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シチズンM ベトナム工場の鋳物加工能力を2倍に増強

シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は10月18日、主軸台移動形CNC自動旋盤のCincomブランドの鋳物の製造を手掛けるCitizun Machinery Vietnam Co.,Ltd.(所在地:ベトナム・ハイフォン市)内に、新たに加工棟を建設すると発表した。これにより、加工スペースを約150%拡大させ、鋳物の加工能力を2倍に増強する計画。
加工棟の延床面積は4,390㎡。2025年3月に着工し、同年8月に竣工予定。順次加工設備を導入していく予定。今回の新たなベトナム工場の増強により、一層の安定した製品供給体制を確立し、2030年度までに売上高1,000億円達成を目指す。

ボージョレ・ヌーボー第1便関空に到着 昨年比2割増見込む

11月21日に販売が解禁されるフランス産のワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」を積んだ今年初めての航空機が10月23日、関西空港に到着した。今年第1便で到着したボージョレ・ヌーボー2,640本の税関検査の様子が貨物地区で公開された。
輸入元の会社によると、今年は生産地、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区は春から初夏にかけて雨が多かったことから、ブドウの収穫量は2023年の8割程度となった。だが、その後は安定した天候が続き出来は上々で、販売量は2023年を2割近く上回ると見込んでいるという。

JFEスチール 印JSWと印の電磁鋼板製造会社を買収

JFEスチール(本店所在地:東京都千代田区)は10月18日、JSW Steel Limited(以下、JSW)とともに共同で設立した合弁会社JSW JFE Electrical Steel Private Limited(所在地:インド・カルナタカ州)を通じ、インドの電磁鋼板製造販売を手掛けるthyssenkrupp Electrical Steel India Private Limited(所在地:インド・マハラシュトラ州)の全株式を取得することで、thyssenkrupp AGと合意し同日、株式譲渡契約を締結したと発表した。買収額は405億ルピー。
今回の買収により、当初の計画より早期にインド国内の方向性電磁鋼板のマーケットに参入し、インド国内で方向性電磁鋼板の製造から販売までの一貫した体制を早期に確立し、今後の需要拡大に対応していく。稼働時期は2027年度にフル生産の予定。

中国 ニシキゴイ輸入再開へ 税関当局がサイトに掲載

中国政府が、観賞用ニシキゴイの日本からの輸入再開を認める方針であることが分かった。中国税関当局のサイト上に10月中旬、中国向けの輸出を認める日本国内の養殖施設が計6カ所掲載された。内訳は新潟県が小千谷市、長岡市など4カ所、福岡県と広島県が各1カ所。
中国の日本からのニシキゴイの輸入は、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出後の2023年11月から、1年近く止まっていた。農林水産省によると、中国向けのニシキゴイ輸出額は、2022年は前年比57.6%増の12億円で、国・地域別で最も多かった。2023年は同13.6%減の10.4億円だった。

25年春闘賃上げ5%以上, 中小企業6%以上 連合が方針

連合は10月18日開いた中央執行委員会で2025年の春闘について、基本構想を決定し、芳野会長がその骨子を明らかにした。今年の春闘では、”消費と分配の好循環”を掲げる政府や経団連など経済団体などの同調ムードを加わって、33年ぶりに5%台の賃上げが実現した。ただ、その一方で結果的に収入を上回る諸物価の高騰で個人消費は低迷しており、実質賃金を継続的に上昇させる必要があると指摘。
そこで、賃上げの流れを定着させるため2025年春闘では、基本給を引き上げるベースアップ相当分として3%以上、年齢や勤務年数などに応じた定期昇給分を含めて5%以上の賃上げを求める。また、企業の規模による格差を是正するため、中小企業の労働組合はさらに1%以上を上乗せして6%以上の賃上げを求める方針を決めた。

日本S DeNA vs ソフトバンクに CS最終戦で巨人を破る

プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで(6回戦制)第6戦が10月21日、東京ドームで行われ、リーグ3位のDeNAが”下剋上”を達成、リーグ優勝の巨人を破り、通算4勝3敗とし、7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。26日に横浜スタジアムで開幕する日本シリーズで、パ・リーグ覇者のソフトバンクと対戦する。

関西4〜9月新築マンション価格14.8%上昇, 戸数3年ぶり増

不動産経済研究所(所在地:東京都新宿区)のまとめによると、2024年度上半期(4〜9月)の関西2府4県の新築マンション1戸あたりの平均価格は、前年同期比14.8%高の5,393万円だった。大阪市内で高額のタワーマンションが売り出された影響で、5年連続で前年同期を上回った。発売戸数は4.1%増の6,612戸で、3年ぶりに増加した。ただ、2010年代の平均値(1万47戸)を大きく下回っている。

首都圏4〜9月新築マンション発売3割減の8,238戸 過去最少

不動産経済研究所(所在地:東京都新宿区)のまとめによると、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の4〜9月新築マンションの発売戸数は、前年同期比3割減の8,238戸にとどまった。上半期の減少は3年連続で新型コロナウイルス禍の2020年を下回って過去最少を更新した。一方、新築マンションの平均価格は東京23区で前年同月比5%高の1億1,051万円だった。
発売戸数を地域別にみると、神奈川県が4%増の2,160個だったほかは、いずれも減少した。東京23区は43%減の3,240戸、東京都下は25%減の25%減の714戸、埼玉県は30%源の788戸、千葉県は29%減の1,334戸だった。

ispece インドのHEX20と月周回軌道への衛星輸送で協業

ispace(本社:東京都中央区)は10月18日、インドの超小型衛星関連技術を手掛けるHEX20Lab India Private Limited(以下、HEX20)との間で17日、イタリア・ミラノで開催された第75回国際宇宙会議(IAC)で、将来のキューブサットの月周回軌道への輸送及び展開で協業する覚書を締結したと発表した。この覚書により、ispaceの月着陸船によるHEX20キューブサットの月周回軌道への打ち上げと展開を視野に入れたミッションに関する交渉をスタートさせる最初のステップとなる。