群馬の遺跡で古墳、建物跡、多数の土器を発見

群馬の遺跡で古墳、建物跡、多数の土器を発見
 群馬県埋蔵文化財調査事業団は6月1日、6世紀の初め(古墳時代)の鉄製のよろいを着けた男性の骨が見つかった同県渋川市の金井東裏遺跡で、新たに古墳や建物跡、多数の土器が見つかったと県の調査検討委員会で報告した。古墳は男性の人骨があった場所の北側で見つかり、直径約15㍍、高さ約2.5㍍の円形。埋葬されていた人物などについては今後調べる。建物跡は2棟で、かまどがあり住居とみられる。近くに畑の形跡も残っていた。