月別アーカイブ: 2018年4月

造幣局の「桜の通り抜け」始まる 夜間ライトアップ

造幣局の「桜の通り抜け」始まる 夜間ライトアップ

大阪の春の恒例行事、造幣局(大阪市北区)の「桜の通り抜け」が4月11日から始まった。17日まで、夜間はライトアップされる。
午前10時の開門と同時に、行列を作っていた大勢の人たちが次々と中に入り、さながら通勤ラッシュ時の電車の中のようだ。そんな中でも、足を止めて写真を撮ったり、桜を見上げて春のひとときを楽しんでいた。
造幣局の通り抜けは、明治時代から130年以上続く行事で、長さおよそ560㍍の並木道には遅咲きの八重桜を中心に134品種・349本の桜が見ごろを迎えている。期間中、70万人が訪れると見込まれている。

日立 インドの社会イノベーション事業拡大へ新会社発足

日立 インドの社会イノベーション事業拡大へ新会社発足

日立製作所のインドの統括会社、日立インド社はインドにおけるデジタル技術を活用した社会イノベーション事業を拡大するため、4月9日付でHitachi MGRM Net社を発足した。日立インド社が、インドでITサービス事業を手掛けるMGRM Net社の株式を取得し、Hitachi MGRM Net社へ商号変更したもの。同社の所在地はニューデリーで、出資比率は26%。
今後、MGRM Net社の行政サービスの電子化に関連するサービスプラットフォーム・アプリケーションと、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」を活用したデジタルソリューションを連携させることで、インド政府が主導する「Digital India」に貢献するソリューションを創出・提供していく。学校行政やヘルスケア、農業、保険などの多岐にわたる分野で、Digital Indiaに関連する案件の受注を目指す。

ヤクルト 比工場から中東5カ国へ「ヤクルトライト」供給

ヤクルト 比工場から中東5カ国へ「ヤクルトライト」供給

ヤクルト本社は、海外子会社の中東ヤクルト販売により、カロリー25%低減タイプの「ヤクルトライト」を中東地域のアラブ首長国連邦(UAE)で4月8日から販売開始した。また。近隣諸国のオマーン、バーレーン、カタール、クウェートでも準備が整い次第、ヤクルトライトの販売を開始する予定。中東5カ国ではヤクルトと同様、フィリピンヤクルトの工場からヤクルトライトを輸入して販売する。
スーパーマーケット等の小売店で、80ml×5本・ポリスチレン容器で、15ディルハム/5本パック(約434円)。2018年度販売目標は1日1375本(中東地域全体)。

JESCOホールディングス ベトナムで3社目の会社設立

JESCOホールディングス ベトナムで3社目の会社設立

JESCOホールディングス(本社:東京都新宿区)の連結子会社JESCO CNS(本社:東京都中野区)は、1月10日付でベトナム当局からJESCO CNS VIETNAM COMPANY LIMITED(本社:ハノイ市)の設立認可を受け、4月5日付でベトナムにおける業務活動を行ううえで必要な認可手続きがすべて完了したと発表した。
これにより、JESCOグループのベトナム拠点はJESCO ASIA JSC(本社:ホーチミン市)、JESCO HOA BINH ENGINEERING JSC(本社:ホーチミン市)に加え、3社体制になる。
新会社の資本金は50万米㌦で、JESCO CNSが全額出資する。電気設備工事および電気通信設備工事の設計・積算、保守・メンテナンス等を手掛ける。

テクマトリックス タイ・バンコクに駐在員事務所開設

テクマトリックス タイ・バンコクに駐在員事務所開設

テクマトリックス(本社:東京都港区)は、ASEAN地域でのCRM事業展開のさらなる強化策の一環として、2018年4月9日付でタイ・バンコクに駐在員事務所を開設した。
急速に拡大するCRMシステム需要に対応するため販売代理店の支援を強化する。同時にASEAN地域におけるコンタクトセンター・ニーズの多様性、とくにLINE、facebookなどのSNS対応のニーズ調査も進め、ASEAN地域で幅広く使われるCRMソリューションを提供し、現地対応を強化していく予定。

住友商事 タイ・チョンブリ件に物流事業で新倉庫

住友商事 タイ・チョンブリ県に物流事業で新倉庫

住友商事(本社:東京都中央区)は、100%子会社、住商グローバル・ロジスティクス(本社:東京都中央区)を通じ、タイで運営する物流子会社Sumitomo Global Logistics(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンナ、以下SGLT)で、新たにチョンブリ県に1万平方㍍の自社倉庫を建設し、さらなる業容拡大に着手した。
新倉庫はタイ最大の貿易港レムチャバン港と自動車産業の集積が進む大手工業団地の中間にあるSGLTレムチャバン支店内に立地している。SGLTは1989年に設立。現在アマタナコンやプラチンブリなど5支店・7拠点のネットワーク構築、タイにおける総合物流サービスプロバイダーとしての地位を築いている。
SGLTがタイでオペレーションに携わる倉庫延床面積は約8万平方㍍で、新倉庫を合わせると9万平方㍍に拡大する予定。新倉庫の稼働予定は2018年7月中。

奈良・田原本町「唐古・鍵遺跡」史跡公園4/17オープン

奈良・田原本町「唐古・鍵遺跡」史跡公園4/17オープン

奈良県田原本町の唐古・鍵遺跡が「唐古・鍵遺跡史跡公園」として整備され、4月17日からオープンすることになった。同施設は、全国でも代表的な弥生時代の遺跡を保存するとともに、地域の観光拠点にしようと、田原本町が整備を進めてきた。
完成した施設のうち「遺構展示情報館」では、これまでの発掘踏査で見つかった弥生時代の大型建物の柱の跡を型取りした模型や、当時の集落の暮らしぶりが再現されたジオラマが展示されている。
また、唐古・鍵遺跡のシンボルとして、土器に描かれた絵をもとに復元された、平原にそびえ立つ高さ12㍍の「楼閣」もきれいに修復された。

関西最大の看護専門学校閉校へ 受験者数減で

関西最大の看護専門学校閉校へ 受験者数減で

大阪医師会によると、看護師を養成する関西の看護専門学校の中で最も学生数が多い「大阪府医師会看護専門学校」(大阪市天王寺区)が2019年入学する学生を最後に募集を停止し、4年後に閉校することが分かった。また、こうした基本方針に沿って、2019年入学する学生の定員をこれまでの半分の80人に減らす。
閉校の理由は①近年、大学の看護学部の新設が相次ぎ、受験者数が減少している②府や市から出ていた補助金が4年前までに大幅に削減された-などを挙げている。同校は昭和30年に設立された、在校生469人を擁する関西で最も学生数が多い3年生の看護専門学校。
関西では看護専門学校の閉校が相次いでいて、3月末には大阪府豊中市の専門学校が閉校したほか、2016年以降、京都府や滋賀県の専門学校も閉校や学生の募集停止を決めている。
日本看護協会によると、2年前、看護専門学校と大学の看護学部の応募者数が逆転、大学が上回る状況となっている。

JSR インド・グルガオンに現地法人設立し営業開始

JSR インド・グルガオンに現地法人設立し営業開始

JSR(本社:東京都港区)は、インドにおける合成ゴム等エラストマー製品の営業・マーケティング活動強化のため、ハリヤナ州グルガオンに現地法人、JSR Elastomer India Private Limitedを設立し、営業を開始した。新会社の資本金は1500万インドルピーで、出資比率はJSR99%、JSRトレーディング1%。
インドは現在、世界5位の自動車生産国で、タイヤ向け・自動車部品向けエラストマー製品および、低燃費タイヤ用溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)に代表される高機能製品の需要の高まりも期待される。

厚労省・タイ保健省 薬事規制で協力の覚書

厚労省・タイ保健省 薬事規制で協力の覚書

日本の厚生労働省とタイ保健省食品医薬品庁(タイFDA)は4月9日、東京で医薬品・医療機器等の規制に関する協力のための覚書を締結した。
日タイ両国はこれまで、アジア医薬品・医療機器トレーニングセンター等を通じ、薬事規制に関する協力・連携を図ってきたが、今回の覚書をさらなる規制緩和の足掛かりとする。
両国は4月26日、バンコクで第5回日・タイ合同シンポジウムをを開催する。