東洋製缶 タイ連結子会社が飲料用空缶の新工場
東洋製缶(本社:東京都品川区)の連結子会社Bangkok Can Manufacturing Co.,Ltd.は、2019年5月の稼働を目標にタイに新工場の建設を進めている。
新工場の所在地はアユタヤ県ロジャナ工業団地内。敷地面積は11万2000平方㍍、建築面積は3万4000平方㍍。総投資額は約90億円。生産品目は飲料用空缶(アルミ2ピース缶)。
ECC 比で海外初の日本語教育、私立大と業務提携
総合教育・生涯教育機関ECC(本社:大阪市北区)は、フィリピンで最大規模の私立大学パーペチュアルヘルプ大学(以下、UPH)と、フィリピンで提供される「日本語教育プログラム」で業務提携する。海外で日本語教育サービスを提供するのは初めて。新学期の6月から日本語プログラムを開始する。UPHにとって、教育事業を展開する日本の事業会社との業務提携は、今回が初めて。
近年アジア諸国における日本語学習に対する関心の高まりは目覚ましく、日本語能力試験(JLPT)の受験応募者数は年々増加している。フィリピンでも日本での進学や就労、日系企業での昇進を期待して日本語を学ぶ人が増え、2017年には前年比21%増の1万4062人がJLPT受験に応募している。
川崎汽船 フィリピンの海洋技術者研修施設の新ビル竣工
川崎汽船グループが、フィリピン・マニラで建設を進めていた海洋技術者の研修施設が竣工、このほど国内外から多くの日本・フィリピン政府関係者や海洋関係者の臨席のもと開所式が執り行われた。
同施設は川崎汽船グループが安定的な船員の確保と育成に向けた海洋技術者研修施設で、その機能強化・拡張のため既存施設に隣接して建設していたもので、今回新ビル「OCEAN BREEZE」をオープンさせた。最新の医療機器を備えた船員用クリニックや225名が利用可能な宿泊施設(既存ビルと合わせ282名が利用可能)とともに、上層階にはオフィス・フロアを持つ11階建ての複合施設。