月別アーカイブ: 2018年1月

伊藤美誠選手 17歳の最年少で卓球3冠達成

伊藤美誠選手 17歳の最年少で卓球3冠達成

卓球の日本一を決める全日本選手権で1月21日、大阪市の高校2年生、伊藤美誠選手(17)が女子シングルスで初優勝し、ミックスダブルス、女子ダブルスと合わせて、史上3人目となる3冠を達成した。
伊藤選手は女子シングルス準決勝で、全日本選手権で4回の優勝を誇る24歳の石川佳純選手を4対1で破り、決勝では昨年の優勝者で同じ17歳の平野美宇選手と対戦。ここでも多彩な攻めで寄せつけず4対1で退け、女子シングルスで初優勝を果たした。

訪日外国人向けICT活用のおもてなしサービスの実証 広島

訪日外国人向けICT活用のおもてなしサービスの実証 広島

一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会は、JTB中国四国、公益社団法人広島県バス協会、広島電鉄、NECとともに、訪日外国人へのICTを活用したおもてなしサービスの実証実験を、広島地域で実施する。実証期間は1月22日から約1カ月間とし、広島周遊観光プランをベースに訪日外国人の利便性・回遊性を高めて、広島地域の魅力度の向上を図る。
広島空港・広島市内ゲストハウス、おりづるタワー等で、訪日外国人観光客周遊乗車券を購入した訪日外国人が自ら登録するパーソナルデータ(母国語・アクセシビリティ、食の禁忌、アレルギー情報等)と交通系ICカード(PASPY)を連携させ、広島県とその周辺地域の9つの広島周遊観光プランを選択する。
このプランに参画するバス・タクシー・旅行等のサービス事業者が「IoTおもてなしクラウド」から情報提供される訪日外国人のパーソナルデータに基づき、各自に適したサービスを提供する仕組み等を検証する。この実証を踏まえ、2020年に向けた社会実装を目指す。

NEC バンコクの都市鉄道路線の通信システムなど受注

NEC バンコクの都市鉄道新路線の通信システムなど受注

NECの現地法人、NECタイは三菱重工業、日立製作所、住友商事の3社からなるコンソーシアムから、バンコク首都圏の都市鉄道レッドラインの通信システム、監視システム、駅構内放送システム、駅構内時計設備を受注した。
バンコクレッドラインプロジェクトは、タイ政府が進める大規模事業計画の一つで、バンコク市中心部のBang Sue(バンス-)駅を起点とし、北に26.4㌔㍍、西へ14.6㌔㍍延びる鉄道路線を建設する計画。同コンソーシアムがタイ国鉄から鉄道システム一式の設計・建設を請け負っており、2020年の完成を目指している。

ヤンゴン・ネピドーで「ジャパン環境ウィーク」開催

ヤンゴン・ネピドーで「ジャパン環境ウィーク」開催

日本の環境省は、ミャンマー天然資源・環境保全省との共催で1月15~17日、ヤンゴンおよびネピドーで、環境省が今後海外で展開する「ジャパン環境ウィーク」の初の取組「日本・ミャンマー環境ウィーク」を開催した。
この中で、①伊藤忠彦環境副大臣とミャンマー天然資源・環境保全大臣との「日本・ミャンマー環境政策対話」②我が国の政策と技術を紹介する「ミャンマー廃棄物管理ワークショップ」③日本企業の環境インフラ技術を紹介する「環境インフラ技術セミナー」-を実施した。これを受け、両大臣による政策対話共同声明で、今後両国の具体的な協力の方向性と、両国間の環境協力の覚書の早期署名を目指すことを発表した。

デンソー タイのシステムインテグレーター育成の実証事業受託

デンソー タイのシステムインテグレーター育成の実証事業受託

デンソー(本社:愛知県刈谷市)は、タイの「Connected Industriesにおけるリーンオートメーションシステムインテグレーター(LAS)の育成検証」事業を受託した。これは経済産業省が推進する「日ASEAN新産業創出実証事業」の一つとして、日本貿易振興機構(ジェトロ)から業務委託を受けたもの。
今回の実証事業では、次世代のリーンオートメーションを取り入れた生産ラインのショーケースを用いて、タイ国内で生産設備やFA機器などを取り扱うシステムインテグレーターを育成する。
タイ科学技術省イノベーション庁、タイの5大学、1教育機関、地場のシステムインテグレーター7社、野村総合研究所、レクさーリサーチとコンソーシアムを組み、ショーケースを用いた教育内容や教材の開発などを進め、4月から育成プログラムを開始する。

国宝の金印「漢委奴国王」の真贋めぐり研究者が激論

国宝の金印「漢委奴国王」の真贋めぐり研究者が激論

今からおよそ2000年前の弥生時代に、中国の皇帝から与えられ、江戸時代に福岡市の志賀島で見つかったされている国宝の金印「漢委奴国王」の真贋をめぐり、激論が交わされた。
金印を所蔵する福岡市博物館がシンポジウムを開いたもので、金印を本物と偽物それぞれの立場をとる研究者が激論を繰り広げた。シンポジウムは、まず3人の研究者が基調講演で自説を展開、そのあと討論が行われた。
NPO・工芸文化研究所の鈴木勉理事長は、文字を彫った痕などが江戸時代に一般的だった印の特徴を備えているとし、「後に製作された偽物の可能性が非常に高い」と主張。一方、明治大学文学部の石川日出志教授は、中国各地で見つかっている古代の印の形や金の純度を比較した結果、「後漢時代の本物に間違いない」と応酬、偽物説に対抗した。

世界遺産・白川郷の合掌造り集落でライトアップ始まる

世界遺産・白川郷合掌造り集落でライトアップ始まる

岐阜県白川村の世界遺産・白川郷の合掌造り集落で1月21日、日時限定のライトアップが始まった。今後のライトアップは1月28日、2月4日、2月12日の17時半~19時半。
一面雪世界の夜空に浮かび上がる合掌造りの家は、さながら絵本の一部を切り取ったように、幻想的な世界を目の当たりにしてくれる。
近年は訪日外国人旅行客を含め冬場も多くの観光客が訪れ人気スポットとなっている。事故防止や混雑緩和のため、今年から「荻町城跡展望台」の入場を1日900人に制限。村内の宿泊者を優先し、500円の有料整理券を配布する。貸し切りバスでの見学は完全予約制。

25年の万博誘致 大阪のライバル?仏首相が撤退意向

25年の万博誘致 大阪のライバル?仏首相が撤退意向

大阪とともに、2025年の国際博覧会(万博)誘致を目指してきたフランスのフィリップ首相が、撤退する意向を明らかにした。
来場者が見込み通りにいかない不確実性があると指摘。開催に伴う経済的な負担への懸念が理由。地元メディアは、同首相の談話として、誘致活動は続けない。立候補は取り下げになるだろう-と伝えている。

大阪の17年の「梅毒」患者数847人で過去最多

大阪の17年の「梅毒」患者数847人で過去最多

大阪府によると、性感染症「梅毒」の府内の2017年の年間患者数が847人と、統計を取り始めた1999年以降で最も多くなった。
男女別の内訳は男性が515人、女性332人で、このうち女性は20代の患者が4年前の6人から2017年は197人と急増している。
「梅毒」は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染し、発疹などの症状が出る。妊娠中の母親が感染すると、子供に重い障害が起きる怖れがある。

オートバックス タイ・サムットプラカーン県に店舗オープン

オートバックス タイ・サムットプラカーン県に店舗オープン

オートバックスセブン(本社:東京都江東区)のタイ子会社SIAM AUTOBACS Co.,Ltd.は1月19日に「オートバックス サムットプラカーン4店」を新規オープンした。敷地面積は180平方㍍、売場面積は39平方㍍。ピット台数3台。約500のアイテムを品揃えしている。
同店舗は、タイ国内で第2位のガソリンスタンドを展開するPTG Energy Public Company Limited社(以下、PTG社)が運営するガソリンスタンドにコンビニやカフェなどを併設し、複合型ガソリンスタンドを展開している。2017年8月のPTG社との資本・業務提携に基づき、メンテナンス施設としてオートバックス店舗を出店するもので、同店舗が提携による第1号店となる。
サムットプラカーン県はバンコクの南に位置し、近年人口が急増しているエリア。