月別アーカイブ: 2017年9月

関西エアポートなど神戸空港運営事業で契約締結

関西エアポートなど神戸空港運営事業で契約締結

オリックス(本社:東京都港区)、ヴァンシ・エアポート(本社:フランス)および関西エアポート(本社:大阪市)の3社によるコンソーシアムは、「神戸空港特定運営事業等」における運営権者として「関西エアポート神戸」を設立し、9月26日付で神戸市との間で「神戸空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約」を締結した。運営権の売却価格は191億4000万円。
2018年4月1日に予定されている事業開始に向け、確実で円滑な業務の承継を行い、安全、安心の確保を第一に努めていく。関西エアポート神戸は神戸市に本社を置き、全株式を保有する開催エアポートが経営する。

バリ島50年ぶり噴火の可能性高まり7.5万人超が避難

バリ島50年ぶり噴火の可能性高まり7.5万人超が避難

インドネシアの人気の高い観光地バリ島のアグン山で、およそ50年ぶりに火山噴火する可能性が高まっていて、避難した住民は7万5000人以上に上っている。地元当局は9月22日に警戒レベルを最も高いレベル4に引き上げ、噴火口から半径9~12㌔㍍の区域を立ち入り禁止とした。
こうした状況を受け、同国のジョコ・ウィドド大統領は万全な体制をとる考えを強調した。山頂付近では、水蒸気とみられる白煙も立ち昇り、1963年に1000人以上の犠牲者を出した噴火以来、およそ50年ぶりとなる噴火の可能性が高まっている。

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日本の競争力9位に低下 世界経済F アジア躍進

日本の競争力9位に低下 世界経済F アジア躍進

世界経済フォーラムが9月27日発表した2017年版「世界競争力報告」によると、日本の総合順位は前年より1つ下がり9位となった。順位の低下は2年連続。アジア勢ではインドネシアが36位、ベトナムが55位となり、前年からそれぞれ順位を5つ上げた。
今回の調査対象は137カ国・地域。首位は9年連続でスイスで、米国とシンガポールが続いた。トップ10の順位の入れ替わりはあったものの、顔ぶれはすべて前年と同じ国・地域だった。

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サンギ 美白歯磨き剤「アパガード」タイで販売開始

サンギ 美白歯磨き剤「アパガード」タイで販売開始

サンギ(東京都中央区)は美白歯磨き剤「アパガード」シリーズを、2017年9月からタイの日系ドラッグストア、スーパーマーケット等で発売する。同社は2011年にロシアから海外展開をスタートさせ、今回のタイで6カ国目の進出となる。
フッ素とは異なる作用を持つ独自のむし歯予防成分「薬用ハイドロキシ アパタイト」は海外でも注目を集めているという。ロシアほか、現在販売展開中の国はカナダ(2013年から)、中国(2014年から)、シンガポール(2015年から)、韓国(2017年から)。

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JCU 30億円投じ中国に初の表面処理薬品の工場新設

JCU 30億円投じ中国に初の表面処理薬品の工場新設

JCU(東京都台東区)は、中国湖北省仙桃市に技術サポート機能を兼ね備えた表面処理薬品の工場を新設する。2018年3月に着工、2019年10月に製造開始する予定。
新会社「JCU表面技術(湖北)有限公司」の資本金は1億8000万人民元で、JCUが全額出資する。総投資額は1億8000万人民元(約30億円)。中国ではJCU初の工場となる。グループ売上高の約30%を占める中国市場で技術サービス体制を強化するのが狙い。
生産予定量は2019年500㌧、2021年2900㌧、2025年4300㌧を見込み、2025年には中国での自動車・電子向け総販売予定量9400㌧のうち46%を新工場から供給する計画。

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主要作品集め「運慶」特別展 東京・国立博物館

主要作品集め「運慶」特別展 東京・国立博物館

天才仏師の運慶の主な作品を集めた特別展「運慶」が9月26日、東京・上野公園の東京国立博物館で始まった。11月26日まで。10月9日を除く月曜日休館。料金は一般1600円。
今回の特別展で特筆されるのは、肖像彫刻の最高傑作といわれる運慶作の無著(むじゃく)・世親菩薩立像(せしんぼさつりゅうぞう、1212年ごろ、国宝)と、近年運慶に手によるものとの可能性が指摘されている、四天王立像(13世紀、国宝)が顔を揃えたこと。どちらも運慶工房が奈良・興福寺北円堂のために制作したとの仮説に基づく展示で、仏像が居並ぶ、厳かな雰囲気の中、高さ2㍍前後の6体が”静”と”動”の見事なコントラストを演出している。

御堂筋に秋の気配 イチョウの実、ぎんなん色づく

御堂筋に秋の気配 イチョウの実、ぎんなん色づく

大阪市の中心部、南北およそ4㌔㍍にわたっておよそ895本の木が植えられているが、このイチョウの実、ぎんなんが黄色く色づき秋の気配が感じられる季節となった。
9月に入って直径2㌢ほどの実をつけ始め、現在ぎんなんをつけているのはおよそ230本で、秋が深まりとともにたくさんの実をつける。御堂筋に本格的秋の訪れを告げる11月中旬には、イチョウの葉も黄色く色づく。

永大産業 インドネシア・ブカシ県に現地法人

永大産業 インドネシア・ブカシ県に現地法人

永大産業(本社:大阪市住之江区)はこのほど、インドネシアに同社グループの100%出資による製造・販売子会社「PT.Eidai Industries Indonesia」(以下、EDI、所在地:ブカシ県チカラン工業団地内)を設立した。
EDIの資本金は50億ルピア(約4700万円)で、キッチン、収納および建具の製造・販売を手掛ける。2018年度上期に操業開始の予定。
永大産業は海外拠点として、ベトナムに製造子会社「Eidai Vietnam Co.,Ltd.」(以下、EVC、所在地:ベトナムハナム省)があり、将来的にベトナム国内における販売も視野に入れる。同社では早期にEDIをEVCに次ぐ海外事業における第二の拠点に位置付けていく考え。

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住友化学 バイオ医薬品ベンチャーに2割出資

住友化学 バイオ医薬品ベンチャーに2割出資

住友化学(本社:東京都中央区)は、医薬品バイオベンチャーのボナック(所在地:福岡県久留米市)に約40億円を投じ出資することで合意し、このほど出資を完了した。ボナックが実施する第三者割当増資を引き受け、従来の約1%から約20%(19.55%)へ出資比率を拡大した。
今回の資本提携の強化を契機に、ボナックが持つ核酸医薬のユニークなプラットフォームと、住友化学グループの医薬品開発、原薬製造、医薬診断および安全性分析等の技術をより強固に融合させ、核酸医薬品の早期実用化に向けた開発を加速させる。
ボナックは次世代医薬品として注目されている核酸医薬品を開発しているバイオベンチャーで、日本および欧米の主要国で特許を取得した独自構造のボナック核酸を用いて、原料開発から創薬探索まで一貫して手掛けている。

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島津製作所 中国でガスクロマトグラフ中級機発売

島津製作所 中国でガスクロマトグラフの中級機発売

島津製作所(本社:京都市中京区)は、中国でガスクロマトグラフ(GC)の中級機「GC-010 Pro」を発売した。2009年に発売し、好評を得ていた高級機「GC-2010 Plus」の性能・機能を維持しつつ、現地生産によって普及帯価格を実現した。試料気化室を最大3個、検出器を最大4個まで搭載が可能なため幅広い分析に対応が可能だ。
中国で2016年採択された第13次5カ年計画では、国民の健康や環境問題に重点が置かれていた。これにより食品の安全性や環境などの分析業務が、中央政府だけでなく地方政府でも増えることが予想され、GCの中級機需要はさらに膨らむ見込みだ。
島津製作所は今年発表した中期経営計画で、中国の売上高を2017年3月期の561億円から2020年3月期に約25%増の700億円まで伸ばすもK票を掲げている。

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