経営不振が続く小規模事業者に加え、新型コロナの影響が件数を押し上げた。
業種別では、「訪問介護事業」が56件(構成比47.4%)と半数近くを占め、深刻なヘルパー不足が影響した。次いで、デイサービスなどの「通所・短期入所介護事業」の38件(同32.2%)。
負債額1億円未満が94件(構成比79.6%)、従業員5人未満が79件(同66.9%)、設立10年未満が65件(同55.0%)と資金力の脆弱な小規模零細事業者の倒産が大半を占め、”息切れ倒産”が目立った。
一方、負債総額140億1,300万円で前年比13.3%減少した。
再春館S ベトナムIT人材育成 フエ科学大学とインターンシップ提携
日本の新型コロナ関連の経営破綻 小規模合わせ902件に
コロナで解雇・雇い止め8万人超え 緊急事態宣言で急増を懸念
厚生労働省は1月7日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う解雇や雇い止めが見込みを含めて1月6日時点で8万121人に上ったと発表した。こうした中、首都圏の1都3県に1月8日から2月7日までの期間、緊急事態宣言が再び発令されることで経済活動が滞り、さらに首都圏を中心に解雇・雇い止めが急増する可能性がある。
解雇・雇い止めの推移をみると、最多は緊急事態宣言が発令されていた5月の1万2,949人。以降、9月までは1カ月あたり1万人程度だったが、10月以降はやや増加ペースが鈍化していた。しかし、首都圏では2回目の緊急事態宣言で持ちこたえられなくなる事業者のもとで、解雇・雇い止めのヤマができることが懸念される。
コロナ解雇広がる 20年累計で7万9,608人に 製造・飲食業中心
「妊娠届」1~10月累計で5.1%減少 人口減少コロナ禍で加速か
厚生労働省のまとめによると、全国の市区町村に提出された「妊娠届」の件数が、1~10月累計で前年同期比5.1%減と落ち込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響が大きいとみられる
今年4月の妊娠届件数は前年同月比で0.3%減にとどまっていた。ところが、緊急事態発令後の5月は一気に17.6%減となり、6月は5.7%、7月は10.9%のそれぞれ減と続いた。さらに8月は6.0%減、9月は1.0%減と持ち直したかに思われたが、10月は6.6%減となっている。
コロナの第3派が全く衰えをみせず、年末年始の医療体制が憂慮される中、精神的にも例年とは全く異なる年越し・新年を控え、今後も回復はほどんど見込み薄。したがって、コロナ禍で人口減少がさらに加速する見通しとなった。
市販用高齢者向け食品市場 2030年に278億円規模へ 富士経済
待機児童解消へ「保育」受け皿4年で14万人分整備 政府新プラン
日本政府は12月21日、希望しても認可保育所などに入れない待機児童の解消に向けた「新子育て安心プラン」を閣議決定した。この骨子は2021~2024年の4年間で新たに約14万人の「保育」の受け皿を整備すること。24年度末を待たずに、できるだけ早く待機児童の解消を目指す旨、明記した。
政府が17年に策定した現在のプランでは2018年度~2020年度の3年間での待機児童の解消を掲げていた。ところが、厚生労働省が公表した2020年4月1日時点の待機児童は1万2,439人に上り、達成は困難となっている。
新子育てプランで必要な約1,440億円の財源は、企業の拠出に加え、高所得者層の児童手当を廃止するなどして捻出する。