月別アーカイブ: 2018年3月

チャンギ空港 6年連続で世界空港ランキングで1位

チャンギ空港 6年連続で世界空港ランキングで1位

航空分野の市場調査を手掛ける英国スカイトラックスがまとめた2018年の世界空港ランキングで、シンガポールのチャンギ空港が6年連続でトップの座を維持した。2位は韓国・仁川国際空港で、前年の3位から浮上、東京(羽田)空港は逆に前年の2位から1ランク下げ、3位だった。
以下、4位に香港国際空港、5位はハマト国際空港(カタール)、6位ミュンヘン(ドイツ)、7位に中部国際空港が入り、8位ヒースロー空港(英国・ロンドン)、9位チューリヒ(スイス)、10位フランクフルト(ドイツ)だった。

ツガミ 中国安徽省に鋳物と工作機械の新工場建設

ツガミ 中国安徽省に鋳物と工作機械の新工場建設

工作機械のツガミ(本店:東京都中央区)は、中国の連結子会社、津上精密机床(浙江)有限公司(所在地:浙江省平湖経済技術開発区)が、安徽省に新会社を設立し、鋳物と工作機械の完成機の新工場を建設すると発表した。
新会社の所在地は、安徽省馬鞍山市のハイテク産業団地・博望高新区。資本金は5000万元(約8億4000万円)で、津上精密机床(浙江)有限公司が全額出資する。新工場建設に伴う投資金額は、土地・建物建設・設備導入等を含め約2億元(約33億6000万円)。
生産規模は鋳物が年間1万8000㌧、工作機械の完成機組立が年間1200台。3~5月に開発区と契約締結し設立し、6~8月に工場建設(工期約18カ月)を開始する予定。2019年末に新工場竣工、2020年初に生産開始の予定。

2月の訪日外客23.3%増の250万9000人 過去最高

2月の訪日外客23.3%増の250万9000人 過去最高

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年2月の訪日外客数は前年同月比23.3%増の250万9000人だった。2017年2月の203万6000人を47万人以上上回り、2月として過去最高を記録した。
航空路線の増便やクルーズ需要の増加、さらには昨年は1月末にあった中華圏の春節(旧正月休暇)が、今年は2月となったことにより、訪日需要を押し上げた。
市場別には、20の主要市場すべてで2月として過去最高を記録した。

スポーツ活性化へ関西の18大学が連携組織発足

スポーツ活性化へ関西の18大学が連携組織発足

関西の18大学が連携してスポーツの活性化を目指す組織「大学スポーツコンソーシアムKANSAI」が4月に発足することになり、大阪府茨木市で3月25日、記念のシンポジウムが開かれた。
同組織には立命館大学や関西大学など関西の18大学が参画、観客数やテレビ放映を増やしてビジネスとして成立させたり、地域の活動と連携したりすることで、大学スポーツを活性化しようといもの。これにより、大学スポーツから関西を元気にすることを目指している。また、国(スポーツ庁)も来年度中に全国規模の連携組織を立ち上げる方針だ。

イオン財団の学校建設 3/29ミャンマーに39校目開校

イオン財団の学校建設 3/29ミャンマーに39校目開校

公益財団法人イオンワンパーセントクラブは3月29日、建設を支援してきたミャンマーで39校目の学校を開校、開校記念式を開く。
今回開校するのはヤンゴンの南西に位置するトヮワンテ郡区の「オポウエスト プライマリスクール」で、日本の幼稚園児から小学生に相当する年齢の子供たち約260名が学ぶ予定。開校式には新しい学校で学ぶ子供たちと保護者、ミャンマー政府関係者、在ミャンマー日本国大使館の代表者らが出席する。また、同財団の学校建設支援事業に賛同している由紀さおりさん(歌手・女優)、安田祥子さん(声楽家)姉妹も参加、子供たちと歌を通じた交流を行う。
同財団は2000年からアジア各国で学校建設支援を行っており、ミャンマーでは第1期の2012年から2015年にかけて35校を開校。2017年にスタートした第2期では国際NGO「ADRA Japan(アドラ・ジャパン)」とのパートナーシップのもと、2019年までの3年間で20校の完成・開校を目指している・今年は今回を含め7校が開校する予定。

75歳以上、初めて高齢者全体の半数超える 総務省

75歳以上、初めて高齢者全体の半数超える 総務省

総務省の2018年3月1日現在の最新の人口推計によると、75歳以上の人口は1770万人で、65歳以上の人口の50.1%を占めた。75歳以上が高齢者全体の半数を上回るのは今回が初めて。
75歳以上の男性は693万人、女性は1077万人。このうち85歳以上は男性が173万人、女性が387万人だった。日本の総人口は1億2652万人。前年同月から23万人(0.18%)減少している。75歳以上が総人口に占める割合は14.0%、85歳以上が占める割合は4.4%だった。
内閣府の2017年版「高齢社会白書」によると、65歳から74歳で要支援の認定を受けた人は1.4%、要介護の認定を受けた人は3.0%。これが75歳以上になると、要支援が9.0%、要介護が23.5%(いずれも2014年度のデータ)と大幅に上昇する。

大阪市のサクラ 観測史上最速で満開に

大阪市のサクラ 観測史上最速で満開に

大阪管区気象台は3月26日、大阪市の大阪城公園のソメイヨシノの標本木で枝の先まで花が咲き始めているのを確認し、昭和32年に観測を始めてから最も早く満開になったと発表した。平年より10日、昨年より11日早い。
近畿地方ではこの先1週間も平年より気温が高い日が多いと予想され、各地のサクラも例年より早く順次、満開になる見込み。

世紀東急工業 ミャンマーに道路舗装用資材子会社設立

世紀東急工業 ミャンマーに道路舗装用資材子会社設立

世紀東急工業(本社:東京都港区)は、ミャンマー・ティラワ経済特別区の工業団地内に、道路舗装用資材の製造・販売を手掛ける子会社を設立する。同国におけるインフラ整備事業をはじめとする、今後の需要動向を見据えたもの。
新会社の資本金は1000万米㌦(約11億円)で、世紀東急工業が全額出資する。5月に設立し、2019年中に稼働する予定。

大成温調 シンガポールの電気設備工事会社と業務・資本提携

大成温調 シンガポールの電気設備工事会社と業務・資本提携

大成温調(東京都品川区)は、シンガポールの電気設備工事会社、ISOインテグレートM&E社の発行済み株式の34.1%を取得することに合意、契約を締結した。これにより、大成温調は有望な将来性を持つ東南アジアへ展開するため、ハブ機能としての可能性を探る。
なお、ISOインテグレートM&E社へ取締役1名を派遣し、同社の経営に参画する。

テクノグローバル ベトナム新工場4月稼働 一貫生産体制へ

テクノグローバル ベトナム新工場4月稼働 一貫生産体制へ

テクノグローバル(大阪府八尾市)は4月に、ベトナム・ホーチミン市の工業団地「ビーバン・テクノパーク」に新しい射出成形工場を稼働する。
新工場の立ち上げにより、既存のホーチミン12区(ベトナム国立交通大学内)の金型工場と合わせ、金型製作から成形、組み立てまでを現地で一貫生産できる体制を構築する。新工場の延床面積は約330平方㍍。総投資額は約3000万円。日本企業などからの水質測定機器や照明器具の小型成形部品の受注獲得を目指す。