月別アーカイブ: 2018年5月

日本アジアG 台湾サイノテックと合弁会社設立

日本アジアG 台湾サイノテックと合弁会社設立

グリーン・コミュニティの実現を目指す日本アジアグループ(本社:東京都千代田区、以下、JAG)と傘下の国際航業は、台湾の大手建設コンサルタント企業(グループ14社)Sinotech Engineering Consltants,Inc.(本社:台湾、以下、サイノテック)と合弁会社ThinkTron Limited(興創知能股份有限公司、以下、TTL)を設立した。6月1日から事業開始する。
TTLは、国際航業の強みである地理空間情報技術と、サイノテックの強みである防災、電力、土木、建設、エネルギー、水資源管理の5分野を中心としたスマートソリューションの提供を行う。

カンボジアの「人材育成奨学計画」に無償資金協力

カンボジアの「人材育成奨学計画」に無償資金協力

カンボジアの首都プノンペンで5月22日、日本の堀之内秀久駐カンボジア大使とカンボジアのプラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣との間で、総額3億4200万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名が行われた。
これにより、最大26名のカンボジアの若手行政官が、日本の大学院に留学し学位(修士・博士)を取得することを支援するもの。この協力により育成された人材が、将来カンボジアの各分野で同国の開発課題の解決に貢献することが期待される。

ミキモト 中国・西安に8店舗目の直営店を開業

ミキモト 中国・西安に8店舗目の直営店を開業

真珠宝飾大手のミキモトはこのほど、陝西省西安に中国本土で8店舗目となる直営店を開業したと発表した。場所は西安の繁華街、永寧門(碑林区)で、今年オープンした高級百貨店「西安SKP」の1階。店舗面積は約35平方㍍。内陸部の富裕層の間でのブランド認知度の向上と、それに伴う売り上げ確保を目指す。
ミキモトは2004年に上海で中国本土1号店をオープンし、その後、北京、四川省成都、江蘇省南京、天津に出店。上海と北京にそれぞれ2店舗を開設している。NNA ASIAが報じた。

与謝野晶子直筆の”歌人・晶子”誕生前の未発表和歌見つかる

与謝野晶子直筆の”歌人・晶子”誕生前の未発表和歌見つかる

“歌人・晶子”誕生以前の、大阪・堺市在住時代、与謝野晶子が東京で離れて暮らす兄に会いたい気持ちを詠んだ未発表の和歌が見つかった。
和歌は晶子が兄・秀太郎の妻に宛てた手紙の中で見つかった。堺市が兄の遺族から手紙を借りて調べた際に見つかり、天理大学の太田登名誉教授に依頼して手紙の内容を分析したところ、晶子が与謝野鉄幹と駆け落ちして実家と絶縁する前の、明治31年7月に詠まれた未発表の和歌で、直筆で現存するものとしては最も古いことが確認されたという。
和歌は「よひよひに 天の川なみ こひながめ 恋こふらしとしるらめや君」と詠んでいる。商家の堺でともに過ごし、結婚して上京した兄から連絡が来ないもどかしさを、天の川を題材にし詠んだもので、専門家らは仲が良かった時期の兄妹関係を示す貴重な資料と話している。

万博誘致へ超党派の議員連盟が関西駐在総領事らに支持要請

万博誘致へ超党派の議員連盟が関西駐在総領事らに支持要請

大阪府議会の超党派の議員連盟は2025年万博の大阪誘致に向け、関西に駐在する各国の総領事らに支持を要請する活動を始めた。
議員連盟は5月22日、堺市の大阪ベトナム総領事館を訪問し、ブ・トーアン・ハイ総領事と会談し、支持を訴えた。ハイ総領事は大阪が掲げる万博のテーマに理解を示し、「大阪開催が実現すれば必ず成功するだろう」と語った。
同議員連盟は5月中に米国やドイツなど関西にある10カ国の総領事館を訪問し、支持を要請する予定。

シルバー人材センターに派遣労働依頼4年で3倍以上

シルバー人材センターに派遣労働依頼4年で3倍以上

NHKが今年2月に全国のシルバー人材センターを対象に実施したアンケート調査によると、シルバー人材センターに派遣労働の依頼が殺到しており、4年間で3倍以上に増えていることが分かった。
人手不足が深刻化していることを反映したもので、派遣労働依頼の1カ月当たりの人数は全国で合わせて延べ43万人に上り、4年間で3.4倍に増えている。派遣労働の内訳はスーパーの品出しやレジ打ちなどの業務が最も多く、次いで工場での加工や運搬などの業務が18%、介護施設や幼稚園の送迎が12%などと続いている。
シルバー人材センターはおよそ73万人が会員となっている、高齢者の生きがいづくりを目的とした公益法人。こうした派遣依頼に対応、全国の900カ所余が会員を「労働者」として企業などに派遣していると回答している。

香港エクスプレス 熊本-香港間の定期便運航開始

香港エクスプレス 熊本-香港間の定期便運航開始

香港を拠点とする航空会社、香港エクスプレス(本社:香港)は5月20日、熊本と香港を結ぶ定期便の運航を開始した。今後、毎週木曜日と日曜日に週2便で運航する。
香港エクスプレスは今回の定期便就航に合わせ、運賃を片道1万780円からに設定した。この運賃は10月25日までの旅行期間に適用される。

ボイラの三浦工業 タイ・バンコクに営業所開設

ボイラの三浦工業 タイ・バンコクに営業所開設

産業用ボイラーの大手、三浦工業(本社:愛媛県松山市)のグループ会社、三浦工業(タイ)は、4月1日からタイのバンコクに営業所を開設したと発表した。
産業用各種ボイラの需要拡大に伴い、バンコクおよびバンコク北西部の営業・メンテナンス需要に応える。各種ボイラ、水処理装置等の販売およびメンテナンス事業、ボイラ用薬品の製造・販売を担う。

NEC インドの物流可視化サービス企業を支援

NEC インドの物流可視化サービス企業を支援

NECは、インドで物流可視化サービス事業を運営するDMICDCロジスティクスデータサービス社(以下、DLDS)が推進するロジスティクスデータバンク(以下、LDB)プロジェクトを支援する。
このため、ビッグデータ分析プラットフォーム「Data Platform for Hadoop(以下、DPH)」と、プロフェッショナルサービス「データインテグレーション・分析サービス」を提供し、DLDS社のデジタルトランスフォーメーション実現をサポートする。
今回LDBプロジェクトでNECのDPHとデータインテグレーション・分析サービスを活用することで、統合分析プラットフォームを構築。これにより、従来2週間かけて手作業で作成していた月次/年次のレポートをワンクリックで自動生成するなどレポート作成期間を短縮できるほか、データ分析の工数を約70%削減した。

ダイキン ベトナムで空調機の新工場が本格稼働

ダイキン ベトナムで空調機の新工場が本格稼働

ダイキン工業(本社:大阪市北区)の子会社、ダイキンエアコンディショニングベトナム(本社:ベトナム・ホーチミン市)は、ハノイ近郊に空調機の工場が完成、このほど本格稼働を開始した。
新工場は空調機の組み立てから、技術者の訓練や育成の機能も備えた、ベトナム初の本格的な空調機の生産工場。所在地はフンイエン省イエンミー県第2タンロン工業団地。敷地面積21万平方㍍、建屋面積2万8000平方㍍。投資額約80億円。住宅用エアコンを生産する。