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法務省「法定養育費」月額1人2万円の省令案

2026年5月から「法定養育費」制度が施行されるのを前に、法務省は子ども1人当たり月額2万円とすることなどを柱とする省令案をまとめた。民法改正に伴い、子どもの養育費の取り決めをせず離婚した場合に一定額を請求できるのが「法定養育費」制度。
子どもの最低限度の生活を維持するのに必要な標準的な額として、子ども1人当たり月額2万円としている。また、養育費の支払いが滞った場合は、財産を差し押さえて子ども1人当たり月額8万円までを上限として優先的に弁済を受けることができるとしている。
法務省は、法定養育費はあくまでも暫定的な措置として周知を図りたいとしている。

KDDI スターリンク活用で通信圏外でもデータ通信可

KDDIは8月28日、衛生通信網の「スターリンク」とスマートフォンを直接繋いで山間部など通信圏外のエリアでも、アプリでのデータ通信ができるようになったと発表した。これまではメッセージの送受信といった文字情報のみの利用にとどまっていたが、一部の機種では地図サービスや天気情報など19のアプリが使えるようになったという。

ドジャース大谷 749日ぶり勝ち投手 手術から復帰後初

MLB、ドジャースの大谷翔平選手が8月27日、本拠地ロサンゼルスで行われたレッズ戦に投打の二刀流で出場して5回1失点と好投し、2回目の右ひじ手術から復帰後、初めて勝ち投手となった。6月に投打の二刀流として復帰した大谷選手が、勝ち投手となるのはエンジェルス時代の2023年8月9日以来749日ぶりで、ドジャース移籍後初めて。
この試合、大谷選手は5回1失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。球数は復帰後最多の87球、打たれたヒット2本、与えたフォアボール2個、9奪三振の内容。防御率は4.18となった。ドジャースこのあとリリーフ陣が無失点でつなぎ、5対1で勝った。大谷は打者では5打数1安打で、打率は2割7分8厘としている。

こども家庭庁 概算要求7兆4,000億円余 プレコン普及へ

こども家庭庁は8月26日、自民党の会合で総額7兆4,000億円余となる来年度予算の概算要求を示した。今年度の当初予算より950億円余多くなっている。来年度の事業項目で目新しいのは「プレコンセプションケア」の普及に向け、その体制整備を掲げている点。
プレコンセプションケアとは、早い段階から妊娠や出産などの正しい知識を身につけ、自分自身の健康に向き合うとする考え方で、この普及に向けて、思春期の健康相談体制を整備するとしている。

東ティモール大統領 ASEAN加盟弾みに日本と連携強化

東ティモールの独立運動の指導者の一人として、ノーベル平和賞を受賞したことで知られるラモス・ホルタ大統領は訪日中の8月26日、同国が今年10月に正式にASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟するのを弾みに日本との経済連携を強化したいという考えを明らかにした。
同氏は海外からの投資が拡大することに期待を示し、とりわけ日本との協力関係を一層拡大させたいとしたうえで、「東ティモールの石油や天然ガスの開発をはじめ、観光や漁業などの分野で経済連携を強化したい」との意向を表明した。

ロシア 今年GDP伸び率 当初予測を1㌽下方修正

ロシアのシルアノフ財務相は8月27日、プーチン大統領や主要閣僚が出席して、首都モスクワ・クレムリンで開かれた会議で今年の経済見通しについて報告した。シルアノフ氏はGDP(国内総生産)の伸び率を当初予測の2.5%を1ポイント下方修正し1.5%になるとした。
長期にわたるウクライナ侵攻による巨額の軍事費や人手不足による賃金の上昇などからインフレ率が上昇。中央銀行の政策金利は18%と高い水準にある。
ロシア政府によると、ウクライナ侵攻に伴って欧米が科した経済制裁にもかかわらず、同国のGDP伸び率は2023年4.1%、2024年4.3%と堅調な成長を続けていた。

マスク氏率いるxAI アップル・オープンAI を提訴

イーロン・マスク氏が率いるAI開発企業、xAIなどは8月25日、アップルとオープンAIを、日本の独占禁止法にあたる反トラスト法違反で、南部テキサス州の連邦地方裁判所に提訴した。
訴状によると、オープンAIの生成AI「ChatGPT」がアップルの「iPhone」に組み込まれたことで、利用者がxAIの生成AI「グロック」など他の開発者の製品を選択する余地がなくなり、競争が妨げられていると主張している。その結果、xAIなどが受ける損害は数十億ドルに上るとして賠償などを求めている。

ローソン 災害時おにぎり店内調理 物流寸断に備え

ローソンは、厨房を備えた全国の約9,600店で災害時に店内調理でおにぎりを提供する考えで、報道陣に8月26日、店内の厨房でおにぎりを握る調理を公開した。これは災害時、物流の寸断や工場の被災で店舗に食品を届けられなくなった場合を想定したもので、店に余っているコメを使って提供する。
ローソンは店内調理サービス「まちかど厨房」を手掛けており、各店舗で使う弁当用のコメを活用し、災害時に特製のおにぎりを販売する。価格は1個200円(180g)で、通常の2倍弱大きさとし、具材は使わず、食品ラップフィルムに包んで握る。2025年度中に体制を整える。

懲りない自民党 再生の意思全く窺われず 呆れた起用

自民党は8月27日、コメ改革を討議する新組織「農業構造転換推進委員会」を設置し、その委員長に、あろうことか江藤拓前農林水産相を就けた。
自民党にはもう再生の意思がないということか。よりによって、現時点では最もふさわしくない起用だ。そんなことも判断できなくなっているらしい。呆れるばかりだ。自民党は衆・参議院選挙の結果を、有権者はなぜ自民党を離れたのか?何も理解していないことが分かった。
有権者の声を真剣に聴こうという気持ちがあるなら、こんな人事は100%あり得ない。江藤氏は父親の代からの農水族議員であり、世間では多くの国民がコメ不足に困惑していた中、「私はコメを買ったことがない」などと非常識な発言で事実上、農水相を更迭された人物だ。
自民党が本気で改革に取り組み、再生の意思があるなら、こんなことは起こるはずがない。少なくとも5、6年は目立つポストには就かず、いわば”禊(みそぎ)”の期間を設けるはずだ。政治とカネの問題、裏金問題の処理もあいまいなまま。それにまだまだ旧派閥次元の活発な議員の動きなど、自民党の体質は100%温存したままだ。これでは自民党の再生など全く望めまい。今回それがはっきりした。