月別アーカイブ: 2017年9月

日清紡HD「カーボンアロイ触媒」世界初の実用化

日清紡HD「カーボンアロイ触媒」世界初の実用化

日清紡ホールディングス(本店:東京都中央区)が開発を進める白金代替触媒「カーボンアロイ触媒」が、Ballard Power Systems Inc.(所在地:カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーナビー、以下、Ballard社)の燃料電池スタックに採用された。
固体高分子形燃料電池の電極に「非白金触媒」が実用化されるのは世界初。カーボンアロイ触媒を使用したBallard社の燃料電池スタックは2017年12月に販売開始される予定。
カーボンアロイ触媒は、燃料電池の普及を加速させ、その市場をさらに拡充させる可能性を秘めた技術とみられている。

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ユニオンツール タイ子会社設立へ準備開始

ユニオンツール タイ子会社設立へ準備開始

切削工具のユニオンツール(東京都品川区)はタイ・バンナ地区に子会社「UNIONTOOL THAILAND」(仮称)を設立する方針を決め、準備を開始した。同社の全額出資により、平成30年1月に開設する予定。資本金は1億1000万バーツ(約3億3000万円)。
タイでは昨今、製造業全般に活発な事業展開がみられ、今後、高付加価値切削工具に対する需要増が期待されることから、さらなる事業拡大のため、拠点を設置することになった。

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阪和興業 マレーシアのBahru社の株式取得

阪和興業 マレーシアBahru社の株式取得

阪和興業は東南アジア最大のステンレス製造メーカー、マレーシアのBahru Stainless Sdn.Bhd.(以下、Bahru社)へ出資した。
Bahru社の親会社は世界有数のステンレスメーカーで、日新製鋼も出資しているスペインのAcerinox社だ。この結果、Bahru社への出資比率はAcerinox67%、日新製鋼30%、阪和興業3%。
阪和興業はアジアにおける同社のネットワークを生かしてBahru社のステンレス製品の拡販に努めるとともに、全世界に拠点を持つAcerinoxグループとの関係を強化し、グローバルな展開を目指していく。

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大阪万博誘致活動強化へコシノさんらを特使に任命

大阪万博誘致活動強化へコシノさんらを特使に任命

2025年に開催される国際博覧会(万博)の大阪誘致に向け、政府はファッションデザイナーのコシノジュンコさん、茶道裏千家の前の家元で、茶の湯を世界に広める活動をしている千玄室さんを「誘致特使」として任命した。9月15日、外務省で任命式を行い、河野太郎外務大臣が「誘致特使」の委嘱状を手渡した。
国際的に知名度のある2人を特使に起用することで、2018年11月の投票に向けて世界各国で働きかけを進める方針で、政府は今後、特使を増やして誘致活動を強化する。

山本周五郎 未発表の未完小説の草稿見つかる

山本周五郎 未発表の未完小説の草稿見つかる

神奈川近代文学館によると、伊達騒動を独自の視点で描いた『樅(もみ)ノ木は残った』、『赤ひげ診療譚』、『五辯の椿』、『さぶ』などの作品で知られる作家、山本周五郎(1903~67年)が、生前に発表していない未完の小説「註文(ちゅうもん)の婿」の草稿が見つかった。
草稿は、200字詰め原稿用紙44枚に万年筆で書かれた、江戸が舞台のユーモア時代物。ストーリーは面倒な職務から逃れたい一心で、養子を迎え隠居しようと企てる藩の国家老の姿をユーモラスに描いている。
主人公が待望の余生を謳歌し始めるところで、意外なオチの予感を漂わせつつ、終わっている。評論家らは、この後を時間をかけて推敲(すいこう)し、書き込み仕上げる気持ちがあったのではないか―としている。市井に生きる庶民や名もなき流れ者などを主に描き、大衆小説作家といわれ幅広い読者層に支持されていた作家の、晩年まで自作の完成度を追求した、隠れた葛藤も伝わる貴重な資料だ。
この草稿は、9月30日に神奈川近代文学館(横浜市中区)で始まる「没後50年 山本周五郎展」で初公開される。

五洋建設 シンガポールで大深度下水道トンネル受注

五洋建設 シンガポールで大深度下水道トンネル受注

五洋建設(東京都文京区)は、シンガポール公益事業庁(以下、PUB)より大深度下水道トンネルシステム(DTSS)2期事業T-08工区を、同国のKoh Brothers Building&Civil Engineering Contractor社と共同受注した。
JV受注総額は日本円換算で約423億円、うち五洋建設分は65%の約275億円。工期は70カ月で、2023年6月に竣工予定。同社はこれまでPUBから2000年にDTSS1期事業T-02工区、2011年に上水道トンネル工事(NIPE-C4)を受注しており、今回で3回目となる。
DTSS事業では、集められた排水を沿岸部に建設された水再生処理工場へと自然流下させるための大深度下水道トンネルを建設する。排水は高度に浄化処理された後、「NEWater」と呼ばれる清浄で高純度な水として再利用されるか、一部は海へ放流される。
今回受注したT-08工区は、チュアス地区に新たに建設予定の水再生処理工場へつながる海底部(3.5㌔㍍)を含むトンネル工事。4台のシードルマシンを使い、トンネル全長約9.9㌔㍍を建設する。

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インドへの1899億円の円借款・無償資金協力の書簡

インドへの1899億円の円借款・無償資金協力の書簡

外務省によると、インド・ガンディナガルで9月14日、日印首脳会談の後、安倍晋三、ナレンドラ・モディ両首相の立会いのもと、平松賢司駐インド大使とスバーシュ・チャンドラ・ガルグ財務省経済局次官との間で、円借款5件(総額1899億1400万円)および無償資金協力1件(22億4000万円)に関する書簡の交換が行われた。
円借款案件は①ムンバイ~アーメダバード間高速鉄道整備計画(1000億円)②グジャラート州アランおよびソシヤ地区シップリサイクル環境管理改善計画(85億2000万円)③北東州道路網連結性改善計画(フェーズ2)(386億6600万円)④コルタカ東西地下鉄建設計画(第三期)(259億300万円)⑤グジャラート州投資促進プログラム(168億2500万円)。
無償資金協力案件はヴァラナシ国際協力・コンベンションセンター建設計画(22億4000万円)。

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味の素 ミャンマーで調味料「味の素」生産工場完成

味の素 ミャンマーで調味料「味の素」生産工場完成

味の素(本社:東京都中央区)の関係会社、ミャンマー味の素食品社(本社:ヤンゴン管区ティラワ経済特区内、以下、MAF社)は、1000万米㌦(約11億円)を投じ、うま味調味料「味の素(R)」の生産(包装)工場を建設、8月から本格稼働し、ミャンマー国内向けに販売を開始した。9月19日に現地で竣工式を執り行う予定。
8月からヤンゴンで50㌘品、250㌘品、500㌘品の3品種を販売。今後販売エリアをマンダレーなどにも順次拡大し、将来的にミャンマー全土での展開を図る。
今回の現地生産(包装)開始に合わせてマーケティング活動を強化し、ミャンマーにおける事業拡大を加速する。

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USJ「ユニバーサル・クールジャパン2018」開催決定

USJ「ユニバーサル・クールジャパン2018」開催決定

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2015年から開催し好評を得ている「ユニバーサル・クールジャパン」を2018年1月19日から期間限定で開催することを決めた。
4年目を迎える今回は過去3回を上回るパーク史上最多の世界展開国数を誇る選りすぐりのブランドを一堂に集結させるとしている。日本が世界に誇る”クール”なエンターテイメントブランドの世界観を、圧倒的なスケールとクオリティで展開、リアルに体感できるイベントとする。「名探偵コナン」「モンスターハンター」ほか、新ブランドとして「美少女戦士セーラームーン」「ファイナルファンタジー」などが新たに仲間に加わる。

神奈川県企業庁 越と水道分野の技術協力で覚書

神奈川県企業庁 越と水道分野の技術協力で覚書

神奈川県企業庁は9月15~17日に開催される「ベトナムフェスタ IN 神奈川2017」に合わせて来県するベトナムランソン省との間で、水道およびその関連分野で、双方に有益となる技術協力に向けた覚書(MOU)を締結する。この覚書は2017年9月15日に効力を発し、2021年3月31日まで有効とする。

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