京都の桃山時代の大名屋敷跡で金箔が貼られた軒丸瓦など出土

京都の桃山時代の大名屋敷跡で金箔が貼られた軒丸瓦など出土
 民間団体「古代文化調査会」(神戸市)によると、京都市上京区の桃山時代の大名屋敷跡で、金箔が貼られた軒丸瓦など100点以上の瓦片が出土した。軒丸瓦の破片に橘の花をかたどった家紋があり、豊臣五奉行の一人、前田玄以の屋敷とみられるという。屋敷跡は秀吉が公邸として築いた城郭・聚楽第と御所を東西に結ぶ当時のメーンストリートの一等地。派手好きの豊臣秀吉との親しさを強調するために金箔を使ったのではないかとみられる。