「経済」カテゴリーアーカイブ

JR西日本が来春 新大阪-奈良を快速直通運転

JR西日本が来春 新大阪-奈良を快速直通運転

JR西日本は11月13日、2019年春「おおさか東線」が全線で開業することに伴い、新大阪駅と奈良駅を結ぶ快速列車の直通運転を始めると発表した。新大阪駅と奈良駅の間の直通運転の所要時間はおよそ1時間で、1日8本運行する。
おおさか東線は、新大阪駅と八尾市の久宝寺駅の間を結ぶ路線で、このうち南側の久宝寺駅から大阪・鶴見区の放出(はなてん)駅の間はすでに開業している。残りの放出駅から新大阪駅の間は現在建設中で、2019年春に全線開業が予定されている。

関西広域連合 大災害時の帰宅困難者対策でガイドラインを

関西広域連合 大災害時の帰宅困難者対策でガイドラインを

関西広域連合はこのほど、南海トラフの巨大地震など大規模な災害が発生した際の帰宅困難者の対策を話し合う会議を開き、隣接する府県などが連携して対応するためのガイドラインを今年度中にまとめることになった。
会議には関西の各府県や政令市、JR、私鉄の鉄道事業者などの関係機関の担当者およそ50人が出席した。

近畿の10月倒産197件 6カ月連続で減少

近畿の10月倒産197件 6カ月連続で減少

帝国データバンクのまとめによると、近畿2府4県で10月、1000万円以上の負債を抱えて法的整理になった企業は、前年同月比4件(2.0%)減の197件となった。前年同月比で6カ月連続の減少。
業種別で建設や繊維など5つの業種で倒産が減少した。一方、負債総額は199億1100万円で、前年同月比で21億7400万円(9.8%)減少した。ただ、「米中貿易戦争の長期化などで先行きの不透明感は増しつつあり、今後緩やかに倒産が増加する可能性もある」としている。

遮断機下りたまま”開かずの踏切”廃止 JR東淀川駅

遮断機下りたまま”開かずの踏切”廃止 JR東淀川駅

JR京都線の「東淀川」駅の周辺で、”開かずの踏切”として揶揄(やゆ)されてきた踏切が11月11日、遂に廃止された。同駅近くにある3つの踏切は1時間で最大で57分間、遮断機が下りた状態となるなど、地元では有名な、不評の”開かずの踏切”だった。
このため、JR西日本などでは1昨年から自転車と歩行者用の通路の整備と、駅舎の移転を進めてきた。11日にその運用が始まり、地域住民は大歓迎で、不評を極めた踏切は廃止された。

大阪城公園に各地から「だんじり」大集合

大阪城公園に各地から「だんじり」大集合

大阪城公園に11月4日、大阪の祭りでお馴染みの「だんじり」を集めたイベントが開かれた。会場には大阪市や東大阪市、泉大津市などから地域ごとに特色ある様々な32台のだんじりが大集合した。
高さ3~4㍍ほどで、遠目には似通っているが、よくみるとかなり違う。大坂冬の陣や源平の戦いをモチーフとした合戦の様子が表現されていたり、龍や獅子などの精巧な彫刻が施されてたものもある。
揃いの法被姿の男たちが太鼓を鳴らしたり、威勢のいい掛け声を掛けながら、それぞれのだんじりを引き回し、大阪城公園の中を巡行した。

天皇陛下在位30年記念貨幣 大阪・造幣局で打ち初め式

天皇陛下在位30年記念貨幣 大阪・造幣局で打ち初め式

大阪市北区の造幣局で11月5日、天皇陛下の在位30年を記念した1万円金貨と500円銅貨の打ち初め式が行われた。
1万円金貨は純金で20㌘あり、表には翼を広げた鳳凰(ほうおう)がデザインされ、500円銅貨には天皇皇后両陛下のご成婚のパレードで使用された馬車がデザインされている。また、いずれも桐と白樺があしらわれ、裏には菊の紋章が描かれている。
1万円金貨は単体の場合、13万8000円、金貨と銅貨のセットは14万円で通信販売され、銅貨だけの場合は金融機関の窓口で額面と同じ500円で引き換える。通信販売の申し込みは11月21日までで、販売と引き換えは2019年2月ごろから予定されている。

大阪・御堂筋などで冬の風物詩「光の饗宴」開幕

大阪・御堂筋などで冬の風物詩「光の饗宴」開幕

冬の大阪をイルミネーションで彩る、いまや冬の風物詩ともなったイベント「大阪・光の饗宴」が11月4日夜から始まった。大阪市のメインストリート・御堂筋も、梅田から難波までのおよそ4kmが、約130万個の色とりどりのLED電球の鮮やかな光で照らし出された。
点灯式には松井知事、吉村市長ほか人気デュオ、コブクロの2人らが参加した。初日は一部区間が歩行者に開放され、訪日外国人やカップルらが写真に収める姿が目立った。御堂筋のイルミネーションは12月31日まで、午後5時~午後11時まで。
冬の大阪をイルミネーションで飾るイベントは、海外から冬場にも観光客を呼び込もうと大阪府・市、経済界が官民挙げて協力のもと開いているもので、万博記念公園の太陽の塔や天王寺公園など各地もイルミネーションで彩られる。

近畿の9月有効求人倍率1.64倍と最高水準更新

近畿の9月有効求人倍率1.64倍と最高水準更新

大阪労働局によると、9月の近畿2府4県の有効求人倍率は前月比0.02㌽上回る1.64倍と、平成に入って最も高い水準をさらに更新した。
近畿2府4県で9月、仕事を求めている人は28万5745人と4カ月連続で減少したのに対し、企業の求人数は46万9659人で2カ月連続で増えた。府県別の有効求人倍率は、大阪府が1.83倍(前月比0.02㌽増)、京都府が1.56倍(同0.01㌽減)、奈良県が1.54倍(同0.07㌽増)、兵庫県が1.49倍(同0.03㌽増)、滋賀県が1.39倍(同増減なし)、和歌山県が1.38倍(同0.01㌽増)だった。
大阪労働局は今後の見通しについて、一時的に台風の影響はあったが、慢性的な人手不足を背景に、雇用情勢は引き続き堅調に推移するとみられるとしている。

コシノジュンコさん 大阪府庁でファッションショー

コシノジュンコさん 大阪府庁でファッションショー

ファッションデザイナー、コシノジュンコさんが企画、「光でつなぐ大阪の未来・文化」をテーマとしたファッションショーが10月28日、大阪府庁で行われた。伝統芸能や音楽など大阪の文化を大阪府内各地で実施している「大阪文化芸術フェス」の一環。
大阪府庁本館の正面玄関に特設のランウェイが設けられ、通常のファッションショーとは全く違った趣のショーとなった。コシノさんの出身地、岸和田のだんじり祭りで使われる勇壮な和太鼓を皮切りにショーはスタート。府庁の重厚な造りの階段からモデルが次々と下りてきて、およそ1時間ほどの間に合わせて45の斬新な作品が披露された。

大阪の上半期の訪日外国人旅行客587万人で過去最多

大阪の上半期の訪日外国人旅行客587万人で過去最多

大阪観光局によると、今年1月から6月までの半年間に大阪を訪れた外国人旅行客は、推計で前年同期比11%増の587万5000人で過去最多となった。
国・地域別にみると、中国が218万人と最も多く、次いで韓国が135万人、台湾が68万人などとなっている。