明治(本社:東京都中央区)は11月13日、中国事業を統括する100%出資子会社、明治(中国)投資有限公司を通じて、明治制果食品工業(上海)有限公司に増資し、アイスクリーム生産拠点を新設すると発表した。増資額は6億5,000万人民元(約103億円)で、2023年度より生産を開始する計画。中国におけるアイスクリーム事業の拡大に対応し、海外市場での持続的な成長基盤を確立する。
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コロナ感染症治療薬の開発を目的とした新会社設立 5社が合弁
ペプチドリームなど5社は11月12日、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発を目的とした合弁会社「ペプチエイド(PeptiAID Inc.)」を設立することで合意したと発表した。
5社はペプチドリームほか、富士通、みずほフィナンシャルグループの連結子会社、みずほキャピタル、竹中工務店、キシダ化学。ペプチエイド(本社:神奈川県川崎市)の資本金は5億9,900万円(2020年12月末予定)で、出資比率はペピチドリーム25.0%、富士通25.0%、みずほキャピタル24.9%、竹中工務店16.7%、キシダ化学8.3%。
新会社では治療薬の候補化合物について、ペプチドリームから譲渡を受け、前臨床試験からヒトでの有用性確認に必要となる前期の臨床試験までを最短で実施することを目指す。臨床試験の後期以降は、各地域で高い開発力を有する製薬企業との共同開発等を通じて、開発タイムラインの最適化、および早期実用化を目指す。