三谷産業 ベトナムの富士通子会社を買収
三谷産業は3月30日、ベトナムでプリント基板を製造する富士通子会社を買収すると発表した。富士通の保有株式50%超を約16億円で取得し、連結子会社化する。
三谷産業と富士通は2014年にベトナムで車載部品を生産する共同出資会社を設立。三谷産業の樹脂成型技術と富士通子会社の電子製品技術を組み合わせ、付加価値の高い車載用複合部品の開発を進めている。今回の買収を機に、研究開発などで連携を深める。
三菱地所レジデンス マレーシアKLの住宅事業に参画
三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、マレーシアの大手企業アイオーアイプロパティーズ(以下、IOI社)傘下の不動産会社パインプロパティーズ(以下、PP社)が、マレーシア・クアラルンプール近郊で推進中の住宅開発事業「The Gems」(ザ ジェムズ)に参画することで合意した。
プロジェクト会社の株式を取得し、事業に参画する。出資比率は三菱地所レジデンス45%、PP社55%となる。同プロジェクトは約4万平方㍍の敷地に、12階建てから34階建てまで8棟の住宅を順次開発し、総戸数は676戸となる。
同開発地は1990年代よりマレーシア政府主導により、行政機能が集約されている「プトラジャヤ」地区に隣接するセランゴール州IOIリゾートシティ内。2017年5月に基礎・低層部が着工、2019年3月販売開始の予定。