クボタ 事業拡大へミャンマーの農機販売会社が始動

クボタ 事業拡大へミャンマーの農機販売会社が始動

クボタ(大阪市浪速区)は、ミャンマーに設立した農業機械販売会社「Kubota myanmar Co.,Ltd.」(以下、KMCL)がこのほど開所式を行い、本格始動したことを明らかにした。KMCLの資本金は2380万米㌦で、出資比率はクボタ80%、SIAM KUBOTA Corporation Co.,Ltd.20%。
クボタは1953年からミャンマーに、耕運機など農業機械の輸出を開始し、2011年からタイのSIAM KUBOTA Corporationがディストリビューターを通じて供給していた。
しかし、今回同社の販売会社が直接ミャンマーで事業活動を行うことで、同社が日本はじめアジア地域で培ってきたトラクター、コンバイン、田植え機など農業機械の販売ノウハウを活かし、ディーラー網の構築、サービス体制の強化を推進し、機械事業のさらなる拡大を図る。
開所式典はミャンマー政府関係者、日本政府関係者、ティラワ経済特区管理委員会、サプライヤーなど総勢約200人が出席して執り行われた。