「歴史くらぶ」カテゴリーアーカイブ

JR奈良駅北に3基以上の未知の古墳群があった

JR奈良駅北に3基以上の未知の古墳群があった
 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館は3月25日、JR奈良駅の北約500㍍の地に、これまで知られていなかった3基以上の古墳群(4~5世紀)があったことが分かったと発表した。2000年度と2009年度の発掘で円筒埴輪や船形などの破片が数百点出土、分析した結果、時期の異なる埴輪が多数あり、墳丘は残っていないが、古墳群があったと結論付けた。この約2㌔北西には同時期の大王墓とされる佐紀古墳群があり、同博物館では「今回分かった古墳群は大王を支えた首長の墓では」とみている。

京都・大覚寺 高村光雲作 聖観音像 3点見つかる

京都・大覚寺で高村光雲作の聖観音像など3点見つかる
 京都市右京区の大覚寺は3月26日、彫刻家、高村光雲(1852~1934年)の彫刻作品3点が境内の蔵で見つかったと発表、報道陣に公開した。いずれも木造で大正時代に制作されたもので、聖観音像(高さ20.8㌢)、白衣大士像(同22㌢)、聖徳太子孝養像(同21㌢)の3点。保存状態も良く、光雲の芸術性の高さがうかがえる作品だという。一般公開は大覚寺で4月3日から5月31日まで。

ガレージセールで290円の器 競売で2億円に

ガレージセールで290円の器 競売で2億円に CNNテレビによると、元値がガレージセールで3㌦(約290円)だった器が、実は中国の北宋時代(10~12世紀)の逸品と判明し、米ニューヨークで行われた競売で、約220万㌦(約2億1000万円)で落札されたことが分かった。出品者は2007年夏、ニューヨーク州の自宅近くで催されたガレージセールで安売りされていた、この器を買い求めたという。

大阪・茨木市で16世紀のキリシタンの墓跡

大阪・茨木市で16世紀のキリシタンの墓跡
 大阪府文化財センターは3月19日、大阪府茨木市の千提寺地区にある千提寺西遺跡で、16~17世紀ごろのキリシタンの墓とみられる長方形の穴2基が見つかったと発表した。千提寺地区は、大正時代に日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師、フランシスコ・ザビエルの肖像画(重要文化財)が発見されたことで知られ、戦国時代の敬虔なキリシタン大名、高山右近の旧領地だ。徳川幕府による1614年の禁教令以降も熱心な信者がいた地として知られている。ただ、今回のような墓の発見は初めて。これまでキリシタンの墓は大阪府高槻市の高槻城跡や、大分や長崎など全国でも5カ所ほどしかない。

女優・高峰秀子さんの未発表随筆発見

女優・高峰秀子さんの未発表随筆発見
 映画「二十四の瞳」「浮雲」など映画史に残る作品に主演した女優で、エッセイストとしても知られた高峰秀子さん(1924~2010年)の未発表のエッセイが、東京都港区の自宅で見つかった。1958年に夫で映画監督の松山善三さんと欧州旅行した際の旅行記で、新潮社から「旅日記 ヨーロッパ二人三脚」のタイトルで3月30日に刊行される。旅行記は、ベネチア国際映画祭に出席するために日本を発った1958年8月24日から、フランスやドイツ、スペインなどを回って帰国した翌年3月28日までの約7カ月間にわたる。各地の食べ物や買い物、映画の感想が淡々と綴られている。パリで画家の藤田嗣治に絵を描いてもらうなど、幅広い交友関係もうかがわれる。

漱石の松山の下宿先「愚陀仏庵」の復元を断念

漱石の松山の下宿先「愚陀仏庵」の復元を断念
 愛媛県と松山市の連絡会議は、夏目漱石が教師として松山に赴任していた際の下宿先「愚陀仏庵」の復元を事実上断念することを表明した。2010年に豪雨で全壊、同連絡会議がその復元を協議していたが、安全性が確保できないと判断。道後温泉など他の候補地も、土地取得費や維持管理費の問題で難しいと結論付けた。愚陀仏庵は、漱石が1895年(明治28年)6月から下宿し、現在の松山市二番町にあった木造2階建ての民家。漱石の俳号「愚陀仏」から命名した。

唐招提寺境内で7世紀の仏像彫ったタイル出土

唐招提寺境内で7世紀の仏像彫ったタイル出土
 奈良県立橿原考古学研究所と奈良市の唐招提寺は3月21日、同寺境内で7~8世紀のものとみられるせん仏(仏像を彫刻した古代のタイル)の破片1点が出土したと発表した。出土したせん仏片は縦約12㌢、幅8㌢、厚さ4.5㌢。重要文化財級の発見という。

ダイアナ元妃のドレス1億円超で落札

ダイアナ元妃のドレス1億円超で落札
 故ダイアナ元英皇太子妃が所有していたドレス10着が3月19日、ロンドンで競売に掛けられ、計約86万ポンド(約1億2000万円)で落札された。ダイアナ元妃はパリで事故死する数カ月前の1997年、ニューヨークで行われた慈善オークションに多数のドレスを出品していた。今回競売に掛けられたのは、その際に出品された一部だという。

1億年前の鳥の後ろ脚には翼があった

1億年前の鳥の後ろ脚には翼があった
 中国・臨○大などのチームは3月15日付の米科学誌サイエンスに約1億年前の原始的な鳥類の後ろ脚に翼があったことを確認したと発表した。初期の鳥は前後4本の脚に翼を持っていたが退化し、現代の鳥のような二つの翼になったと考えられる。チームは中国・遼寧省の白亜紀前期(1億4500万~1億年前)の地層から発掘された原始的な鳥類の化石を調べた。その結果、サペオルニスと呼ばれる原始的な鳥類では後ろ脚のすねに約5㌢、足の甲に約3㌢の風切り羽があった。また、現代の鳥に最も近いヤノルニスでは後ろ脚の羽毛に羽軸はなく、ダウンのように柔らかくなっていた。

ロシアの隕石は45億年前に形成された物質

ロシアの隕石は45億年前に形成された物質
 ロシア科学アカデミー地球化学・分析化学研究所のエリク・ガリモフ所長は3月19日、2月に同国チェリャビンスク上空で爆発した隕石について、45億年前に形成された物質でできているとの分析結果を同アカデミー幹部会で明らかにした。タス通信が伝えたところによると、隕石となって宇宙に飛び出してから2億8900万年が経っているという。「45億年前」は太陽系ができた時期と近い。