月別アーカイブ: 2018年6月

スズキG 中国・昌河鈴木の全持分を昌河汽車へ譲渡

スズキG 中国・昌河鈴木の全持分を昌河汽車へ譲渡

スズキは、中国の持分法適用会社、江西昌河鈴木汽車有限責任公司(以下、昌河鈴木)のスズキグループ保有の全持分(46%)の昌河汽車への譲渡を完了した。
昌河鈴木は1994年8月、昌河飛機工業公司、岡谷鋼機およびスズキの3社で設立した合弁会社。1995年6月からスズキブランドの四輪車の生産・販売を行ってきた。ただ、昌河鈴木の事業は近年、販売不振で経営的に厳しい状況が続いていた。
今回スズキグループおよび岡谷鋼機が保有する全持分を昌河汽車に譲渡することで合意して、その手続きを進めていた。

ソフトバンク インド太陽光発電事業に巨額投資へ

ソフトバンク インド太陽光発電事業に巨額投資へ

ソフトバンクグループは、インドのモディ政権が推進する太陽光発電事業に6兆~10兆円規模の投資を提案し、最終的な調整を進めていることが分かった。
同社はインド政府の支出額に応じて600億ドルから最大で1000億ドル規模の投資を提案しており、近く合意する見通しだ。投資資金については、同社が2017年5月、サウジアラビアの政府系ファンドから出資を受けて設立したファンドから拠出する方針という。

阪急阪神不動産 タイで第4号プロジェクトへ参画

阪急阪神不動産 タイで第4号プロジェクトへ参画

阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)は、タイのマンション分譲事業として第4号案件となる「(仮称)Bang Na(バンナー)プロジェクト」に、タイの不動産デベロッパー、セナ・デベロップメント(本社:タイ・バンコク、以下、セナ社)と共同で着手する。
第4号案件、バンナ―プロジェクトの所在地は、サムットプラカーン県・バーンプリー郡。敷地面積6224平方㍍で、総戸数約790戸のマンションで2020年12月竣工予定。平均販売価格は約280万バーツ(約950万円)で、約2億バーツ(約75億円)の総売り上げを見込む。
阪急阪神不動産とセナ社は、タイで共同でプロジェクトを推進しており、タイ国内での分譲マンション事業参画戸数は今回分を含め3600戸超となる。
阪急阪神不動産は現在、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアの5カ国で住宅事業に参画している。

プラス 介護施設専用デリバリで吉野家のうなぎ蒲焼き受注開始

プラス 介護施設専用デリバリで吉野家のうなぎ蒲焼き受注開始

プラス(本社:東京都港区)は、介護福祉施設専用デリバリーサービス「スマート介護」で、吉野家の業務用新商品、介護食用うなぎ蒲焼き「吉野家のやさしいごはん うなぎの蒲焼き」の先行受注を6月15日から開始した。
同社のスマート介護では、咀嚼・嚥下機能が低下している高齢者にも、本来の味を楽しめる「吉野家のやさしいごはん」を2017年2月に発売。第1弾「牛丼」、第2弾「豚丼」は施設での記念日や季節の行事などイベント時の食事として好評で、今回はその第3弾となる。
うなぎの蒲焼きには「やわらかいタイプ」「きざみタイプ」「1本焼き」があり、通常タイプの12食入りなら、1食あたり820円(税抜き)。

民泊満足度全国1位は和歌山県新宮市 エアビーアンドビー

民泊満足度全国1位は和歌山県新宮市 エアビーアンドビー

世界最大手の民泊の仲介サイトを運営する米国のエアビーアンドビーは、日本国内の民泊施設を市町村別に利用者の満足度を調べたランキングを公表し、和歌山県新宮市が全国1位となった。2017年3月~2018年4月末までの利用者の満足度をまとめた。
新宮市内の民泊を利用した人の半数以上が米国、フランスなどの欧米を中心とした外国人観光客で、世界遺産の「熊野古道」に近いことや、改装された古民家に泊まって田舎暮らしを体験できることなどが高く評価されたという。
2位は長野県白馬村、3位は岡山県倉敷市だった。

平城宮跡で大規模な調理場跡 “宴”開かれた跡

平城宮跡で大規模な調理場跡 “宴”開かれた跡

奈良文化財研究所によると、奈良時代の平城宮跡(奈良市)で火を使って煮炊きした大規模な調理場だったとみられる跡が見つかった。
同研究所の発掘調査で今回見つかったのは、平城宮跡の東にあたる皇太子の宮殿などがあった東院地区。建物があった場所に直径40㌢ほどの焼けた土が4カ所一列に並んで見つかったほか、大量の炭が確認された。周辺からは奈良時代の皿やお椀などの土器が数多く見つかっている。昨年はこの近くで洗い場とみられる跡も見つかった。平城宮跡で調理場とみられる跡が見つかったのは初めて。
古代の歴史書「続日本紀」には、この地区で天皇や貴族がたびたび盛大な”宴(うたげ)”を開いたという記述がある。

安売りの「スーパー玉出」事業売却へ

安売りの「スーパー玉出」事業売却へ

破格の「1円セール」など関西地域で格安店として知られる玉出ホールディングス(本社:大阪市西成区)は、食品スーパー「スーパー玉出」を大阪市内の会社に7月にも売却する方針を固めた。
売却先は、鶏卵生産大手のイセ食品(埼玉県鴻巣市)の関連会社が出資する大阪市内の企業という。屋号や雇用は当面維持される見通しだが、不採算店は順次閉鎖される見込み。

タイ・バンコクの日系クリニックが「DYM」へ名称変更

タイ・バンコクの日系クリニックが「DYM」へ名称変更

タイ・バンコクのRQ49モール4階で運営されている日系クリニック「セントラルグリーン ジャパニーズクリニック」が6月1日から、「DYM Health Check Up Clinic(ディーワイエム ヘルスチェックアップ クリニック)」に名称変更した。
同クリニックは、タイにおける日本式医療の充実に貢献し、タイに住む日本人や旅行者の健康増進をサポートする。同クリニックを運営しているのは、WEB事業や人材事業、海外医療事業を行うDYM(本社:東京都品川区)の関連会社、DYM Medical Service Co.,Ltd.(本社・タイ・バンコク)。

山田コンサルティングG ベトナム・ホーチミン市に子会社

山田コンサルティングG ベトナム・ホーチミン市に子会社

山田コンサルティンググループ(本店:東京都千代田区)は、顧客の海外事業に対する様々なコンサルティングニーズに対応するため、ベトナム・ホーチミン市に100%出資による子会社を設立する。
新会社「YAMADA Consulting&Spire Vietnam Co.,Ltd.」の資本金は1000万円で、6月20日設立予定。

日本山村硝子 台湾のKINIK社と合弁契約締結

日本山村硝子 台湾のKINIK社と合弁契約締結

日本山村硝子(関西本社:兵庫県尼崎市)は6月15日付で台湾の中國砂輪企業股份有限公司(以下、KINIK社)と、合弁契約を締結したと発表した。両社は2017年12月、光通信市場向けレンズ事業で合弁会社を設立することで基本合意し、協議を続けていた。
合弁会社「台彎山村光學股份有限公司」(YAMAMURA KINIK OPTICAL CO.,LTD)の資本金は3000万台湾ドル(約1億1100万円)で、出資比率は日本山村硝子70%、KINIK社30%。2018年7月設立、事業開始の予定。光通信市場向けレンズキャップの生産・販売を手掛ける。