月別アーカイブ: 2018年9月

メック 中国に電子部品製造用薬品の子会社設立

メック 中国に電子部品製造用薬品の子会社設立

メック(本社:兵庫県尼崎市)は9月20日、中国の電子基板産業の拡大による同社薬品の需要増大を想定し、既存の華東地区の子会社、美格特殊化学(蘇州)有限公司の約3倍の生産能力を有する子会社を設立すると発表した。
新会社は「美格特殊化学(常熟)有限公司」(予定)で、資本金は18億円で、メックが全額出資する。2019年11月に設立し、2021年10月に操業開始する予定。なお、既存の子会社、美格特殊化学(蘇州)有限公司は、機能移転後に閉鎖する予定。

博報堂 フィリピンのBCI社とeNAV社の株式取得

博報堂 フィリピンのBCI社とeNAV社の株式取得

博報堂(本社:東京都港区)は9月20日、フィリピンのブランドエージェンシー、ビギニング・コミュニケーションズ(本社所在地:マニラ、以下、BCI社)と、イベント会社、イーナブ・ロジスティックス・マネジメントサービス(本社所在地:マニラ、以下、eNAV社)の2社の株式を取得したと発表した。
博報堂グループは、今回の2社がグループの一員となることにより、年6~7%の高い経済成長の維持が見込まれるフィリピン市場で、統合マーケティングの対応力を強化し、日系企業、ローカル企業問わずクライアントへ高品質なサービスを提供していく。

サッポロ 10月から中国向け輸出再開へ ABI社と協働

サッポロ 10月から中国向け輸出再開へ  ABI社と協働

サッポロビールは2018年10月から、中国市場向けに輸出を再開し本格的に市場参入する。中国におけるブランド確立を目指し、Anheuser Busch InBev N.V.(ABI)社を総代理店として、すでに北米・アジア・欧州等の市場で販売している「サッポロプレミアムビール」の販売委託を開始する。
中国は世界最大のビール消費国で、とくに輸入ビールブランドが属するプレミアムセグメントは劇的な伸長を続けている。このプレミアムセグメントで圧倒的な存在感を持つABI社と協働し、本格参入することになった。
中国市場で2022年に100万ケース(大びん633ml×20本換算)の販売を目標とする。販売エリアは上海、北京など中国沿岸部を中心とした都市部。

オリックス 中国の大手国有企業「首鋼集団」と戦略提携

オリックス 中国の大手国有企業「首鋼集団」と戦略提携

オリックス(本社:東京都港区)は9月20日、中国・北京市政府が株式を100%保有する企業グループ「首鋼集団有限公司」(本社:北京市、以下、首鋼集団)と、中国国内におけるインフラ運営をはじめとする多面的な事業分野での協業を目的とした戦略的提携合意書を締結したと発表した。
首鋼集団は鉄鋼事業を祖業として1919年に設立され、現在は様々な分野で幅広く事業を展開している国有複合企業。
今回の提携による取り組みの第一弾として、北京市などで駐車場の運営・管理事業を手掛ける上場子会社の「首長国際企業有限公司」(本社:香港、以下、首長国際)に対して出資。香港の現地法人、ORIX Asia Capital Limitedを通じて、首長国際の第三者割当増資を引き受け、発行済み株式(増資後)の6.3%を取得した。
今後も両社の得意とする分野でのビジネスノウハウを生かし、環境、医療、介護など様々な領域での協業や新規事業の創出、成長が期待される企業への共同投資など幅広い分野での事業連携を検討していく。

JICA ベトナム「幹部研修プロジェクト」討議議事録に署名

JICA ベトナム「幹部研修プロジェクト」討議議事録に署名

国際協力機構(JICA)は9月20日、ベトナムの首都ハノイで同国政府との間で、技術協力プロジェクト「戦略的幹部研修プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
これはベトナムの共産党・政府の幹部および幹部候補生を対象とした人材育成プログラムの一環として、短中期の研修を行うもの。5年間で500名を日本に招き、公共政策、経済、公務員倫理等に関する研修や日本側関係者(政府、経済界、学界)との意見交換を通じ、ベトナムの行政改革を担う次世代リーダー育成を支援する。実施予定期間は2019年4月~2024年3月。

ベトナムのNo.2クアン国家主席が病没、61歳

ベトナムのNo.2クアン国家主席が病没、61歳

ベトナムの国営メディアによると、同国のチャン・ダイ・クアン国家主席が9月21日、病気のため首都ハノイの入院中の病院で亡くなった。61歳だった。
共産党による一党支配で、集団指導体制をとっているベトナムでは、国家主席は最高指導者の共産党書記長に次ぐNo.2にあたる。

ABCクッキングスタジオ 上海に中国最大のスタジオ

ABCクッキングスタジオ 上海に中国最大のスタジオ

ABCクッキングスタジオはこのほど、中国・上海市内の高級ショッピングモールに環貿iapmの地下2階に中国最大のスタジオをオープンした。
同スタジオは通常の他のスタジオとは異なり、①ショッピングモールの営業時間に合わせ午後11時までのサービスの提供が可能②入口に食材や小物などを販売するスペースを設けている③新しいコンセプトである「アンフィニティ・リンク」のスペースが開設されており、同スペースはダイニングスペースのほか、ミーティングやワーキングスペースとしても利用可能-などの特徴がある。
同社の店舗は世界に156店舗ある。日本に125店、香港、マレーシア、韓国、中国などに出店。2018年9月現在、中国には7都市に出店しているが、今後新たに鄭州、アモイなどにスタジオをオープンする予定で、2018年末には20店舗に達する見込みだ。

中部電力など高齢者への声掛けサービスで実証実験

中部電力など高齢者への声掛けサービスで実証実験

中部電力(本社:名古屋市東区)とユカイ工学(本部:東京都新宿区)およびプレステージケア東海(本社:名古屋市中区)は9月19日、「BOCCO(ボッコ)」を使用した高齢者向け声掛けサービスの実証実験を10月22日から開始すると発表した。
3者は家族と離れて暮らす独居高齢者に対する認知症予防や孤独感、不安感の解消、日々の生活支援、また家族や高齢者施設のサポートなど二つ上がる取り組みについて検討している。
実証実験では、自宅や高齢者施設に住む高齢者を対象に平日の昼間、中部電力のオペレーターがBOCCOを通じて声掛けし、高齢者の生活支援や認知症の予防などにつなげる。また、やり取りの内容を家族や高齢者施設職員のスマートフォンなどに通知し、家族に安心を提供するとともに、高齢者施設職員の負担の軽減(巡回の省力等)につなげる。
今回の実証実験の特徴は、既存のソフトを機能拡張し、一人のオペレーターから同時に複数の高齢者に声掛けを可能とするソフトを開発し、活用すること。

ルミネ 12月ジャカルタに海外2店舗目オープン

ルミネ 12月ジャカルタに海外2店舗目オープン

ルミネ(本社:東京都渋谷区)は2018年12月、インドネシアの首都ジャカルタに「LUMINE JYAKARTA(ルミネ ジャカルタ)」をオープンする。海外では2017年11月に開業した「LUMINE SINGAPORE」に続き2店舗目となる。
今年は日本とインドネシアの国交樹立60周年。ルミネ ジャカルタのオープンをきっかけに、日本とインドネシアのさらなる文化・人的交流の発展とファッション文化の醸成を目指す。

キングジム 香港の子会社が中国・深圳市に孫会社

キングジム 香港の子会社が中国・深圳市に孫会社

キングジム(本社:東京都千代田区)は9月19日、連結子会社の錦宮(香港)有限公司が、中国広東省深圳市に新たな孫会社「錦宮(深圳)商貿有限公司」を設立すると発表した。
新会社の資本金は200万人民元(約3250万円)で、錦宮(香港)有限公司が全額出資する。同社と同様、新会社は中国への電子製品商材の販売拠点の深圳市で、電子製品機器などの販売、並びに開発・調達関連業務の受託を担う。2019年1月7日事業開始の予定。