富山・魚津市の縄文期の環状集落は全国最大規模
富山県埋蔵文化財調査事務所によると、同県魚津市の早月上野遺跡で見つかった縄文時代の環状集落が、直径約280㍍と推測され全国最大規模だったことが分かった。41カ所ある竪穴式住居の跡からは、約5500年前ごろと推定される土器が出土しており、縄文時代中期から晩期の遺構とみられる。ほかに祭祀用とみられる石棒も出土している。中心の広場を「墓域」が囲み、周りの「居住域」に住居が点在する一般的な環状集落となっていた。関東・甲信越地域の環状集落と住居の並び方が似ており、東日本から北陸地方への文化的影響を示す遺構という。
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「卑弥呼の墓」解明へ 箸墓古墳など宮内庁が調査許可
「卑弥呼の墓」解明へ 箸墓古墳など宮内庁が調査許可
宮内庁は2月13日、日本考古学協会など考古・歴史学系の15の研究者団体に、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とされる箸墓古墳(奈良県桜井市)と、その後継者・壱与の墓とされる西殿塚古墳(同県天理市)の立ち入り調査を許可したと発表した。調査は20日に実施される。
両古墳は最古段階の巨大前方後円墳で、墳丘の詳しい形態など不明な点が多い。箸墓古墳は全長約280㍍で、宮内庁は第7代・孝霊天皇の皇女の墓として、西殿塚古墳は全長約230㍍で、宮内庁は第26代・継体天皇の皇后、手白香皇女の墓として、それぞれ管理している。3世紀中ごろから4世紀初めに築造されたとみる説が有力だ。
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各地に「山田方谷を広める会」設立で盛り上がる
各地に「山田方谷を広める会」設立で盛り上がる
幕末、備中松山藩(現在の岡山県高梁市ほか)の財政を建て直した陽明学者、山田方谷(やまだほうこく、1805~1877年)の事績をもっと幅広く知ってもらおうとの動きが目立ってきた。地元岡山県の関係者は、NHKの大河ドラマ化を求めて署名運動を展開するほか、各地に昨年から「山田方谷を広める会」が設立されているという。
方谷は農民の子に生まれながら、松山藩板倉家の家老にまで出世。幕府の老中に就いた藩主・板倉勝静(いたくらかつきよ)を通じて幕政にも関わったほか、藩主に代わり危機的状況にあった藩財政を立て直すなど抜本的な藩政改革を推進した人物だ。全国的な知名度はいまひとつだが、戊辰戦争の折、執政として越後長岡藩を率いた河井継之助など明治維新期の著名人に思想面で大きな影響を与えた。また教育面でも大きな足跡を残した。