帝国データバンクのまとめによると、近畿2府4県で4月、1,000万円以上の負債を抱えて法的整理になった企業は165件で、前年同月と比べ横ばいとなった。負債総額は151億300万円で、前年同月比35億円余(19.0%)下回った。同社では今後について、中国経済の減速による関西経済へのマイナスの影響も表面化しつつある。当面は倒産が急増する見込みは薄いものの、中期的には倒産が緩やかに増加していく可能性もあるとしている。
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連休の関空国際線利用者17%増の84万2,000人で最多
連休の関空国際線利用者17%増の84万2,000人で最多
大阪出入国在留管理局関西空港支局のまとめによると、4月26日から5月6日までの11日間に関西空港国際線を利用した人は、出発がおよそ43万6,000人、到着がおよそ40万6,000人の合わせて84万2,000人で前年同期より17%増え、1日あたりの利用者は7万6,560人で、この時期としては開港以来最も多くなった。平成から令和への改元をはさみ、今年に限っての祝日を合わせ初の10連休で、長い休みが取りやすかったためだ。
利用者の内訳は日本人が40万6,000人、外国人が43万6,000人で、日本人は前年同期と比べ15万人(58%)増えた。渡航先は中国が最も多く11万6,000人、次いで韓国の10万人だった。このほか、今年は欧州や北米を結ぶ遠距離路線の利用者も前年より増えた。